時折4月のような暖かさになる今年の冬。
もしかしてもう桜が咲いているのでは?と思いつつ散歩しています。
志度寺では河津桜と寒桜、20種ほどの水仙が見頃に!
一足早い春を体験しに行ってきました〜!
志度駅(JR、ことでん)から古い街並みの門前通りを10分ほど歩くと到着する、四国霊場八十八箇所の八十六番札所「志度寺」。
境内には多くの重要文化財や五重の塔、美しい枯山水、
珍しい閻魔堂や奪衣婆堂など見どころがたくさん。
そんな志度寺、2月後半に訪れると
多種多様な水仙と冬だけ開く寒桜、
春を先取りする河津桜を一度に見ることができるんです。
というわけで、ぽかぽか陽気の2月25日に志度寺に行ってきました。
西側の仁王門から境内に入ると、冬の桜・寒桜が出迎えてくれました。
2月はもう見ごろが終わる時期。
数輪しかありませんでしたが、しっかりと花開いていました。
ソメイヨシノに比べると花びらも華奢。
冬の寒さを凌いできたのがその姿からもよくわかります。
志度寺には何本か冬に咲く桜があるそうなので、じっくり探してみなくては!
寒桜を背に五重塔の方へ進むと、その裏手には数本のすももの木があります。
蕾がぷっくりと膨れていました!
4月初旬には桃源郷のようになるかも??
ゆっくりと本堂に向かって歩いて行く途中にも様々な花を見つけました。
こちらは沈丁花。
ちょうど今が満開。
そしてここから立て続けに出迎えてくれるのが水仙たち!
志度寺では20種ほどの水仙が境内に植えられていて、
この時期になるといろんな顔を見ることができます。
水仙といえば白い花びらのものをよく見ますが、
本当はこんなに種類があったんだと驚くほど。
ついつい足元ばかりを見て歩いてしまいます。
春が近くなりお遍路さんの数も少しずつ増えてきました。
我慢が多い一年を超えて巡るお遍路の中で、
こうやって出迎えてくれるお花があるのは嬉しいだろうなあと思います。
水仙の手前にはコブシが花開きかけていました。
さて、さらに奥へ。
志度寺診療所の方へ向かうと、川沿いには河津桜が満開!
河津桜といえばお隣の東かがわ市に名所がありますが、
この時期にはさぬき市内でもぽつぽつと開く木を見かけます。
志度寺診療所には3〜4本ほどの河津桜がありますよ。
1年中、足元にもなにかしらの発見がある志度寺。
お参りのきっかけとして、季節のお花を楽しみに足を運んでみてくださいね。
お問い合わせ先/志度寺(TEL:087-894-0086)
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