ことでん「長尾駅」から香川東部養護学校方面へ向かって車を走らせると、
なにやら可愛いウッドデッキのあるお店を発見。
実はここ、自宅をリノベーションして作った新しいカフェなんです!
2020年4月3日(金)オープン
「cafe Pause(ポーズ)」
家族をはじめ地元の人が作る季節の野菜や果物を使ったランチ&スイーツで、体も心もホッと小休止。
小さなこだわりがぎゅぎゅっと詰まったおうちカフェ
「cafe pause」の魅力をご紹介します。
さぬき市長尾、ことでん「長尾駅」の北側にやってきました。
駅からさほど離れないうちにのどかな田園風景が目の前に広がり、
ゆったりとした時間が流れています。
「香川県立香川東部養護学校」の手前までやってくると、ウッドデッキのある1件のお家を発見!
カフェのような立て看板にオープンガーデンのテーブルセット。
そう、ここは…
2020年4月3日(金)にオープンしたばかりのカフェ
「cafe pause」さんなのです〜!
おうちの一角をリノベーションした「cafe pause」さん、
ウッドデッキの花やたくさんの緑が優しく出迎えてくれます。
グリーンの扉から中に入ると、これまた優しい木目の床に、木のテーブルセット。
絵本で読んだ、森の中の一軒家にお邪魔したような暖かい雰囲気。
テーブルも椅子も地元の大工さんにお願いして仕立ててもらった家具なのだとか。
まさかここがもともと和室だったとは、、、
言われるまでわかりませんでした!!
(写真右:店主の山近緑さん、写真左:緑さんのお姉さん)
店内の席は全部で13席。
オープンカウンターからは店主の山近緑さんとお姉さんが淹れるコーヒーの香りや
美味しそうなランチを作る音がダイレクトに届きます。
「cafe pause」の店主・山近緑さんは、
「近所の人にふらりと立ち寄ってもらって、
コーヒーを飲んで、お話して、元気になってもらえるカフェにしたいなと思っています。
なので店名も『立ち止まる』と言う意味の『pause(ポーズ)』にしました。」
とお話されていました。
実は山近さんは、20年来 歯科衛生士として働いていらっしゃいます。
そんな山近さんが、仕事と子育ての息抜きにと楽しんでいたのが、ケーキ作りとパン作り。
教室に通ったり、独学でレシピを追求するうちに「いつかはカフェをやりたい」という夢ができたのだそう。
小さかった子どもが独立したことをきっかけに、
野菜を作っている両親が元気なうちに何か一緒にできないか?と考え、
自宅一角での「おうちカフェ」という形が仕上がりました。
(写真右:店主の山近緑さん、真ん中:山近さんのお母さん、写真左:山近さんのお姉さん)
取材の日も山近さんのお母さんが新鮮な地元のイチゴを持ってお店にひょっこり。
写真には写っていませんが、お父さんは季節の野菜を作ってお店に届けてくれるのだそう。
玉ねぎ、キャベツ、ニンニク、レタス、パセリ、レモンなど、
畑の野菜はすべてカフェのランチに使われています。
嬉しいことにカフェが始まったことで、お父さまがより一生懸命野菜を作ってくれるようになったのだとか。
ここで「cafe pause」のメニューもご紹介!
モーニング(9:00〜11:30)、ランチ(11:30〜14:00)、スイーツ、ドリンクといったメニューがあり、
一番人気なのは「おまかせランチプレート(950円)」。
メインのおかずプレートと野菜たっぷりの小鉢3種に野菜、ご飯、お味噌汁、
そして食後のドリンクとミニデザート(ミニだけどボリュームあり)がセットになっています。
山近さんのお父さんが作られた野菜は、季節によってこのプレートで形を変えて活躍します。
メインもエビフライや生姜焼き、ハンバーグなど、ボリュームもあり美味しそう!
ランチプレートは1日10食〜15食の限定です。
さらに「プラスワンランチ(880円、サラダ・ドリンク付)」と言って、
カレーやパスタなどのボリュームのあるものがメインのランチもありますよ。
そしてケーキ作りがお得意な山近さんが作るスイーツもおすすめ。
ランチをオーダーするとミニデザートとして食べられますが、
単品やデザートプレートとしてもオーダーできます。
こちらは「デザートプレート(750円、ドリンク付)」。
季節のイチゴをオーブンで焼いたものを生地に混ぜ込んだ「いちごシフォンケーキ」と、
チョコ好き大満足の「ショコラテリーヌ」。
シフォンケーキはフワッフワで、テリーヌは濃厚ねっちり食感で本格的!
添えられたイチゴジャムももちろん地元のいちごで山近さんが手作りしたもの。
とても優しい味わいで、体にすうっと入ってくるような気がするのは、
きび砂糖や黒糖など体によい食材を使っているからなのだそう。
そしてモーニング(550円〜、サラダ・ドリンク付)では自家製の食パンを使ったトーストモーニング3種類が。
とてもボリューミーで美味しそう!
どの時間帯に訪れても、手仕事と食材の力が生きたメニューが味わえるのが嬉しいものです。
さらにランチやスイーツを乗せるお皿にもこだわりが。
山近さんが丹波まで足を運び、仕入れて来たという丹波焼「雅峰窯」の食器たち。
美しい色合いと文様が食材を更に美しく見せてくれます。
何気ない食器へのこだわりも、日常のワンシーンに登場するだけで心がほぐれるもの。
より落ち着いた時間を過ごせるように陰ながら活躍しているのが、この焼き物なのだなと感じました。
さて、近辺に飲食店が少ないご近所のみなさんの反応はというと、
朝ごはんをおうちで食べた後やゲートボールを終えた後のコーヒーを飲みに来てくれたり、
ランチを楽しみに毎日来てくれる人もいるのだそう。
(「cafe pause」山近さん)
「まだオープンしたばかりですし、4月中にいろいろチャレンジして、
5月から本格的にやっていきたいと思っています。
中でも家族が作る野菜を使ったおまかせランチはオススメ。
ランチを食べた後は、手作りのミニスイーツも楽しんでもらえたらと思います。」
駐車場はお店の前に6台分あり!
こちらの空き地に6台分あります。
気になるランチメニューは「cafe pause」のInstagramでも発信中です!
↓
cafe pause(カフェ・ポーズ)
場所/香川県さぬき市長尾西473-5【地図】
アクセス/ことでん長尾駅から徒歩5分
営業時間/9:00〜17:00
定休日/不定休 ※4月25日〜5月6日は臨時休業
駐車場/6台(店向かいにあり)
お問合せ先/0879-52-3351
Instagram → https://www.instagram.com/cafe_pause0403/