梅雨の雨にも負けず、高校生たちが輝くマルシェ
「真清水市場」が今年も開催!
さぬき市にある「香川県立石田高校」の生徒たちが大切に育てた
花苗、野菜、加工品、卵が嬉しい価格で販売されるこの時期だけの市です。
今年は新型コロナウイルスの影響により、次回6月26日(金)で終了!
生徒たちから聞いたオススメの商品をご紹介します!
「真清水市場」は毎年5月末〜6月中旬の金曜日限定で
香川県立石田高校が行っている生徒主体の青空市。
石田高校の「生産経済科」「園芸デザイン科」が実習で作っている花苗、野菜、卵、加工品などを、学校すぐ近くの「ザ・ビッグ寒川店(さぬき市寒川町)」で販売。
レジや商品陳列、店長&副店長も各科の3年生が担当します。
今年は新型コロナウイルスの影響で臨時休校もあり「真清水市場」も開催されるか不安でしたが、
6月19日(金)、26日(金)の2回のみ開催が決定!
早速6月19日(金)の「真清水市場」に足を運んでみました!
梅雨らしい霧雨の金曜日。
「真清水市場」は雨でも開催されるので、迷いなく会場の「ザ・ビッグ寒川店(さぬき市寒川町)」北側駐車場に向かいます。
スタートは12:10からですが、11:50ごろに行くと会場前にお客さんがこんなに!
毎年足を運ぶリピーターさんも多い「真清水市場」。
今年の開催を待ち望んでいたのがよくわかります!
今回は新型コロナウイルス感染防止のため、
入場時の手消毒も用意してくれていましたよ〜。
12:10のスタート時間を前に行われるのは、恒例の店長挨拶。
今年の店長さんは、生産経済科3年の濱本愛華さん。
(生産経済科3年 濱本愛華さん)
「今年は新型コロナウイルスの影響で開催が2週のみとなりましたが、お買い物を楽しんでもらえたら嬉しいです。
数に限りがあるので、ご了承ください〜!」
と元気に挨拶!
そして、おすすめ商品も教えてくれます。
園芸デザイン科の野菜部門から届く新鮮なキャベツ、
果樹部門からは青梅、
造園部門からは季節のお花であるグロキシニアやマリーゴールドがオススメ。
生産経済科からは新鮮な卵、
そして石田高校秘伝の「焼肉のタレ」「ケチャップ」、
ゆずをふんだんに使った「ゆずぽん酢」がオススメされていました!
お客さんもカゴを握る手がアツくなります!
そしてオープン!
一気にお客さんが会場に流れ込みます!
これも「真清水市場」恒例の風景〜!
キャベツもレタス(美味タス)も1玉100円!
ニンニクも3個分で150円!
嬉しい価格〜〜!!!
季節の枝豆もあるし、見たことのないジャガイモも!!!
「グラウンドペチカ(デストロイヤー)」は見た目は赤いけど中は黄色いジャガイモ。
加熱するとホクホクなのでポテトサラダに!
お花はどれも生き生き!
綺麗に咲いているのを見ると、こちらも嬉しくなります。
お手入れの仕方も書いてくれているので嬉しい。
寄せ植えは毎年人気!
あっという間に売れてしまいます。
庭植えにいい小さなお花からひまわりまで。
元気な状態で並んでいますよ〜!
今年は苔玉もありました!
梅雨の癒し〜!
毎年この市でお花を買って庭に植えるという人も。
カゴの中が花でいっぱいという方が続出!
