外出自粛に入り、健康維持のために散歩が日課になってきた今日この頃。
広大な敷地の「みろく自然公園」で、そろそろアレが見頃かな?と
花散歩に行って来ました。
その場所に足を運んでみると…
珍しい「ハンカチノキ」が今年も見頃を迎えようとしていました!
他にもマンサクやクリスマスローズ、水仙、しだれ桜など
もう終わってしまったかな?と思っていた花たちにも出会えて癒しの散歩に。
公園を散策する気分で、写真をお楽しみください♪
さぬき市大川町にある「みろく自然公園」
園内には約250種の花木が約1万6千本植えられていて、
お散歩すれば何かしらの花に出会える「植物のテーマパーク」!
この時期は運動不足解消にとお散歩に足を運ぶ近所の人も多いのですが、
なんせ園内が広いので、「3密」を避けてお散歩できるのが嬉しいところ。
すれ違うときもみなさんお互いの距離を取られていました。
そして4月後半といえば!!
世にも珍しい「ハンカチノキ」が見頃を迎えているはず!
ということで、早速「ハンカチノキ」がある、「こぶしともくれんの谷」へ行ってみましょう!
ハンカチノキを見るなら、通常の公園入り口とは違う場所にある駐車場に車を停めるのがオススメ。
県道10号線から入れる「こぶしともくれんの谷」近くの駐車場に車を停めて歩きます。
県道10号線から奥の駐車場へ向かう入り口→地図はこちら
駐車場の前に川がありますが、川に向かって右側(西側)がハンカチノキゾーン。
向かって左側(東側)には藤棚、マンサクが見られます。
まずは「こぶしともくれんの谷」へ進んでみましょう。
場所はこちら → 【地図】
斜面になっている「こぶしともくれんの谷」。
年に数回訪れますが、秋には白や黄色、ピンクの彼岸花が見頃を迎える場所です。
その谷の真ん中に立つのが「ハンカチノキ」。
この時期に訪れると、周囲の木と同様新緑が美しく、どれがその木なのかわかりにくいのですが…
こちらの白い札がかかっているのが目印です。
見上げてみると、白いハンカチのようなひらひらがたくさん!!
これが「ハンカチノキ」です。
例年見るものより緑色なので、まだ開いたばかりの様子。
(写真:昨年4月23日頃のハンカチノキ)
完全に開ききると、こんな風に大きめの白い葉をひらひらと揺るがせます。
その姿がまるでおばけのようなので「幽霊の木」とも呼ばれているそう。
これ自体が花のように見えますが、
白いのは花びらではなく「苞(ほう)」という器官で、
実のようなものはたくさんの雄花と雌花なのだとか。
ハンカチノキは多くの実をつけるものの、花がつくまでに時間がかかるため、栽培に苦労するという木でもあるそう。
日本原産の木ではないので、国内では植物園などでしか見られないこともあり、
こういった親しみのある公園にあるのは珍しいのだとか。
これからひらひらとハンカチのように揺れる姿が5月ごろまで続きますので、
お散歩がてら眺めてみるのもおすすめです。
さて、それ以外にも見頃を迎えている花がたくさんありましたので
写真でご紹介しましょう!
「ハンカチノキ」に向かう途中の川沿いではマンサクが満開!
マンサクは見頃が長く、今がちょうど花のボリュームがある時期で見応えがあります!
気がつくと、園内のいろんな箇所でマンサクを楽しめますので、
お散歩がてら探してみてくださいね。
幻想的なマンサクの風景を見たいときは、マンサクの小径へ。
マンサクのトンネルはジブリの映画の世界のよう。
「こぶしともくれんの谷」の川向かいにある「藤棚」では、
まもなく藤が花開こうと準備をしているようでした。
まだ蕾の状態ですが、藤棚全体が花開くと圧巻だろうなあと感じました。
さて、その藤棚から遊具広場のほうに歩いていける細い遊歩道「クリスマスローズの小径」も歩いてみました。
アスレチックのある道に平行した山道で、木陰にあるためとても涼しい〜!
道端にはいろんな種類のクリスマスローズ!
こんなにたくさん見るのは初めてで、驚きましたが。
山の綺麗な空気と鳥の声に包まれて、気持ちの良い森林浴も同時に体験できます。
「クリスマスローズの小径」を抜けると、アスレチックのある道に合流。
その近辺はさざんかがまだ開花していて、赤い花びらの絨毯と花の両方を楽しむことができました。
さらに園内を散歩してみると、しだれ桜がまだ頑張って咲いていたり、
2月には見られなかった水仙が花開いていたりと、新しい発見もたくさん。
まだまだ外出自粛が続きそうな状況ですが、
花に出会い、気持ちの良い空気を吸い込んで
みんなで元気に乗り越えましょう!