2020年07月28日

竹を自由自在に操る達人たちの竹細工展がスタート!@寒川


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さぬき市長尾で活動を行う竹の達人たち「バンジョイ塾」。

夏恒例の『竹細工作品展示会』が今年も始まりました!

8月2日(日)まで寒川町の「21世紀館さんがわ」で開催中です。


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60名が作る300点もの作品は竹の性質と個性を活かしたものばかり。

知らなかった竹の表情を魅せてくれる

達人たちの技を楽しみに行きませんか?





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7月28日(火)〜8月2日(日)まで、『竹細工作品展示会』が行われると聞いて

さぬき市寒川町、さぬき市民病院東側にある「21世紀館さんがわ」にやってきました。



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この『竹細工展』は毎年夏休みの初めごろに、

長尾で活動している竹の達人グループ「バンジョイ塾」さんが作品発表の場として設けているもの。


「バンジョイ塾」では竹細工初心者のための『竹の学校』を行いつつ、

竹細工好きがお互いに情報交換しながら作品の腕を磨いています。


年に一度の作品展では竹を使った様々な作品が会場いっぱいに並びますが

その素晴らしさに感動して竹細工を作り始めるという方もいらっしゃるほど。


今年は会員90名のうち、60名の方が300点の作品を展示。

参加しているメンバーの年齢層が高校生から70代までと幅広いのにも驚きます。



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7月28日(火)〜8月2日(日)まで、『竹細工作品展示会』が行われると聞いて
さぬき市寒川町、さぬき市民病院東側にある「21世紀館さんがわ」にやってきました。
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この『竹細工展』は毎年夏休みの初めごろに、
長尾で活動している竹の達人グループ「バンジョイ塾」さんが作品発表の場として設けているもの。
「バンジョイ塾」では竹細工初心者のための『竹の学校』を行いつつ、
竹細工好きがお互いに情報交換しながら作品の腕を磨いています。
年に一度の作品展では竹を使った様々な作品が会場いっぱいに並びますが
その素晴らしさに感動して竹細工を作り始めるという方もいらっしゃるほど。
今年は会員90名のうち、60名の方が300点の作品を展示。
参加しているメンバーの年齢層が高校生から70代までと幅広いのにも驚きます。
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毎年、会場入ってすぐのスペースには会員全員で取り組む1つの大作が飾られますが、
今年は新型コロナウイルス感染対策のため、それができなかったとのこと。
恒例の無料竹細工教室もありません。
さらに感染症対策で毎週日曜の活動も現在は2、3週間に一度と減っているため
バンジョイ塾のみなさんの創作意欲は逆に上昇。
例年以上に熱の籠もった作品が集まっていました!
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会場で最初に目に入るのは、バンジョイ塾代表の戸田さんが作られた『小鳥遊(たかなし)』という作品。
竹の枝先で鳥が遊ぶ様子を表現しています。
もともとこんな形の竹を拾ってきたのではなく
ライターの火で炙ってわざと曲げているのだそう!
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よく見ると鳥も3種類いました!
雀、ツバメ、そして極楽鳥。
尻尾に違いがあるので、じっくり見てみてくださいね。
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それだけでは面白くないと、竹で作った短冊が用意されていました。
来た人に願い事を書いてもらい、吊るして賑やかにしたいとのこと!
今年はみんなで作る作品がないからと、こんなアイデアを盛り込んだそう。
ちなみに作品名の「小鳥遊(たかなし)」は、
鷹が居ないので小鳥たちが安心して遊べる様子(鷹無し)を表していますが…
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それを向かいのテーブルから睨んでいるのが、同じく代表の戸田さんが作られた『鷹』!
戸田さんが3ヶ月でこの鷹を2羽作られたというのにもビックリ!
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竹とは思えない毛並みの細かさと羽の柔らかさ。
ひごを作り、それを一つ一つ細かくハサミで切り取り、ボンドで貼り合わせたそう。
羽ももちろん一枚一枚が薄い竹で出来ています。
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さて、今回一番の大作にもご注目!
会員さんが4年間かけて作り上げた『法然寺の五重塔』です!!
天井につきそうなくらい大きな作品ですが…
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あらゆる箇所が非常に細やか!
まずは土台を作り、柱を立て、壁と窓を作り、屋根を組み立てるんやで…と話をきいていて、
この方なら竹で住宅が作れるのではないかと思ってしまいました!
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格子にも細い竹が使われています。
屋根の下などは宮大工の技の如く、竹を噛み合わせていました。
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この屋根の煤けた雰囲気は柿渋を塗ったのではなく、
「煤竹(すすだけ)」という古い茅葺き屋根の民家の屋根裏から取れる竹を使っています。
100年を越す長い年月、かまどなどの火で燻されて自然に煤がついた竹で
独特の風合いを作品でも出すことができるのだそう。
竹にもいろんな種類があり、それぞれに表情が違うので
作る作品のイメージもどんどん膨らむのだなあと思いました。
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こちらは『風鈴』ですが、格子状になっている竹が爪楊枝よりも細い!
作り方をお聞きしてみると、
薄くスライスした竹を「竹ひご抜き」という道具に何度も何度も通して細く仕上げていくのだそう。
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風鈴の下につけている紙も、実は竹!
紙くらい薄い〜〜!!
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他には、全て竹で作った将棋盤や…
(なんと文字も自分で彫られているそう!)
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細い竹でできた羽根を持つ蝶。
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ひごを5本合わせて金太郎飴にようにスライスして作る梅の花!
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実用的で楽しい尺八!
楽譜も置いてありました♪
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恒例の干支ものも〜!
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小さいお子さんが喜びそうな『働く車』も竹で作られていました!
かなりサイズが小さいのに、キャタピラの歯も細い竹ひごを貼り合わせて再現されているのが凄い!
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個人的に大好きになったのがこちらの『ネズミと落花生』!
本物の落花生に見えますが、実はこれも竹ーーー!?
しかも中身が見えているバージョン、
ネズミが齧ってるバージョンと、
1個の落花生から物語が見えてきて楽しかった作品です♪
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初日は自分の作品を並び終えたバンジョイ塾の会員さんたちも、
一つ一つじっくりと眺めつつ、
「ここはこうしたら良かったなあ〜」
「この人、どんどん細かいの作れるようになったなあ」
と教え合ったり、感心したり。
『みんなが生徒、みんなが先生』という
バンジョイ塾の良さを感じることもできました。
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会場中央にはバンジョイ塾が開催している
初心者向けの『竹の学校』に通う生徒さんたちの作品もありました。
『竹の学校』では竹を山の中で取るところから、
道具の使い方、加工技術、作品のアドバイスまで
半年間かけて達人たちがしっかり教えてくれます。
それにしても半年でここまで作れるようになるとは!
入校する皆さんの竹細工への愛を感じます!
『竹細工作品展示会』でバンジョイ塾ならではの竹の楽しみ方を見て

