さぬき市の玄関口である「JR志度駅」。
この春、駅構内にちょっとした変化がありました!
2階の連絡通路に行ってみると、
今まで何も入っていなかった木枠の中に、
なにやら源内さんがいっぱい!
実はこれ、
9年前に小学生たちが描いた
「源内さんの姿と源内さんに贈った手紙」。
志度の源内通りに9年間看板の形で掲示されていたものをまとめ、
この春ここにやってきました。
子どもたちが描く源内さんの生き生きとした姿に元気をもらえますよ♪
さぬき市志度、国道11号線沿いにある「JR志度駅」にやってきました。
外壁には「平賀源内生誕の地 さぬき市」という垂れ幕が掲げられていますが
この志度がまさに江戸時代の奇才、平賀源内の生まれ故郷。
駅から数分歩けば、源内の生家である「平賀源内旧邸」や「平賀源内記念館」
そして源内と言う名のついたお菓子やお酒、お茶などを販売する地元のお店に出会えます。
そんな「JR志度駅」。
初めて訪れた方にはぜひ見ていただきたい、お江戸の街並み風の連絡通路。
昨年度までの5年間にわたり行われていたさぬき市活性化プロジェクトにより
改札から出た途端、源内が生きた江戸時代を感じられるように手作りのリノベーションが施されています。
志度駅に入ってくる汽車も、源内にかかれば「うどん」の如く。
この窓から眺めると、どんぶりにツルリと麺が落ちていくように見えるというカラクリもあるんですよ〜。
さて、通学通勤で利用している方にはおなじみの風景になっていますが、
この春、改札がある2階の連絡通路にちょっとした変化がありました。
木枠の中にご注目!!
新しいポスターが2枚、掲示されました!
その名も
「そうだったのか!? 源内さん
〜小学生が源内さんに贈るメッセージ〜」
2011年、志度高校商業科が行った小学生向けの夏休みプログラム「げんない学園」にて、
『君の描いた絵が街の看板に?』という授業があり、
それに参加した小学生たちが描いた絵と手紙をまとめたポスターなのです!
これらは2011年から今年の3月まで、
上の写真のように志度駅前から志度寺門前通り「源内通り」に9年間掲示されていました。
昨年度に新しい街の看板を作ることが決まったのをきっかけに取り外され、
改めて2枚のポスターにまとめられたのです。
9年前の小学生が描く源内さんたち。
じっくり読んでみると、
「源内さんのように大きな夢を持ちたい」
「源内さんのようにいろんな勉強をしてみたい」
と、平賀源内のことを学んだからこその憧れの言葉がたくさん。
源内さんが生きていたら、彼らにどんなアドバイスを送ったのでしょうか?
この看板を描いていた小学生も、今は大学生に。
帰省した時にポスターを見て、
懐かしいな、源内さんのことをたくさん勉強したなと
思い出す人もいるのだろうなあと思いました。
「JR志度駅」2階連絡通路を歩く際には、ぜひこのポスターに注目してみてくださいね♪
そして新しく志度寺門前「源内通り」に掲げられる看板については、また後日詳しくご紹介します♪
お楽しみに!
JR志度駅のお楽しみポイントは他にもいろいろあります♪