厳しい寒波で香川県も雪景色があちこちで見られた先日の3連休。
さぬき市の南部にある山間部エリア・多和もすっかり雪化粧。
大窪寺も雪一色に染まっていました。
めったに積もることがない地域からやってきた子どもたちは雪だるまを作ったり、雪投げをしたりと大はしゃぎ。
年に数回だけの、雪の大窪寺の様子を写真でご紹介します。
お正月明けすぐの3連休。
多和にある「八十八庵」さんへ年明けうどんを食べに行こうと思っていたら、数年に一度の寒波が到来!!
ノーマルタイヤの我が車。
出発前「八十八庵」さんに道路状況をヒアリングすると…
「午前中に除雪車が来てくれたから、お昼頃ならノーマルタイヤでも山に上がれるよ」とのこと。
今だー!と早速車で多和へ向かいました。
今回は大川方面から東かがわ市五名を経由して多和入りするルートを走りましたが、
路面の氷はすっかり溶けて雨上がりのよう。
しかし山側や田んぼには雪がしっかりと残っていました。
大川〜五名あたりはスイスイでしたが、
大川トンネル(大窪寺まであとちょっと)まで来ると、この通り。
ふっかふかに積もった雪を見るのは2年ぶりくらい。
思わず写真撮影してしまいました!
大川トンネルを過ぎ、さぬき市へ!
変わらず両端の雪は5センチほど積もっていましたが、道路はスイスイ。
このまま大窪寺まで難なく行くことができました!
そして「大窪寺」到着!!
雪だーーー!!!
雪の大窪寺を見るのは実は初めて!
「竹屋敷」さんのテーブルが雪のテーブルになっているのを見るだけでもテンションが上がります!
紅葉時にはカラフルな色合いに染まる山門も白一色になっていました!
こんなに季節で表情が変わるんですね〜!
狛犬も石碑も雪の帽子をちょこっと被っていて可愛い感じに。
手水もすっかり凍ってしまい、おへんろさんも初詣の方も驚かれていました。
龍の口から出る水も氷柱(つらら)になってるーーー!
これには子どもたちのテンションがアップ!
境内の大イチョウの木も冬は寂しげな枝ぶりですが、
雪が降ると眼下に子どもたちがたくさん集まってくるので嬉しそう。
しっかり積もった雪の広場で雪玉を作る子どもたち。
寒さを全く感じないのか、いつまでも遊び続けています。
境内から伸びる庭園も冬ならではの景色に。
いつも鯉が泳いでいる池がすっかり凍っていました!
(鯉はこの反対側の池でスイスイ泳いでいて少しホッ。)
庭園も真っ白に。
この周辺が一番積もっていたので、雪だるま作りにチャレンジする子どもたちがたくさんいました。
が、ここの雪はパウダースノー。
固めようとしてもなかなか固まりません。
綺麗な丸い雪玉を作るのにかなり苦労しました!
そして雪玉を作って投げるとミスト状に弾けるという不思議な現象が〜!
踏みしめる感触は片栗粉と同じ「きゅっきゅっ」。
誰も足跡を残していない雪野原に足を踏み込むのはやっぱり快感です。
ところどころに動物の足跡も。
こうやって寒い冬を乗り越えて多和の春がやってくるんだなと思いました。
さて、初詣に戻りましょう!
境内を歩いて本堂へ向かいます。
石畳がところどころ凍っていてツルツルに。
お参り前にお線香を見てみると、「疫病退散」のお線香とロウソクを発見!
いつもお線香をあげずにお参りだけするのですが、この日はせっかくなので…
「疫病退散」します!!!(同時に商売繁盛も祈願)
「コロナよ、どこか人類の知らない場所へ行っておくれ〜! ハイ解散(退散)!!」
何も考えることなく、みんなと笑ってごはんを食べる。
そんな日常が早く戻ってきますように。
本堂の中には昨年と変わらず疫病退散祈願がされていました。
今年は初詣で自分のことと同時にコロナ退散祈願をされる人が多いそう。
初詣と同時に、非日常の大窪寺を楽しめた1日。
今年はあと何回この景色が見られるのでしょうか?
雪を見に大窪寺に行く際は道路状況に十分注意して足を運んでみてくださいね。
「多和産直 結願の郷」のスタッフさんたちが、毎日の多和の状況をブログにアップしてくださっていますのでご参考に。
雪の「大窪寺」にやってきたら、ぬくぬくのうどんを食べて温まりましょう!
門前の美味しいうどん情報はこちら!