さぬき市造田にある「飯田桃園」さんの直売所が今年もオープン!
近くの農園から完熟状態の桃をそのままもってくるため、
直売所の中は甘い香りでいっぱい。
品種の移り変わりも早いので
お気に入りの桃・すももを見つけたら即ゲットが鉄則!
「飯田桃園」今年の桃・すももの情報をお届けします。
さぬき市志度・造田・長尾を繋ぐ南北の道 志度山川線。
その通り沿いにある桃の看板の下に「飯田桃園」さんの直売所があります。
毎年7月になるとオープンし、9月ごろまで食べごろの桃やすももが店頭に並びますが
今年は桃の旬が2週間ほど早く訪れたため直売所も6月下旬にオープン!
6月末に訪れると、桃3品種、すもも7品種が並んでいました!
初めて訪れる人は「こんなに桃とすももにも種類があるの?」と驚かれますが
「飯田桃園」さんでは桃もすももをそれぞれ10品種ほど栽培。
それ以外に試験的に育てている品種もいくつかあるのだそう。
特に今はすももの品種がたくさん並ぶ時期。
この日は、ハリウッド、ホワイト、ソルダム、フランコ、新大石、紫玉、貴陽が登場。
色とりどりのすももは見ているだけでもワクワク!
甘さも酸味も全然違うとのことで、食べ比べしてみたくなります。
続いて桃!!
現在は早生品種の白鳳系「日川白鳳(ひかわはくほう)」「長沢白鳳(ながさわはくほう)」が登場していました。
贈答用のお箱に入ったものは2000円からあります。
白鳳系は肉質が柔らかくてジューシーな品種。
甘みもとても爽やかですよ〜!
直売所では自宅用の桃もたくさんあるのが嬉しいところ。
少し痛みのあるものなど2級品はお安く販売してくださっています。
完熟状態なので、持ち帰ったら早めに食べるのがオススメ。
自宅用に上級桃の1玉買いもできますので、お味見にぜひ!
7月中は引き続き白鳳系の桃や、カリカリとした食感が楽しめる「あかつき」が。
8月が近くなると甘さが濃いのが特徴の白桃系が並びます。
8月下旬になると黄桃系の「黄金桃」や大きな「西王母」が登場。
店頭の桃・すももは翌週になるとガラリと品種変わりしていることもありますので
直売所で気になるものをみかけたら即ゲットを!
数日しか出回らないものもあるため、
後悔しないようにお買い物を楽しんでみてくださいね。
そのほかにもマルシェなどで人気の桃・すもも・黄金桃のシャーベットやすももシロップも直売所で販売しています。
このすももシロップはソーダで割るととても美味!
夏のドリンク用にいかがですか?

直売所から歩いてすぐの場所にある「飯田桃園」さんの農園にやってきました。
2ヘクタールある敷地内には桃の木が230本、すももの木が98本植わっています。
さほど背の高くない桃やすももの木たちに気づきますが
実は飯田さんたちが作業しやすいように、
木が若い頃から枝が低くなるように栽培しています。
そんな中、袋がけした桃の木を発見!
中には色づき始めた桃が!! 美味しそう〜〜!
こちらはすもも。
葉の形が桃とは少し違います。
実がすずなりになっているのを見ると嬉しくなりますが
ここまで来るのに1年間の苦労があったのだろうなあとしみじみ。
飯田さんに今年の農園の状況をお聞きしてみると、いろんな変化があったそう。
まずは花が咲くのが例年より2週間ほど早く
桃の収穫が2週間も早く始まったこと。
例年通りの時期に出ない品種もあるため、
お気に入りの品種がある方は少し早めに直売所を覗くのが良いそうです。
また、大きな変化として風の話をしてくださいました。
冬から毎日風が吹き続けるという現象が起こり、
こういったことはこれまでに1度もなかったのだとか。
結果、予防や交配がしづらかったそう。
その後やってきた春にはミツバチがやって来ず
例年なら桃源郷に響く羽音がなく、静かな春だったと飯田さん。
毎年育てているからこそ感じる自然界の変化。
そんな中でも美味しい桃が食べられることを感謝しながらいただきたいと思いました。
ちなみに直売所にいつ訪れてもベストな甘さの桃がいただけるのは、
美味しく食べられる完熟状態まで木にならしておくから。
桃は収穫した後に追熟しても糖度がさほどかわらないため収穫時期はとても重要。
美味しい桃が食べたい時は「飯田桃園」さんの直売所にレッツゴー!
営業時間/10:00〜売り切れると終了(昨年は平日は14:00か15:00まで、土日は夕方ごろまでオープンしていました)
定休日/不定休。台風がきたらお休み。
駐車場/有
定休日/不定休。台風がきたらお休み。
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TEL:0879-52-2336
FAX:0879-52-3086
メールアドレス:imomo@m61.sanuki.ne.jp
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