好きな竹細工を作ってみたくなった!という方は、
是非「竹の学校」にも参加してみてくださいね!

【竹の学校】

活動日/毎年1月はじめ〜6月末(半年間)の毎週日曜9:00〜15:00

会費/無料(材料無料支給、道具やコピー代は自己負担)

場所/さぬき市長尾東(長尾公民館西側 バンジョイ塾内)

定員/20名

募集期間/例年だと11月ごろ募集開始。

お問い合わせ先/バンジョイ塾事務局 090−1009−4006(戸田さん)

第17回竹細工作品展示会
開催日時/2020年7月28日(火)〜8月2日(日)9:00〜17:00(最終日は16:00まで)
会場/21世紀館さんがわ(さぬき市寒川町 さぬき市民病院東)【地図】
入場料/無料、体験教室も無料。
お問合せ先/0879-43-0780(21世紀館さんがわ)

毎年、会場入ってすぐのスペースには会員全員で取り組む1つの大作が飾られますが、

今年は新型コロナウイルス感染対策のため、それができなかったとのこと。

恒例の無料竹細工教室もありません。


さらに感染症対策で毎週日曜の活動も現在は2、3週間に一度と減っているため

バンジョイ塾のみなさんの創作意欲は逆に上昇。

例年以上に熱の籠もった作品が集まっていました!



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会場で最初に目に入るのは、バンジョイ塾代表の戸田さんが作られた『小鳥遊(たかなし)』という作品。

竹の枝先で鳥が遊ぶ様子を表現しています。


もともとこんな形の竹を拾ってきたのではなく

ライターの火で炙ってわざと曲げているのだそう!



IMG_5595.jpg

よく見ると鳥も3種類いました!

雀、ツバメ、そして極楽鳥。

尻尾に違いがあるので、じっくり見てみてくださいね。


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それだけでは面白くないと、竹で作った短冊が用意されていました。

来た人に願い事を書いてもらい、吊るして賑やかにしたいとのこと!

