さぬき市津田町にある「日本ドルフィンセンター」。
主役はイルカですが、その相方とも言えるドルフィントレーナーさんとお話ができる交流会を5月後半の土日に開催中!
実際に「トレーナー交流会」に参加して
トレーナーさんを身近に感じながら
「日本ドルフィンセンター」のよさを再発見してきました。
5月22日に開催された「トレーナー交流会」の様子をお届けします。
さぬき市津田にある「日本ドルフィンセンター」にやってきました。
津田湾に浮かぶ独特な丸い形のこの建物が目印。
周辺の海の中にイルカプールを設置し、陸から歩いてイルカに会いに行けるようになっています。
早い梅雨入りと新型コロナウイルスの影響で訪問される方も少ないとお聞きしましたが
先週末は貴重な晴れ間が見え、いつもよりも多くの方が遊びにきていました。
イルカプールでは「餌やり体験」や「トレーナー体験」で楽しむ人たちが。
久しぶりのお客さんの笑顔や拍手にイルカたちも嬉しそう。
そんなイルカプールで日々私たちを迎え入れつつ、
イルカの訓練やお世話をしているのが「ドルフィントレーナー」さん。
「日本ドルフィンセンター」では「トレーナーたちも施設の魅力」として、
トレーナーさんと触れ合う「トレーナー交流会」を不定期に開催しています。
今月は貴重な交流会月!
5月22日(土)、23日(日)、29日(土)、30日(日)に
施設として2度目の「トレーナー交流会」が企画されています。
普段イルカの取材はたくさんしている私も
トレーナーさんとじっくりお話したことがないことを思い出し
「トレーナー交流会」に参加させてもらうことにしました!

トレーナー交流会は土日の14:00からスタート。
ます2階のレストハウスで受付と参加費(1500円・入場料別途)をお支払いして3階に移動します。
この部屋は普段立ち入ることができない場所ですが
イルカプールを含む津田湾がパノラマで見渡せる素敵なスペース。
ここで「トレーナー交流会」がスタート!
まずは本日担当、トレーナー歴8年の吉野さんが自己紹介してくれました。
まずウォーミングアップとして「イルカクイズ」ターイム!!!
「イルカの呼吸はどのくらいもつ?」
「イルカのオスメスはどこでわかる?」
など、気にしてなかったけどたしかに気になる!という質問が続々。
答えを聞いて「へえ〜」「ほお〜」とうなづくばかりの大人たち。
最初は緊張していた子どもたちも出題されるごとに少しずつ声が出始めました。
続いてイルカプールで行う撮影ボードを作りながらの交流タイム。
トレーナーさんが用意してくれたイルカの写真やイラスト
カラフルなテープで自分だけのオリジナルボードを作ります。
日付や名前を入れることもできるので、持ち帰って飾ってもよし。
作業しながらだと子どもたちもトレーナーさんとお話しやすそう。
その間に大人からの質問も挟みつつ、ほのぼのとした時間が流れます。
「この中で気になることがあったら聞いてね〜」
と吉野さんが用意してくれていた質問も参考になりました。
子どもたちからは
「カマイルカはどうして白黒なの?」
「野生のイルカは食べるものがなくなったらどうするの?」
といった質問が。
大人からは
「『この仕事もトレーナーがやるんだ!』とびっくりしたことは?」
「どんな学校に行けばトレーナーになれるの?」
「1年生トレーナーとベテラントレーナーだとイルカの対応も違う?」
といった面白い質問が。
現在「日本ドルフィンセンター」にはトレーナー歴1ヶ月から9年まで、
6名のトレーナーさんがいらっしゃいますが
やはり1年目は段取りがわかっていてもイルカを前にすると何をしていいのかわからなくなるのだとか。
(イルカもトレーナーさんがどんな人かをよーく見ています)
そんなトレーナーに反して
イルカは何をどのくらいパフォーマンスすれば喜んでもらえるというのがわかっているので
相手を見てあわせてくれることもあるし、全く反応してくれない日も。
