先日ご紹介した、津田ふるさと海岸沿いに誕生した天然藍染工房「Khimaira(キマイラ)」さん。
子どもから大人まで手軽にできる
「藍染体験」を受付中ということで
夏の思い出づくりに行ってきました!
藍染めの奥深さはもちろんのこと、
染める前には想像もしていなかった仕上がりに感動。
あなたも「藍」の世界を体験してみませんか?
2019年6月に津田ふるさと海岸沿いに誕生した天然藍染工房「Khimaira(キマイラ)」さん。
藍染めの奥深さと、代表の堀尾早敏さんのアーティスティックな作品を先日ご紹介しましたが、
今日はこちらの工房でできる「藍染体験」に密着!!
(写真:「Khimaira(キマイラ)」の堀尾早敏さん)
難解かつ職人技と思われる藍染めですが、
「Khimaira(キマイラ)」さんでは1時間ほどで手軽にできる「藍染体験」を行なっています。
3名以上なら子どもから大人まで参加可能で、
手ぬぐい(1500円・体験料材料費込み)
ハンカチ(1000円・体験料材料費込み)
のいずれかを自分の好きな柄に自分の手で染められます。
というわけでいろんなメンバーで「藍染体験」!
大人は「手ぬぐい」、子どもたちは「ハンカチ」を染めていきます。
まずは工房の2階で模様付けのための作業。
堀尾さんが藍染めで作れるいろんな柄を教えてくれました。
青空に浮かぶ雲のような柄の「むらくも染め」や渦巻き模様の「タイダイ柄」。
これらは自分の手で摘んだり、くしゃくしゃと丸めて作れます。
カメラのフィルムケース(懐かしい!)や洗濯バサミも用意されていました。
これを使えば、白のドット柄を手軽に作るそう。
さらに何度か染める中で取り外せば、色の濃淡もつけられるのが面白いところ。
さあ、十人十色な作品づくりの始まり。
大人たちは手で摘んで自由な柄を作り、ネットに入れて染めます。
子どもたちは思いのままにフィルムケースや洗濯バサミを挟んでいきます!
ここで「それ、付けすぎやろ〜〜」と大人が口を出さないのがポイント。
堀尾さんも子どもたちが自由に作って出来上がる模様をとっても楽しみにしているのだとか。
(なのでお子さんの体験参加は大歓迎♪)
柄付け作業が終わったら1階の工房へ移動。
服や手が染まりやすいので、雨合羽と手袋を着用し、
藍液にハンカチと手ぬぐいをドブン。
1分間待ちまーす!
「……………………(なぜかみんな無言)」
引き上げてくださーい!という堀尾さんの声でザバっと上げると、、、
あんなに白かった生地がこんなに染まっていました〜〜〜!!!
しかしこれは、青色ではなく深緑色??
(「Khimaira(キマイラ)」堀尾早敏さん)
「藍液につけた後、酸素に触れさせることで色が緑から青に変わっていくんです。」
その言葉を信じて何度かこの作業を繰り返すうち…
綺麗な藍色になってきました!!
凄い凄い! これは不思議〜〜〜!!
いい色に染まったら水で一気に濯ぎます。
するとさらに青いところが出てきました!!!
これはまさに藍色!!
簡単に脱水したのち、アイロンをかければ…
「藍染め手ぬぐい&ハンカチ」の出来上がり〜〜〜!!!
手で柄をつけた時には想像もできなかった風合いに仕上がり、
「2回しか指で摘んでないのに、こんな柄に染まるなんてかっこいい!」
「わーーここにピーマンと小さいおじさんがおるーー!」
「クラゲみたいな柄になった〜!」
とみんな楽しそう(笑)!!
目の前の海岸で記念撮影♪
夏の海にもぴったりの作品が出来上がりましたよ〜〜♪
「藍染体験」は藍染めの奥深さがわかるだけでなく、
思いもよらない作品に仕上がる楽しさがあって、何度も体験したくなりました!
藍液の状態によって染まる色合いも変わるということなので、
これはリピートしなくては!!
「Khimaira(キマイラ)」さんでの「藍染体験」は3名以上で受付中。
ぜひやってみたい!という方は、気軽にお問い合わせを。
また、生地を持ち込んでの藍染体験も可能。
その場合は1g30円で染めることができます。
白いTシャツやワンピースの汚れが目立ってきた時や、
藍染の洋服の染め直しにも一度お問い合わせしてみてくださいね。

体験されたみなさんの作品や堀尾さんの藍染作品が見られます。
↓
Khimaira(キマイラ)
場所/香川県さぬき市津田町津田1391
お問い合わせ先/080-6393-3104
Instagram https://www.instagram.com/khimaira34/
藍染体験
ハンカチ(1000円税込)・手ぬぐい(1500円税込)
いずれも体験料、材料費込み。持ち帰れます。
【関連記事】