今年はみんなで作る作品がないからと、こんなアイデアを盛り込んだそう。



ちなみに作品名の「小鳥遊(たかなし)」は、

鷹が居ないので小鳥たちが安心して遊べる様子(鷹無し)を表していますが…




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それを向かいのテーブルから睨んでいるのが、同じく代表の戸田さんが作られた『鷹』!

3ヶ月でこの鷹を2羽作られたというのにもビックリ!



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竹とは思えない毛並みの細かさと羽の柔らかさ。

ひごを作り、それを一つ一つ細かくハサミで切り取り、ボンドで貼り合わせたそう。

羽ももちろん一枚一枚が薄い竹で出来ています。



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さて、今回一番の大作にもご注目!

会員さんが4年間かけて作り上げた『法然寺の五重塔』です!!

天井につきそうなくらい大きな作品ですが…



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このように非常に細やか!

まずは土台を作り、柱を立て、壁と窓を作り、屋根を組み立てる…と話をきいていて、

この方なら竹で住宅が作れるのではないかと思ってしまいました!



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格子にも細い竹が使われています。

屋根の下などは宮大工の技の如く、竹を噛み合わせていました。



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この屋根の煤けた雰囲気は柿渋を塗ったのではなく、

「煤竹(すすだけ)」という古い茅葺き屋根の民家の屋根裏から取れる竹を使っています。

100年を越す長い年月、かまどなどの火で燻されて自然に煤がついた竹で

独特の風合いを作品でも出すことができるのだそう。


竹にもいろんな種類があり、それぞれに表情が違うので

作る作品のイメージもどんどん」膨らむのだなあと思いました。



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こちらは『風鈴』ですが、格子状になっている竹が爪楊枝よりも細い…!

作り方をお聞きしてみると、薄くスライスした竹を「竹ひご抜き」という道具に何度も何度も通して細く仕上げていくのだそう。



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風鈴の下につけている紙も、実は竹!

紙くらい薄い〜〜!!


IMG_5611.jpg

他には、全て竹で作った将棋盤や…

(なんと文字も自分で彫られているそう!)



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竹でできた羽根を持つ蝶。


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ひごを5本合わせて金太郎飴にようにスライスして作る梅の花!


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実用的で楽しい尺八!

楽譜も置いてありました♪



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恒例の干支ものも〜!



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小さいお子さんが喜びそうな『働く車』も竹で作られていました!

かなりサイズが小さいのに、キャタピラの歯も細い竹ひごを貼り合わせて再現されているのが凄い!



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個人的に大好きになったのがこちらの『ネズミと落花生』!

本物の落花生に見えますが、実はこれも竹ーーー!


しかも中身が見えているバージョン、

ネズミが齧ってるバージョンと、

1個の落花生から物語が見えてきて楽しかった作品です♪




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初日は自分の作品を並び終えたバンジョイ塾の会員さんたちも、一つ一つじっくりと眺めつつ、

「ここはこうしたら良かったなあ〜」

「この人、どんどん細かいの作れるようになったなあ」

と教え合ったり、感心したり。


『みんなが生徒、みんなが先生』という

バンジョイ塾の良さを感じることもできました。



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会場中央にはバンジョイ塾が開催している

初心者向けの『竹の学校』に通う生徒さんたちの作品もありました。


『竹の学校』では竹を山の中で取るところから、

道具の使い方、加工技術、作品のアドバイスまで半年間かけて達人たちがしっかり教えてくれます。


それにしても半年でここまで作れるようになるとは!

入校者さんの竹細工への愛を感じます。



『竹細工作品展示会』で「バンジョイ塾」ならではの竹の遊び方をご覧になり

好きな竹細工を作ってみたい!と思った方は、

是非来年の「竹の学校」に参加してみてくださいね!

↓  ↓  ↓

【竹の学校】

活動日/毎年1月はじめ〜6月末(半年間)の毎週日曜9:00〜15:00

会費/無料(材料無料支給、道具やコピー代は自己負担)

場所/さぬき市長尾東(長尾公民館西側 バンジョイ塾内)

定員/20名

募集期間/例年だと11月ごろ募集開始。

お問い合わせ先/バンジョイ塾事務局 090−1009−4006(戸田さん)




第17回竹細工作品展示会
開催日時/2020年7月28日(火)〜8月2日(日)9:00〜17:00(最終日は16:00まで)
会場/21世紀館さんがわ(さぬき市寒川町 さぬき市民病院東)【地図】
入場料/無料、体験教室も無料。
お問合せ先/0879-43-0780(21世紀館さんがわ)





posted by sanuki-asobinin at 12:00| 香川 ☁| Comment(0) | レジャー・アート・写真 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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