さぬき市を中心に県内外で活躍するよさこい連「さぬき舞人」。
さぬき市のPRサポーターでもある彼らも新型コロナウイルスの影響を受けた1年となりました。
そんな中ですが…
12月6日(日)に「さぬき舞人」念願の新曲お披露目を
さぬき市野外音楽広場テアトロンで開催しました!
今年の曲のタイトルは『讃岐富士 第一章』。
さぬき市を思わせる歌詞を取り入れた楽曲を毎年演舞していた彼らが、「讃岐富士」という言葉に込めた想いとは?
そしてこの日情報解禁された2021年1月開催の「第11弾 新春よさこい三昧」情報もご紹介します!
そんな「さぬき舞人」も今年は新型コロナウイルスの影響をかなり受けました。
週2回の練習がストップするのはもちろん、
毎年恒例、春の新曲お披露目ができなかったり
高知よさこい祭りなどの大型イベント中止によって演舞がことごとく中止に。
今年はもう新曲の演舞が見られないかもしれない。
そう思っていたところに、7ヶ月越しの新曲お披露目がさぬき市野外音楽広場テアトロンで開催されると聞き、行ってきました。
2020年12月6日(日)、「さぬき舞人」のFacebookではこの日の20時から新曲お披露目動画が公開されるという告知がありましたが、まさにその日の日中にテアトロンで撮影が行われました。
気持ちの良い青空のもと、多くの踊り子たちが家族や知人に見守られてスタンバイ。
この日は「さぬき舞人」の42名の踊り子たちと、地元の「香川大学よさこい連 風華」が登場。
何度かリハーサルが行われたのち、本番がスタートしました!!!
最初は恒例の「正調よさこい音頭」で登場!
客席からも鳴子の音が響いていました。
見ている方もついつい踊りたくなります〜!
「さぬき舞人、構え!」
いつもの博士さんの声を皮切りに演舞が始まります!
イントロは音も踊りもグッとスローに。
今年の衣装の羽織は赤色に瀬戸の青い波模様。
これまでの舞人にはない、珍しいぱっきりとした色めで驚きます。
一気にアップテンポへ!
舞人子どもチームもしっかり演舞!
そして瀬戸内海をバックによさこいが見られる幸せ。
これこそ、さぬき市ならではの風景です。
中盤はグッとしなやかで心打つメロディへ。
まるでバラードのような聞かせる歌、魅せるシーンが続きます。
瀬戸の緩やかな海・ふるさとの様子を扇で表現していきます。
そして後半はエンディングに向かってアップテンポに!!
激しい演舞が続きます!
目を閉じるのが惜しいくらい!
博士さんの煽りで舞人がどんどん頂点へ昇り詰めていきます!
ラストは「目指せてっぺん! 世界一〜〜!!!」
頂点を目指して目の前の海から旅立つ姿が見えてくるような風景。
テアトロンのロケーションに楽曲と踊りがとてもマッチしていました。
思わず涙が…
続いて登場した「香川大学よさこい連 風華」。
舞人が毎年冬に開催するホールでのよさこいイベント「新春よさこい三昧」にレギュラー出演している大学生たち。
今年は舞人同様、なかなか演舞の機会がなかったそう。
楽曲は『あっ晴れ!!!』。
若い力を存分に感じる掛け声と演舞、衣装の早変わりも見どころでした!
