2021年01月25日

「大塩水産」の海苔で恵方巻きを作ろう!@津田


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一年で一番寒い時期がやってくると思い出す冬の食材。

それが「海苔」!

瀬戸内海沿岸ですくすく育った海苔が水揚げされ、美味しい焼き海苔や味付け海苔になる時期がやってきました。


さぬき市津田町「大塩水産」でも今年の海苔の水揚げが終了。

おうち時間が長い今、地元の海苔で恵方巻やおにぎりを作って楽しんでみませんか?





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さぬき市津田町鶴羽にある「大塩水産」にやって来ました。

こちらは目の前が海という立地を生かして、新鮮なシラスの水揚げから海苔の養殖まで行なっている海産物の達人。

1年を通して海の幸を多くの方にお届けしています。



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初夏〜秋は「釜揚げシラス」でお馴染みですが、今は「海苔」のシーズン!

「大塩水産」さんでは毎年10月ごろから養殖作業を始め、12月ごろから水揚げを始めます。


水揚げした海苔は海のそばの工場ですぐ乾海苔になるべく作業が行われるのです。




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毎シーズン500万枚ほどの海苔を出荷している「大塩水産」さん。

今年もそろそろ海苔が出来ているかな?と思い、直売所に行ってみると…


「今年は早めに海苔網を上げてしまったんですよ」

と衝撃のお言葉。



海苔は「黒い札束」と表現されるだけあり、黒い色のうちに摘むのがベスト。

「大塩水産」では昨年12月10日より摘み取りを始めたものの、色が通年よりもかなり早く緑色に色落ちする現象が発生。

緑色に変わった海苔は加工しても食感も悪く、摘み取ってもどうにも出来ないため

例年ならば2月ごろまで続く摘み取り作業が今年は1月19日には終わってしまいました。



海苔の色落ち(緑色に変わる)は海の栄養不足とも言われますが、原因は不明。

今年はその現象が津田だけでなく、県内各所で起こっているのだそうです。


また、感染症の影響もあるのか海苔の「せり」でも値段が上がらず、今年は早くに海苔網をおしまいしてしまうところが多いのだとか。

海苔の養殖漁師さんや加工業者さんには何とも辛い一年に…


そんな今年こそ、海苔をいっぱい食べて海苔の漁師さんや加工業者さんを応援したいもの!

おうち時間も増えていますし、今こそいろんな地元の海苔を使って手作りレシピをたくさん試してみましょう!




「大塩水産」さんで買える海苔で恵方巻やおうちごはんを楽しもう!

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「大塩水産」さんでは海苔の水揚げが早くに終わったものの、収量自体は変わらず、例年通り4種の海苔を直売所で販売しています。

お値段も直売所なのでお手頃。

高いイメージがある海苔ですが、こちらなら手が伸ばしやすいですよ〜!


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まず食べてもらいたいのが「焼のり」。

「大塩水産」さんの工場で作られた乾のりを焼いたもので、香ばしい香りが楽しめます。


おにぎり、恵方巻、おにぎらず、半分に切って手巻き寿司にと用途も幅広いです。

余ってしまった時はお味噌汁やスープにちぎって入れると栄養補給が手軽に出来ますよ〜!



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恵方巻はこの「焼のり」があればおうちでも楽しめます。

具材も昔ながらのものから、ソーセージや佃煮などお子さんの好きなものを集めて巻いてみると美味しいですよ〜!

同じように塩を混ぜたご飯を「焼のり」で巻いておにぎりにすると、普段の朝食にもぴったり!




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続いて一番人気の「味付のり」!

「大塩水産」さんの乾海苔を焼いて味付けし、5枚ずつセットにしたものがたっぷり入っています。


ここで注目なのが、「大塩水産」さんの味付のりのクオリティの高さ!

他所の味付のりと食べ比べしてみるとわかりますが、

「大塩水産」さんの味付けのりは幅も広く、厚みがあり、口の中で解けるようになくなります。

その理由は2番摘みの海苔を使っているから。


早めに摘み取った海苔こそ色も食感も良いので、加工した味付け海苔も当然美味しくなります。

食べ比べしてみると、他所のものは薄かったり、口の中でいつまでも海苔が残っていたりと食感の違いに驚きますよ〜!


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続いてはお手軽価格が嬉しい「もみのり」!

味付海苔を加工する際に出てくるはじっこの集まりですが、これが手軽に使えて人気者。

チャーハンやたまごかけごはんにパラっとふりかけるだけで贅沢な味わいに!


なお「大塩水産」さんのオススメは「釜玉うどん+もみのり」。

ビジュアルも味わいも最高!!とのことですよ〜!!


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最後は自家製の「生のりの佃煮」!!

こちらも人気商品です!

水揚げした海苔を洗浄し、「大塩水産」の工場でコトコトと炊き上げる手作りの佃煮。

1時間ほどの炊き上げには常に鍋を混ぜる人が必要なので、実はかなり手がかかっています。

味付けもちょうど良い甘みと醤油の辛さで、ごはんが進みます〜!



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「生のりの佃煮」の一番美味しい食べ方は「オン・ザ・ライス」。

ほぐれたお米粒に佃煮が絡んで、海苔のうまみをしっかり感じられます!

ご飯は多めに炊いておきましょう(笑)。


また、恵方巻の具材として巻き込んだり、バタートーストに乗せて食べるのも秀逸です!



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この他にも「乾のり」が普段なら販売されていますが、今年は海苔の水揚げが早めに終わってしまったので直売所ではほとんど扱いがないとのこと。

また、初海苔を使った「味付け海苔」や「焼のり」は春頃に直売所に並びますので、恵方巻シーズンが終わってもチェックしてみてくださいね!


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また、「大塩水産」の直売所では、シーズンの海苔以外にも地元の釜揚げシラス、タチウオのみりん干し、自家製佃煮、茹でタコ(冷凍)などの地元のお魚が嬉しい価格で手に入ります。


海の幸が食べたくなったら…

直売所へレッツゴ〜〜!!(土日祝も開いてまーす)




【大塩水産】
香川県さぬき市津田町鶴羽2175-4 【地図
直販所営業時間/(冬)9:00〜17:00 (夏)8:30〜18:00
定休日/1月〜5月:毎週日曜日、6月〜12月:無休
注)ただし臨時休業が有りますので電話にて確認ください
駐車場/あり
お問い合わせ先/0879-42-5105

Facebook

ホームページ
http://www.ooshio-suisan.co.jp/(外部サイトへ移動します)

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posted by sanuki-asobinin at 10:06| 香川 ☁| Comment(0) | グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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