さぬき市津田町、津田漁港近くにある
「安岐水産」のコンテナショップ「Cumi Umi(ちゅみうみ)」が
2020年7月4日(土)にリニューアルオープン!
営業日が土・日限定に変わり、「アオリイカ」のイカ天丼やアナゴ丼などの新メニューが登場!
さらに”お魚生活発信基地”として、地元のお魚を体感できるイベントが今後続々と開催予定!
7月4日(土)にはリニューアルオープン記念のアカエイ解体実演も行われました。
新しくなった「Cumi Umi(ちゅみうみ)」の楽しみ方をご紹介します♪
「Cumi umi(ちゅみうみ)」は、さぬき市津田町、津田漁協の北側にある水産加工会社「株式会社 安岐水産」の敷地内に昨年オープンしたお店。
「株式会社 安岐水産」はアオリイカを使用したイカソーメン製造日本一の老舗ですが、
「魚料理は好きだけど、毎日の食卓に用意するのはちょっと大変」
という方向けに、漁師さんや魚の仲卸さんと一緒に「お魚生活すすめ隊」を結成し、魚の美味しさを提案しています。
そのアンテナショップとしての役割を担うのがこの「Cumi Umi(ちゅみうみ)」!
毎日地元で水揚げされる魚を調理したお惣菜をテイクアウトできたり、アオリイカを使った焼きたてのイカ焼きをテイクアウトできます。
今年4月からは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、お店を休んでいましたが…
7月4日(土)、新メニューを携えてリニューアルオープン!
初日はお魚を体感できるイベントも行われると聞いて、早速行って来ました!
久しぶりに訪れる「Cumi Umi(ちゅみうみ)」。
濃いブルーのコンテナが曇り空の津田ふるさと海岸に映えています。
「Cumi Umi(ちゅみうみ)」とはインドネシア語で「イカ」という意味。
「安岐水産」で働くインドネシア人実習生の方からヒントを得てつけた名前であり、会社のイチオシであるアオリイカをしっかりPR!
そんなアオリイカを使った「イカ焼き」のテイクアウトが以前のおすすめでしたが、
今回のリニューアルでは2種のイカ焼きに加え、ご飯好きの方ががっつり食べられる丼メニューが2種類増えました!
リニューアルした「Cumi Umi(ちゅみうみ)」で食べるべき、買うべき新メニュー!
新メニュー1つ目の「イカ屋が本気で作ったイカす天丼」はワンコイン500円!(イートイン時には味噌汁つき)
オリジナルのソースをたらりとかけていただきます!
カリッとした天ぷら衣とふんわり柔らかいアオリイカの食感に、
ソースのアクセントとイカ天の下に敷かれたレタスのシャキシャキで食欲が増し、
思わずかきこんでしまいます。
海を見ながら食べられるこの場所ならではのシチュエーションもたまりません♪
2つ目の「瀬戸内のあなごはやっぱ最高だ丼(800円、イートイン時には味噌汁つき)」は、あなごの柔らかさにびっくり! 歯がいらない〜〜〜!
甘辛く煮詰めたタレがこれまた止まりませんが…
食べても食べてもあなごがある…その量の多さに嬉しくなります!
これらの丼はコンテナショップ中のカウンターでオーダーしてみてくださいね♪
さて、改めてコンテナショップの中を覗いてみましょう。
以前と同様に地元のお魚を使ったお惣菜がパック詰めで並んでいますが、
今回のリニューアルで「スーパーでは買えない、料亭の味を提供」というテーマにチェンジ!
天ぷらやフライには、出張料理人として活躍する「出張料理ヨコヨコ」の横岡史郎さんがプロデュースしたオリジナルソースが付いています。
この日並んでいたハモ天には「カレーソース」が。
お魚フライには「梅香るソース」。
ソースをつけることで、お惣菜からお店でいただくこだわりの味わいに変身!
冷蔵冷凍ケースには「安岐水産」さんがこの春に通販アイテムとして企画販売した冷凍商品「本格お魚料理キット」も新登場!
※「本格お魚料理キット」について詳しくはこちら→「お魚生活すすめ隊」監修! 超簡単『本格お魚料理キット』販売中!!@津田
私も以前お取り寄せした時に、家族全員の箸が止まらなかった「瀬戸内魚介蒸しオコゼのオイルソースがけ」もありましたよ〜〜!
すでに下処理してくれている地元のお魚に付属の調味料をかけて調理するもので、とても簡単。
調味料も「出張料理ヨコヨコ」の横岡さん監修なので本格的なお店の味わいに仕上がります。
お値段もお手頃ですし、時間がない時のストック食材としてもおすすめ!