舞人も風華も動画撮影のため何度か演舞は行われましたが、何度もアンコールしたいほどの迫力があり
「やっと見られた」という嬉しさが客席からも感じられました。
(「さぬき舞人」代表の渡辺初女さん)
「いつも春にやっている新曲お披露目ですが今年はこれが初めてです。
もう、リハーサルから涙が止まりませんでした。
思い切り踊りを発揮できる場所ができて、踊り子たちもずっと溜まっていたものを一気に出せたと思います。
テアトロンはこの景色からもわかるように香川県の宝。
ここから全国へ向けて『讃岐富士』の演舞を配信できたらとやってみましたが、開催して本当に良かったと思います。」
舞人のメンバーさんからも
「やっと皆さんの前でお披露目することができた。すごく楽しかったし嬉しかった!」
「新型コロナウイルスの影響で練習に来られない人もいる。そんな中対策をしながらも今日を迎え、披露できてよかった」
という喜びと安堵の声が聞こえてきました。

2020年の新曲であるこの曲のモデルになっているのは、香川県民にはおなじみ 讃岐富士こと「飯野山」。
普段は平凡なおにぎり型の山。
しかし早朝にとある角度から眺めると、朝日が頂上から登る神秘的な姿を見ることができます。
まるで日本一の山・富士のような姿を新聞で見た「さぬき舞人」代表の渡辺初女さんが、『今年はこれだ!』と感じて出来上がったのが『讃岐富士 第一章』。
(写真:てっぺんを目指して指を天に伸ばす振り付けも)
飯野山のように全国的に見ると田舎者に見える「さぬき舞人」もいつかは日本一と言われる存在になりたい!という気持ちが、最後の歌詞『誇り高き田舎者 ガンバレ舞人! めざせてっぺん世界一』に込められています。
今年開催される予定だった東京オリンピックを踏まえて「五色の希望(ゆめ)」という歌詞も入っていますので、ぜひ注意深く聞いてみてくださいね!
ちなみにタイトルに「第一章」とあるのは、さらにここから楽曲も踊りもパワーアップしていくから。
次の「第二章」でどんな展開を見せるのかも楽しみです。
「さぬき舞人」2020年新曲『讃岐富士 第一章』はこちらで動画を見られます!→ さぬき舞人 youtubeチャンネル

※2021年1月3日現在、新型コロナウイルス感染防止のため中止となりました。
今回のお披露目では、「さぬき舞人」が主催しているよさこいイベント「第11弾 新春よさこい三昧」の開催も発表されました!
多くの応援を受けて開催が決まり、さらにそれをきっかけにテアトロンでのお披露目が決まったのだそう。
(「さぬき舞人」代表 渡辺初女さん)
「こんな時に開催するかどうかをかなり迷いました。
しかし何人かの方から『前回のよさこい三昧がとても良かった。もし次回あるならチケットを予約したい』という嬉しいお電話をいただいたんです。
こんな時だからこそ一歩前に進む勇気を受け取ってもらいたいと、開催することにしました。
「さぬき舞人」自身も目標がない中での稽古を粛々と進めていましたが、「新春よさこい三昧」が開催されることになり一気に踊り子の目が変わりました。
その前哨戦としてテアトロンでの新曲お披露目をしましたが、新春よさこい三昧でもっと踊り子の心意気・よさこい魂を感じてもらえたらと思っています。」
「第11弾 新春よさこい三昧」では新型コロナウイルス感染対策のため、全席自由だった配置を全席指定に変更。
また、参加よさこい連もぐっと減り、四国内のよさこい連7連のみが演舞を行います。
見どころは新曲の「讃岐富士 第一章」を歌う沖縄のミュージシャン 平川美香さんが来県し、舞人の演舞に合わせて歌を披露してくださったり、同郷の演舞である「琉球國祭り太鼓」とのコラボが見られるところ!
平川美香さんはHYの仲宗根泉さんとの従姉妹であり、学生時代には泉さんとユニットを組んで活動。
2019年には「ダイナミック琉球」のカバー曲でMV再生が160万回を超えた話題のアーティスト。
ぜひ彼女の歌声も楽しみに足を運びましょう!
チケットも現在発売中です。
今年は席数が少なくなっていますので、お早めにお買い求めくださいね。
さぬき舞人
■ホームページ
■Facebookページ
新春よさこい三昧 第11弾 ※2021年1月3日現在、新型コロナウイルス感染防止のため中止となりました。
開催日/2021年1月31日(日)
第一部(昼の部)/12:00〜14:30(開場11:30)
第二部(夕方の部)/16:00〜18:30(開場15:30)
開催場所/さぬき市志度音楽ホール 【地図】
入場料(全席指定)/1,500円
チケット販売箇所/さぬき舞人事務局、志度音楽ホール
お問い合わせ先/0879-52-4632 さぬき舞人事務局(株式会社キャリフプランニング内)