今年の土用の丑の日は7月28日(水)。
土用の丑の日にうなぎを食べるという風習を世の中に広めたのは
さぬき市志度生まれの平賀源内ではないかと言われています。
源内の生まれた町・志度にある「刺身屋紬」さんでは
土用の丑の日7月28日(水)限定で
うなぎ蒲焼きの実演販売を開催!
新鮮だからこそできる「白焼き」も登場しますよ〜!
さぬき市志度、志度湾沿いの道なりにある「刺身屋 紬」さんにやってきました。
2020年12月にオープンしたばかりのお刺身専門店ですが、長年魚屋さんに勤めていた店主さんが捌く新鮮なお刺身が人気で
リピーターがどんどん増えています。

冷蔵ケースには1〜2人前サイズのお刺身が毎日20種以上並びます。
初夏のこの時期は生たこの刺身や脂ののったアジ・カンパチ・カツオ、
珍しいものではままかりの酢漬けもありバラエティ。
奥では高級なマナガツオも控えておりました!
キラキラ輝く美しさ! た、食べたい!
このあたりでは見かけない「岩牡蠣」も発見!
東北からやってきた岩牡蠣を殻付きで販売!
生のまま、つるっといただけます!
「刺身屋紬」さんには岩牡蠣の殻剥き達人が!
志度と同じく牡蠣の養殖が盛んな鴨庄でカキ養殖をされている漁師さんの娘さんです。
冬にはカキ小屋で牡蠣の殻剥きをしているというだけあり、貝柱の場所を一瞬で判断。
素早く殻を外します!(素人がすると時間がかかる上、なかなか殻が外れません)
硬い殻があっという間に開き、大きく綺麗な牡蠣が登場!
プルン、という音が聞こえてきそうなこのビジュアルがたまりません!
岩牡蠣はこれから夏に向けてが美味しいので、店頭に常時並ぶそうです。
そんな「刺身屋紬」さん、夏に向けて国産うなぎの販売も行っています。
冷蔵ケースには「宮崎県産うなぎ蒲焼き」や「うなぎ肝串」が。
今年の土用の丑の日である7月28日(水)には
店頭でうなぎの実演販売も初めて開催!
鹿児島産のうなぎを捌き、その場で生から焼き上げます。
いい香りが志度湾沿岸に漂うこそ間違いなし!
この日は特別に「うなぎ白焼き」も焼き上げるとのこと。
白焼きはうなぎに調味料を一切つけずに直接火で焼き上げる調理方法。
素材が新鮮だからこそでき、タレをつけなくてもうなぎの臭みを感じずに本来の旨みをしっかりと楽しむことができます。
「刺身屋紬」さんのオススメは、白焼きにわさびを少しつけていただく食べ方。
うなぎの脂っぽさをわさびが爽やかに変え、さっぱりといただけますよ。
「刺身屋紬」さんの土用の丑の日実演「うなぎ蒲焼」「うなぎ白焼き」は店頭でも購入できますが、
予約をしておいたほうが確実に購入でき、待ち時間も少ないとのこと。
いずれも1本3000円。
ご予約はお電話(087-813-0343)もしくは店頭で受付中です。

ちなみに「刺身屋紬」さんの南向かいには、さぬき市志度生まれの平賀源内の資料を集めた「平賀源内記念館」があります。
源内といえば、夏に売れないうなぎをどうにかしてほしいと頼まれ、「本日土用丑の日」というキャッチコピーをうなぎ屋に貼らせたという話が有名。
「本日土用丑の日」は志度でうなぎと源内のコラボも楽しんでみてくださいね。
「本日土用丑の日」の真相はこちら!
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ちなみにうなぎには焼き方だけでなく、お腹の開き方にも関東風・関西風があるのだとか!
関東風は背開き、関西風は頭を落とさず腹開き。
お江戸のあった関東では「切腹」をイメージさせる腹開きは武士たちに嫌われていたとも考えられますが、関東風の焼き方なら背開きが焼きやすいからとも言われています。
関東風・関西風の食べ比べも一度やってみたいものです。