毎日の晩酌が楽しみ!という方にオススメな新商品がこちら!
冷蔵ケースに新しく登場したのが「カップお惣菜」!
アイスクリームサイズのカップの中には、おつまみにちょうどいい量のお魚の一品が!
「安岐水産」さんのイチオシ、「アオリイカソーメン」。
今が旬の地だこ「さぬき蛸」を使った「さぬき蛸と夏野菜のマリネ」。
地元のおすすめ貝類ニシガイを使った「鳴門わかめとアカニシ貝の中華風ナムル」。
どれも1カップ300円という手頃さが嬉しく、『旬のお魚でこんな一品が作れるんだ』というヒントにも!
「Cumi Umi(ちゅみうみ)」でお魚を知る体験をしよう!
「Cumi Umi(ちゅみうみ)」は魚食文化を後世に伝える役割を担うコンテナショップ。
そのため、今後は子どもたちから大人までを対象にお魚を知るイベントがどんどん開催されますので、ぜひ家族で参加しましょう!
7月4日(土)のリニューアルオープン日にも面白い体験イベントが行われました!
それが「アカエイの解体ショー」!!
「アカエイ」。
それは今が旬の赤いエイ。
瀬戸内海や干潟のヘドロ質の海底に潜み、間違って尾を踏んでしまうと尻尾にある棘の毒に当たって大変な状態になることも。
香川でも頻繁に見かけ、地元で食べる習慣もありますが、他のお魚に比べてメジャーな食材ではないため、漁師さんも進んで水揚げすることがないのだとか。
しかしせっかくの旬。
これを捌いてみんなで食べてみよう!と解体ショーが行われることに!
捌いてくれるのは香川県高松市にある魚の仲卸業者「丸秀鮮魚」の片岡さん(写真右)。
なんと個人でお魚を捌く動画をyoutubeにアップし続けているのだそう!
(仲卸業 丸秀鮮魚の片岡さん)
「お店では『このお魚美味しいから食べてみて』っておすすめする人が多いんだけど、
その段階からもう一つ踏み込んで、
『こうやって捌いて、こんな料理にして食べてみて』っておすすめしてみると
次からそのお魚を買えるようになるんですよね。
だからこそお魚を捌く動画を撮ってみようと思ったんです。」
使命感たっぷりですが、とってもお話しやすい片岡さん。
子どもたちを前に、片手でエイやっ!とアカエイを持ち上げて見せてくれていました。
う〜ん、なんと立派な8パック!
今朝まで瀬戸内海を泳いでいたという10kgのアカエイですが、これでも普通サイズ。
本来は20kgくらいまで大きくなるのだそう!
上の写真で指差している表皮の部分はお財布に使われ、真ん中の部分は内臓と軟骨で食べるところはナシ。
ヒレに近い両翼部分が主に食べられるところなのだとか。
華麗なエイ捌きのスタート!
片岡さんが躊躇なくアカエイのお腹を上にして、
エイっ!とT字に包丁を入れたのち、内臓を取り出したら、
あっという間にヒレ周りのみになってしまいました!
これを食べやすい大きさにカットすれば、料理に使える状態に。
唐揚げや煮つけにして食べるのがおすすめだそう!
この日は「安岐水産」の調理場で唐揚げにしちゃいます!
テッテレー♪
「アカエイの唐揚げ〜特製にんにく醤油ソース〜」できあがり〜〜!
アツアツをいただきます〜〜〜!
カリっと揚がった衣に、にんにく香りたっぷりの甘辛いソースが絡んでウマーーー!
気になっていた身は白身魚や鶏肉の食感やあっさりとした味わいに似ていて、ヒレの部分は少し繊維質な感じ。
口の中に軟骨が時折当たりますが、気にしなければそのままパクっといけちゃいます。
柔らかいので子どもたちもパクパクと食べていましたし
唐揚げにしたり、濃い味付けにはとても合うことがわかったので、
次回スーパーで見かけた時にはアカエイを買って調理できる!と思いました!
瀬戸内沿岸に住んでいて、他地域の人たちよりたくさん魚に触れているつもりでしたが
まだまだ知らないことがたくさんあるのだなと感じ、ワクワクした解体ショー。
今後も「Cumi Umi」では様々な参加型イベントが開催される予定ですので、
ぜひ足を運んであなたも体験してみてくださいね!
そして店舗の目の前は津田の砂浜!
子どもたちは砂遊びや海遊び、磯遊びもできますし、
浜釣りやサビキ釣りに来る人も多い場所ですので、
海レジャーに来た際は「Cumi Umi(ちゅみうみ)」ランチしてみませんか?