毎年この時期は藤や芍薬、シャクナゲの綺麗な季節。
それらが咲き誇る、さぬき市多和の大窪寺近辺に行ってきました。
大型連休中の休業要請が解除され、門前通りのお店もオープン。
そして「八十八庵」さんもイートインを再開し、
近隣の方向けに裏山のシャクナゲ園の公開をはじめました。
今年のシャクナゲは表年といえるほどに豪華絢爛!
ひらひらと風にそよぐ花びらに囲まれるシャクナゲ園をご紹介します。
しかし今年のゴールデンウィークは新型コロナウイルスの影響でお客さんの数も少なく、
テイクアウトを始められるなど工夫されていましたが…
5月の大型連休には緊急事態宣言による休業要請があり、お店を閉められていました。
ただ、連休終了とともに県からの休業要請が解けたことを受けて、
5月7日から店内でのイートインが再びできるように。(これに伴いテイクアウトは終了しました)
駐車場から入ることができる八十八庵さんの裏山も、
近隣の方向けへ一般公開が再開しました。
春はしだれ桜が満開だった裏山も、今は2000本の「シャクナゲ」が見頃を迎える時期。
毎年4月中旬になると花を目当てに多くの方が訪れますが、今年は良い時期にクローズしていたこともあり、シャクナゲの様子が少し心配…。
ところが、「八十八庵」さんの店主 井川さんによると、
今年のシャクナゲは表年と言えるほどに立派!とのこと!
早速裏山のシャクナゲ園へ行ってきました〜!
裏山のシャクナゲ園へは、「八十八庵」の駐車場から行くことができます。
目的地のシャクナゲ園までは山道を大体歩いて7、8分ほど。
入ってすぐの山肌にもシャクナゲが咲き誇っていました!
毎度おなじみ、がっつり山道をどんどん歩いていきます。
しだれ桜の頃には普通の山道だった景色ですが、この時期にはあちこちにシャクナゲの花を拝むことができます!
豪華な花をたくさん咲かせるシャクナゲの花。
ツツジ科なので、ツツジに似たラッパのように開く花の形。
枝先に房状になって多くの花が開きます。
奥まで進むと、左右2つのシャクナゲルートに分かれます。
向かって右側、山の斜面を登る道は現在満開!
昨年は少し花が少なかったのですが、今年は行き先を覆うほどのボリューム。
クマンバチも開花に伴い増えるのですが、今年は少し少なめで、ゆっくりと楽しむことができました。
白、ピンク、濃いピンク色。
歩けば歩くほどに豪華絢爛な花に迎えられ、
自粛生活で沈んでいた心もぱっと明るくなります。
中にはもう散りかけのものもあり、ところどころにシャクナゲの道ができていました。
山の春の空気も、新緑の色合いもリフレッシュになり、
心地よい裏山散歩となりました。
最後にちょっと気になったのは「朴(ほお)の木」。
和食の「朴葉焼き」でおなじみの木ですが、花の香りがとても良いとのこと。
だいぶ高いところに白い花が2、3つ開いていましたが、これからたくさん花がつきそうな感じでした。
裏山では梅雨に向けてアジサイが花開きます。
その頃には少しウイルスの影響も減っていることを祈って…
「八十八庵」さんの裏山は一般公開されたとはいえ、新型コロナウイルス感染拡大防止のため
遠くからお越しいただくにはご遠慮いただきたい時期。
近隣の方はシャクナゲの残り少ない見頃を楽しみに、ぜひ足をお運びください。
さて「八十八庵」さん店内ではイートインが5月7日から再開したのを聞きつけて、
お昼頃にはお客さんもいらっしゃっていました!
「打ち込みうどん」はもちろん、おでんやお寿司、季節のごはんものもあります。
名物「打ち込みうどん」のテイクアウトは現在寒川工場にて平日のみ対応しています。
また、5月7日より、「カレー味の打ち込みうどん」もテイクアウトがスタートしました!
テイクアウト用カレー打ち込みうどん、おうちのコンロで出来ちゃいます!
IHコンロも対応ですよ〜!
また、「八十八庵」目の前の大窪寺では、大師堂前の藤棚が満開となっています。
こちらも疫病退散のお参りを兼ねて同時にどうぞ〜!
八十八庵
香川県さぬき市多和兼割93-1 【地図】