蒸し暑いなと感じるようになってきたら、
さぬき市では「ハナショウブ」と「蛍」のシーズン!
さぬき市長尾にある「県立亀鶴公園」に行ってみると、
園内のハナショウブが咲き始めていました!
黄色いハナショウブは満開!
白、薄紫、濃紫、さまざまな色のハナショウブがこれから6月中旬まで楽しめますよ〜!
今年のハナショウブの様子をご紹介します。
さぬき市長尾にある「県立亀鶴公園(きかくこうえん)」にやってきました。
花の季節はもちろん、普段からお散歩に訪れる方も多い場所。
宇佐神社のある「鶴が山」と宮池に浮かぶ「亀島」が約300mの桜の並木道で繋がれていて
桜の時期はライトアップされる並木道を楽しみに多くの花見客が集まりますが…
今年は新型コロナウイルスの影響でレジャーシートを敷いてお花見する姿は結局見られないまま見頃が終了。
4月、5月と私たちが外出自粛をしている間も公園の景色は移り変わり、
「ハナショウブ」の季節がやってきました。
「亀鶴公園」では毎年5月末〜6月中旬の間に、
園内の15000株、200品種のハナショウブが花開きます。
2020年5月27日(水)、公園に足を運んでみると…
駐車場側のハナショウブ園には、色とりどりの花が咲いていました!
まだ蕾のものも多いのですが、カラフルな風景を見られるのはちょうど今。
同じように見えても、実はちょっぴり違うハナショウブたち。
ハナショウブの品種は花の咲き方と栽培が盛んだった育成地で系統が分かれます。
ちなみに「亀鶴公園」で栽培されているハナショウブの種類は
・色とりどりの多彩な色調で、屋外用に改良されてきた「江戸系」
・室内鑑賞向きで、花弁が6枚のものが多い「肥後系」
・屋内観賞用に品種改良がなされ、花弁が垂れるのが特徴の「伊勢系」
・江戸中期以前の原種に近く、他系統との掛け合わせで作られた新品種「長井古種」
・海外で育成され、大ぶりの花が多い「アメリカ系」。
1つ1つをじっくり眺めて、違いを発見するのも楽しいですよ♪
スラッと天に向かって伸びる蕾の姿も美しいもの。
ハナショウブ園は常に美しく整備されていますが、
これはさぬき市シルバー人材センターの皆さんが
草抜きなどの細かい作業やこまめな水やりを1年通じて行なっているから。
今年も綺麗なハナショウブが見られたことに感謝しつつ、公園内を散策してみました。
「亀鶴公園」は緑が多く、亀島では森林浴もできるので、日々の疲れが癒されていくのがわかります。
ぜひあなたも週末のお散歩に「亀鶴公園」まで足を運んでみてくださいね。