先日はさぬき市内のアジサイスポットをまとめてご紹介しましたが
その中の一つ、大窪寺門前にある
「八十八庵」さんのあじさい園に行ってきました!
裏山で森林浴しながらお散歩していくとたどり着くアジサイの楽園。
山のてっぺんから谷底まで色とりどりの世界が広がります。
6月20日現在の様子をたっぷりとご紹介します。
さぬき市多和 四国霊場八十八ヶ所最後の札所「大窪寺」門前にある
お土産物・うどん店の「八十八庵」さんにやってきました。
結願を迎えたおへんろさんの休憩所でもありますが
地元の人にとっては四季ごとに訪れ、名物の打ち込みうどんをいただくスポットでもあります。
そんな「八十八庵」さんの裏山では季節ごとに咲く花を楽しめます。
ちょうど6月になると裏山のアジサイ園では1500株の「アジサイ」が満開に!
もともと山に自生していたものに加え、
毎年少しずつ数を増やしてきたそうですが、
立派なアジサイ5〜6種類が咲き誇る様子を毎年多くの方が見に来るのだそう。
今年は桜も開花が早かったのでアジサイも早いかな?と思われていましたが、
例年通り6月に入ってから花開き始め
先週から徐々に見頃となってきました。
これからが真の見頃!とお聞きし、早速裏山へレッツゴ〜!!!
「八十八庵」さんのあじさい園に行くには、まずお店で入園券をいただき
駐車場にある入り口へ進みます。
毎回山に入る時はワクワク。
何に出会えるのか、冒険気分で行ってみましょう!
あじさい園までは細めの山道が続きます。
ガードレールがない場所もあり、舗装もされていませんので
雨の後などは十分注意しましょう。
歩きやすい靴で行くのがオススメ。
早速アジサイの花が迎えてくれました。
山の中で咲くアジサイはしっとりとした色合い。
雨に負けず、今年も美しい姿が見られるのが嬉しいものです。
5分ほど歩いたところで、入園券を入れる箱が登場!
ここがあじさい園の入り口。
順路に従って、山道を先へ進みます。
山はどんどん深くなり、谷が見えてきますが
その山肌にはびっしりとアジサイの花が!
シャクナゲの時期には新緑だけだった場所に
淡い色がたくさん開いて美しく彩られています。
そんな谷を横目に、まずは山のてっぺんのアジサイを見にいきます。
少し坂がきつい場所もありますが、頑張って登って…
大きなアジサイの道に迎えられ…
てっぺんに到着〜〜〜!!!
ここから多和の山並みとアジサイが一望できます!
てっぺんのアジサイはブルーが多く、目にも涼しい風景に。
花の一つ一つが大きく、見応えもあります!
日に焼けた様子もなく、美しいですね。
しっかりとてっぺんでアジサイを楽しんだ後は、下りながら谷へと向かいます。
途中、さまざまなアジサイがお出迎え。
まだ花開く途中のものもありました。
てっぺんのアジサイは満開でしたが、谷のアジサイはまだこれから見頃を迎える様子。
今週、来週あたりになると見応えのある風景に出会えそう。
山の上から下までアジサイを楽しむ里山散歩。
目の保養はもちろん、梅雨の運動不足もしっかり解消できて満足な休日となりました。
「八十八庵」さんのあじさい園、見頃は6月下旬ごろまで。
これからが本格的な見頃となりますので、
梅雨の合間に足を運んでみてくださいね。
さて、あじさい園から「八十八庵」に戻ってきました。
お店はアジサイを楽しみに来たお客さんで賑わっています。
新型コロナウイルス感染対策のため、換気もバッチリの店内。
休憩がてら、冷たいおうどんはいかが?
この時期のおすすめといえばやはり『団蔵うどん』!
ざるうどんですが、こちらは超細麺(半田そうめんよりちょっと太いくらい)!!
スルスルーーっと喉を通る感触がとっても気持ちよく、蒸し暑い日や食欲のない日でもいっぱい食べられます。
ちなみに、「団蔵うどん」は歌舞伎役者の市川団蔵さんが
四国遍路を巡礼して大窪寺で結願した際にオーダーしたもの。
疲れた団蔵さんのために食べやすく店主が細麺に仕上げたものを
「とても美味しい」と食べられたことから
「団蔵うどん」という名前がつけられています。
半夏生を迎える7月1日〜3日には恒例の「うどんの日フェア」を開催予定。
期間中はうどんをオーダーされた方に日替わりのプレゼントがありますので、お楽しみに!

結願の里 多和の産直市(新型コロナウイルス感染対策のため休業中。7月5日から再開)や
天体望遠鏡博物館(6月21日より再開)、
「旅館 野田屋竹屋敷」の庭園散歩、
道の駅ながお産直でのお買い物などもおすすめです♪
八十八庵
香川県さぬき市多和兼割93-1 【地図】