イルカたちが賢いだけに新人トレーナーさんの課題や悩みは多そうです。
また一番ベテランのトレーナーさんは中学生の頃からトレーナーになりたかったそう。
そのため水族館のトレーナーさんを捕まえては「どうすればトレーナーになれるのか?」と質問したり
北から南まで日本中の施設に問い合わせして雇ってもらえる場所を探したという過去も。
改めてお話を聞くことで、トレーナーさんのこれからの活躍を応援したくなりました。
様々な施設で実習などを経験し、ここにたどり着いたトレーナーさんに
「日本ドルフィンセンター」の良さもお聞きしてみると、
(日本ドルフィンセンター ドルフィントレーナー吉野さん)
「日本中にいろんな施設があり、他処と比べるわけではないのですが
ここはイルカが明らかに楽しそうだなというのが見ていてもわかります。
また、来てくれるお客さんがとてもフレンドリーだし、距離も近い。
みなさんが暖かく対応してくださって、とても嬉しいです。」
なるほど、イルカも人間もハッピーな場所が近くにあってよかった〜!と
「日本ドルフィンセンター」の良さを再発見1
会話が盛り上がってきたころに撮影ボードも完成!
いよいよイルカプールへ移動します。
トレーナーさんも長靴と防水つなぎに着替えてプールへ。
ここでイルカたちにご挨拶。
すぐ足元までやってきてくれるイルカたち。
手も振ってくれました。
そして餌やり体験をさせてもらいました!
手でお魚をあげられる距離でイルカに会えるのは何度体験しても嬉しい。
そして可愛い…!
最後は体にも触らせてもらい大満足。
ツルツル・キュッキュしていて気持ちいい〜〜。
イルカも心地よさそうに見えます。
そして撮影ボードを加えてもらって、記念撮影!
ボードをひっかける輪を咥えるのに抵抗があるイルカもいるそうですが、このイルカさんはバッチリOK!
このまま一緒に撮影させてもらいました。
これにて「トレーナー交流会」は終了!
イルカにも会え、盛りだくさんの1時間半でした。
そういえばイルカプールでイルカに会った途端、子どもたちのトレーナーさんへの質問が増えました。
これも癒し効果かも?
施設では体験プログラム以外の時間はトレーナーさんとイルカの訓練タイム。
その様子もずーっと見ていられるのが良いところです。
これまで何気なく見ていた風景も「トレーナー交流会」後はイルカとトレーナーさんの大切な時間に見えてきました。
交流会後はレストハウスの売店でアイスクリームやドリンクを買って休憩したり
「イルカくじ」などのグッズを買って楽しい1日が終了。
コロナ禍でなかなかお出かけできない時期ですが
近場で内容の濃い、充実した時間を過ごせて子どもたちも満足そう。
次に訪問した時も、交流会でお話したトレーナーさんに会いなあと帰路につきました。
「トレーナー交流会」、参加すると「日本ドルフィンセンター」に遊びにいくのがもっと楽しみになりますよ。
次回の「トレーナー交流会」は5月29日(土)、30日(日)。
子どもから大人まで参加OK!
ぜひ気になる方は予約してみてくださいね。

開催日/5月22日(土)、23日(日)、29日(土)、30日(日)
開催時間/14:00開始(1時間半ほど開催)
料金/1500円(別途入場料必要)
お申し込み/「日本ドルフィンセンター」ホームページ(こちら)または電話(0879-23-7623)
【日本ドルフィンセンター】
場所/香川県さぬき市津田町鶴羽1520−130 【地図】
営業時間/10:00〜17:00(夏季は18:00まで)お問い合わせ先/0879-23-7623
定休日/4月〜9月は無休、10月〜3月は毎週水曜日
※年末年始は12月26日〜2019年1月8日休みなく営業。1月9日は定休日。
駐車場/あり
入場料/大人(中学生以上)400円、小人(4歳〜小学生まで)300円
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