2021年もまもなく折り返しの6月がやってきました。
長引くコロナ禍のもと、大きな癒しとなるのが季節の花。
さぬき市長尾では「亀鶴公園」のハナショウブが見頃を迎えています。
白、黄、紫、淡いピンク、それぞれの色合いの美しさを感じつつお散歩を楽しめます。
新型コロナウイルス感染拡大予防のため、現地まで足を運べない方のために
亀鶴公園のハナショウブの様子を写真でお届けします。
※2021年6月1日〜亀鶴公園は新型コロナウイルス感染拡大予防のため、土日の利用自粛をお願いしています。
さぬき市長尾にある「亀鶴公園(きかくこうえん)」にやってきました。
桜並木で有名なスポットですが、春以外にもお散歩に訪れたり
のんびりと花を楽しみに来られる方が多い場所。
園内にはサツキやアジサイも。
アジサイはこれから見頃を迎えそうな雰囲気でした。
さて、初夏の「亀鶴公園」と言えばハナショウブ!
毎年この時期には「長尾ショウブまつり」が行われ
園内の約15000株・200品種のハナショウブを楽しみに多くの方が訪れます。
今年は新型コロナウイルスの影響で「長尾ショウブまつり」が中止。
さらに5月から続く香川県独自の緊急事態宣言発令を受けて
6月20日まで土日のみ利用自粛がでています。
というわけで、平日に訪れてみると…
ハナショウブが見頃になっていました!
2週間前にはまだ1品種・7〜8本しか花開いてなかったのに
あっという間に多くの花が開花。
色とりどりの世界が公園中に広がっています。
ちなみに「亀鶴公園」で栽培されているハナショウブの種類は
・色とりどりの多彩な色調で、屋外用に改良されてきた「江戸系」
・室内鑑賞向きで、花弁が6枚のものが多い「肥後系」
・屋内観賞用に品種改良がなされ、花弁が垂れるのが特徴の「伊勢系」
・江戸中期以前の原種に近く、他系統との掛け合わせで作られた新品種「長井古種」
・海外で育成され、大ぶりの花が多い「アメリカ系」。
1つ1つをじっくり眺めて、違いを発見するのも楽しいですよ♪
そんな「亀鶴公園」のハナショウブ園は
常にさぬき市シルバー人材センターの皆さんにより整備されています。
コロナ禍でも「多くの人がハナショウブを見に来てくれる日がやってくるから」と
草抜きやこまめな水やりを続けてきたそう。
今年も綺麗なハナショウブが見られたことに感謝しつつ、
公園内を散策しました。
「亀鶴公園」は右を向いても左を向いても目に優しい景色。
日々の疲れもお散歩しているうちに癒されます。
今は土日のみ利用自粛制限が出ていますが
写真で少しでもこの時期ならではの潤いを感じてもらえたらと思います。