他にもバジル、シソ、ゴーヤなどの野菜の苗やブルーベリーの苗木が今年も販売されていました。
会場には先生もいらっしゃるので、育て方を気軽に聞くことができます。
この日はブルーベリーの苗木が4品種ありましたが、
「どのブルーベリーが大粒になる?」
「どれとどれを植えるとうまく育つ?」
と聞くお客さんも。
今年のお客さんにもお話をお聞きしてみましたが、
「石田高校に息子が通っているので、応援のためにも買いに来ましたが、いいものがたくさんあって、レジに2回並んでます。」
「いつも綺麗なお花が並ぶから毎年買いに来てるのよ。」
「ここのケチャップが好きで、仕事の休憩時間に来ました!」
などなど、みなさん石田高校印の野菜やお花、加工品の虜になってらっしゃる〜〜!
ちなみにこの日、あっという間になくなっていたのは、
秘伝の焼肉のタレ、青梅、卵(6個で100円!)、そして店長オススメのお花グロキシニアとマリーゴールドでした〜。
(写真:店長 生産経済科3年 濱本愛華さん)
「3年生になって初めて『真清水市場』の現場を見ることができました。
こんなにたくさんのお客さんが来てくれると思っていなかったです。
実習では養鶏、採卵をしているのですが、自分がとった卵がすごく人気で嬉しいです!」
今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、春は臨時休校が続いた石田高校。
生徒たちはその間、家で農業関連の小テストをこなしながらすごし、
学校の野菜やお花、動物たちのお世話は先生方がフォローしていたそう。
2年生になると自分で野菜、果樹、草花、造園、畜産などの一般管理実習が始まりますが
みんなどんな理由で今のコースを選択し、この先どこに進学して行くのか…
そのあたりも聞いてみました!
(写真中:店長 生産経済科3年 濱本愛華さん)
「石田高校では鶏を孵化させてひよこから育てるんです。
そのひよこが可愛くて養鶏に入ったんですが、最初はフンの匂いが辛かったですね。
今では全然平気になりました!
将来は畜産関係じゃないのですが、興味のあったデザイン関係に進学しようと思っています。
でも石田高校で学んだ3年のことはとても貴重でいい経験になったと思います。」
(写真右:生産経済科3年 溝渕瀬理加さん)
「養鶏コースはうさぎなどの小動物のお世話もできるので、それがやりたくて養鶏コースを選びました。
将来も動物関係のお仕事ができたらいいなと思います。」
(写真左:生産経済科3年 平野姫華さん)
「私は養豚コースなんですが、実は姉も同じ養豚を石田高校で選択していて、家で話を聞いている時から面白そうだなあと思っていたので選びました。
お世話は大変だけど、先生も優しいし、いろんな経験ができてよかったです。
将来は看護師を目指して進学する予定です。」
みなさん笑顔で楽しそうに実習の話をしてくれました!
将来、必ず農業畜産関係に就職・進学するわけではなくても
「真清水市場」を含む実習が生徒たちにとっては大切な時間になっていることがよくわかります。
「真清水市場」の人気の秘密。
それは、新鮮なものがお手頃価格で手に入るだけじゃなく、
生き生きと取り組む石田高校の生徒たちに会えるというのも大きな理由と感じました。
今年の開催は残り1回!
次回は6月26日(金)12:10〜14:00、
「ザ・ビッグ寒川店(さぬき市寒川町)」北側駐車場にて開催。
雨でもやりますので、ぜひ足を運んでみてくださいね〜!!!
【はみだし真清水市場】
実は「遊びの達人」スタッフも大好きな「真清水市場」。
毎年購入するのは「ケチャップ」!
この「ケチャップ」、香辛料が効いていて、ピザソースやパスタに使っても美味しいんです〜!
万能すぎていつもまとめ買いしたり、知り合いの方にお土産にしてしまうほど。
購入できるのは「真清水市場」と秋の「石高祭」くらいですので、この機会にぜひ一度ご賞味あれ〜〜!
【香川県立石田高等学校 真清水市場】
開催日時/2020年6月19日(金)、26日(金)12:10〜14:00
場所/ザ・ビッグ寒川店【地図】北駐車場(メガグリーン跡地)
問い合わせ先/香川県立石田高等学校(TEL:0879-43-2530)
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