春を代表する桜が終わっても
さぬき市ではゴールデンウィークごろまで様々な花を楽しめます。
南部の多和エリアでは大窪寺の藤・牡丹と、
その門前にある「八十八庵」のシャクナゲが例年よりも早く見頃に!
今日は「八十八庵」の裏山にある
シャクナゲ園の様子をご紹介します。
四国霊場八十八箇所の結願寺「大窪寺」前にあるうどん・お土産店「八十八庵」にやってきました。
夏日の暑さが続く中ですが、ここまでやってくると少し肌寒さを感じ、
随分山の上の方まで上がってきたのだとわかります。
駐車場から山並みを眺めてみると、新緑が眩しい〜〜〜!!!
いい季節になりました〜。
以前は雪景色の日に立ち寄ったので、山の表情の変わり様に驚きます。
そんな「八十八庵」さん、春は駐車場のしだれ桜も有名ですが、
そのあとに咲くシャクナゲもおすすめ。
お店の裏山にあるシャクナゲ園では
毎年約2000本のシャクナゲの花を楽しむことができます。
一般の方にも無料解放されていますが、
立ち寄る際には「八十八庵」さんで一声かけて
入園券をもらって行きましょう。
シャクナゲ園への道のりは徒歩7、8分ほど。
ですが、写真の通り舗装されていない山道で、
手すりや柵がない場所もありますので十分注意していきましょう。
山の気持ちいい空気を吸い込みつつ、ぐんぐん進んでいきます。
すると、道なりに咲くシャクナゲを発見!
新緑の中、突然現れるピンクに心がほっこり。
そしてしばらく歩いたところで…
ちょっとした休憩所に到着!
ここがシャクナゲ園の入り口です。
休憩所前にあるボックスに「八十八庵」さんで頂いた入園券を入れましょう!
順路を書いてくれているので、それにならって山の奥へと進みます。
約1000本のシャクナゲが咲く花園へレッツゴー!!!
ここからのゾーンは山の斜面、両側すべてがシャクナゲです。
花の真横を通っていくので、じっくりと近づいて楽しめるのが嬉しいところ。
4月25日現在の様子がこちら。
今年は桜同様、2週間ほど開花が早かったそうで、すでに満開のものがたくさんありました。
ただ、ところどころ蕾もちらほら。
あと1週間はしっかり楽しめそう。
白、薄いピンク、濃いピンクと、様々な色合いのシャクナゲが次々に視界に飛び込んできます。
ツツジ科なので、ツツジに似た花の形に親近感を覚えますが
高山や岩場に自生して採取しにくいことから『高嶺の花』の由来にもなっているのだとか。
ぎゅぎゅっと花の根元が寄り添っているので、花が咲くとかなり豪華に見えます。
こんなに花に囲まれることはあるかしら〜?とウキウキして歩いていると、
同じく花の鮮やかさに引き寄せられたハチに遭遇。
虫も多いので、苦手な方は注意しながら歩いてみてくださいね。
「八十八庵」さんのシャクナゲ園、いつもはゴールデンウィークが見頃ですが、今年は早め。
シャクナゲを楽しむなら、今月いっぱいがおすすめですよ〜!
さて、春の山はまだまだ冷えるなあ…ということで、
「八十八庵」さんであったかいうどんをいただきました〜!
いつもは名物「打ち込みうどん」一択なのですが、シンプルなうどんも食べたくなり
初「釜ぬきうどん」にチャレンジ!!
釜で湯がいているうどんをそのまま丼にとり、薬味と醤油をかけただけのもの。
まさにシンプル・イズ・ベスト!
醤油の旨味ともっちりふるふるのうどんが絡み合い
おなかからしっかりぽかぽかに。
とても温まりました〜!
しかし一番人気はやはり「打ち込みうどん」!
この日結願を迎えられたお遍路さんもオーダーされていました。
定期的に食べたくなってしまう、讃岐ならではの味噌仕立てうどんです。
「八十八庵」さんはゴールデンウィーク中も休みなく営業予定。
ただし、新型コロナウイルス感染対策のため営業時間短縮中ですのでラストオーダーは16:00までとなっています。
店内は窓も開け放して座席間のパーテションもしっかり完備。
私たちも感染対策をして足を運びましょう。
実はあまり知られていない藤棚ですが、とても大きく立派なものです。
疫病退散のお参りも兼ねて、ご覧になってみてくださいね。
八十八庵
香川県さぬき市多和兼割93-1 【地図】
営業時間/8:00〜16:30(ラストオーダー16:00)※新型コロナウイルス感染対策のため営業時間短縮中
定休日/無休
駐車場/あり
HP/http://www.yasobaan.jp/(外部サイトへ移動します)
TEL:0879-56-2160