2020年10月21日

戦後75年の今、観るべきミュージカル作品「海色のインクに恋して」準備中!津田


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さぬき市津田町鶴羽を中心に活動を行うミュージカル劇団「劇団プチミュージカル」。

恒例の公演が行われる12月が近づいてきました。


今年の作品は…

「海色のインクに恋して」

実在した香川県詫間海軍航空基地の特攻隊員をモデルに描くストーリー。

戦後75年の今だからこそ、たくさんの方に観てもらいたい作品です。


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また、毎年小学6年生が主人公を務める「劇団プチミュージカル」にとって

新型コロナウイルスの影響で今年の公演がなくなることは子どもたちに為にも一番避けたいもの。

そんな中始めたクラウドファンディングも話題になっています!


コロナ禍の今年、「劇団プチミュージカル」が伝えたいこととは。

「劇団プチミュージカル」の脚本・音楽を担当する白川恵介さんにお話をお聞きしました。







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「劇団プチミュージカル」はさぬき市津田を拠点に活動するミュージカル劇団。

小学校のミュージカルクラブを発端に活動が始まり、

劇団になってから今年で活動30年を迎えられました。


役者さんは未就学児から89歳までと幅広く、

親子で参加しているという方も多いのが特徴。


また、子どもの頃に参加していたけど、

大人になってスタッフとして戻ってきたという方もいらっしゃいます。


公演の脚本・ダンス・音楽・大道具、全てが団員の手作りで完全オリジナル。

毎年見どころも多く、子どもから大人まで多くのファンが劇団を応援しています。



そんな劇団プチミュージカルの公演が今年も近づいてきました!

今年の演目は…


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「海色のインクに恋して」

20201227()レクザムホール大ホール

2021214()三木町文化交流プラザ

上演決定!


今年の作品には特に強い思入れがあるとお聞きし、

「劇団プチミュージカル」の稽古場に行ってきました。



戦後75年の今だからこそ、この作品を世に。

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「劇団プチミュージカル」の拠点、さぬき市津田町鶴羽にある

旧鶴羽小学校の体育館にやってきました。


今はまだ台本を見ながらのシーンごとの稽古中。

12月の公演に向けて10月末には通し稽古もスタートします。


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今年は新型コロナウイルスの影響で例年通りの稽古ができず

you tubeに練習楽曲をアップして各自で歌の練習をしたり

例年より早く台本を渡すなどの工夫をされていたそう。


小学校の臨時休校が解除されてから集まって稽古できるようになり

ダンスの練習をひたすら続けてきたのだとか。



そんな中作られていく今年の作品「海色のインクに恋して」には

2つのキーワードがあると

「劇団プチミュージカル」の白川さんはおっしゃっています。



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(写真:劇団プチミュージカル脚本・音楽担当白川恵介さん)

「キーワードの1つは『今年戦後75年』。

 もう1つは『手紙』です。

 戦後75年のこの機会に公演するべきであろうと

4年前からこの作品を練り続けてきました。


 実在した香川県『詫間海軍特攻隊』をフィーチャーした物語に仕上げていくうちに

 特攻に出た隊員たちが大切な人に送った『手紙』は

 究極の遺書だなと感じたんです。」


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「戦時中に一番使われていた筆記用具は万年筆。

 とくにブルーブラックという海色は、

 経年劣化もせず水に濡らしても消えないインクでした。


 劇中では詫間海軍特攻隊に実在した2人の青年が、

 海色のインクで書く手紙のエピソードがリメイクされて出てきます。


 予定より1日早く出撃命令を受けた青年が家族に手紙をしたためるシーンと

 恋人に手紙を書いたのに渡せないまま出撃していく青年のシーンは

 オリジナルの楽曲も含めて見どころです。




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「海色のインクに恋して」の劇中では

現代と戦時中の2つの時間軸が表現され

子どもたちもその両方の時代を生きる子どもを演じます。


上の写真は戦時中の国民学校に通う子どもたちが手旗信号を練習するシーン。

みんな楽しそうに振る舞い、友だちとはしゃぐ様子は現代と変わりません。


白川さんも子どもたちのシーンは明るく作っているのだとおっしゃっていました。



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逆に空襲警報の中、逃げ惑うリアルなシーンも出てきますが

本当の戦争を知らない子どもたちのためにと

みんなで防空壕跡の見学に出向いたり

戦争で亡くなった家族を持つ方の話を聞きに行ったのだそう。



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今回の公演で主人公を務める小学6年生のみんなは


「実際に防空壕を見て、その場面の雰囲気が分かるようになった。」


「台本をもらった時に戦時中の様子をどう表現していいかわからなかったけど、

 実際に施設の見学をしてみて想像ができるようになった。」


「戦争でおじいちゃんが亡くなった孫の役をやるのだけど、

 同じ立場の人に話を聞けたことで、

 その役の気持ちがわかるようになったと思う。」


と、戦争が残したものに触れることで

リアルに当時のことを感じられたそう。


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写真手前:劇団プチミュージカル脚本・音楽担当白川恵介さん)

「今の子どもたちは親から戦争の実体験を聞くことがない世代です。

 戦争を伝える語り部が90代を迎える今、

 彼らがこれから戦争の様子を学べるのは当時の衣装のみ。

 だからこそ戦後75年の今年に『海色のインクに恋して』を演るべきだと思いました。

 ぜひ家族、3世代で観に来て欲しい作品ですね。」




コロナ禍の課題に向けてクラウドファンディングに挑戦中!

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(稽古場には大道具さんお手製?の消毒スタンドが)

そんな中、今年は公演を無事にやり遂げるための課題もたくさん。

新型コロナウイルスの影響で広告収入を集めにくい状況が続いた上、

観客の来場自粛による収入減が懸念されています。



さらに毎年小学6年生が主人公を務めるという「劇団プチミュージカル」にとって

修学旅行をはじめ、我慢の多い1年となった6年生のためにも

なんとしてでも公演をやりたいという想いが。


この状況を克服し、どうにか今年の公演を実現したい!という思いから

初めてのクラウドファンディングを行うことが決定!



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1013日から今年の公演に向けてのクラウドファンディングをスタートしたところ

公開から5日で目標金額を達成!


現在は11月30日まで次の目標達成のために引き続き支援を募っています。

次回の目標が達成された場合には、

舞台映像の上映会を三豊市詫間で行うほか、

コロナ禍で状況が悪化した際の無観客公演に備える資金に当てられます。


支援金も3000円から可能。

リターンには12月に行われる公演のペアチケットや

劇中に使われた楽曲にオリジナルサウンドトラックCD

公演のブルーレイディスクなど

初めて「劇団プチミュージカル」の舞台を観る方にもお勧めの内容!



クラウドファンディングのページから彼らの思いに目を通していただき、

「劇団プチミュージカル」の世界を覗いてみてくださいね。

   ↓






劇団プチミュージカル
「海色のインクに恋して」
公演日時/
2020年12月27日(日)レクザムホール(大ホール)
2021年2月14日(日)三木町文化交流プラザ(メタホール) 
お問い合わせ/0879-42-3567(さぬき市津田町津田公園通り中川建材店内)

劇団プチミュージカルホームページはこちら。
劇団プチミュージカルFacebookはこちら


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posted by sanuki-asobinin at 10:14| 香川 ☀| Comment(0) | レジャー・アート・写真 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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