2021年08月20日

さぬきで発信中! 世界初の新食感・新感覚チョコレート「巖-Iwao」@寒川

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ホワイトチョコレートなのに茶色い!?

チョコなのに口の中でとろっと溶けない!?

そんな新感覚のチョコレート「巖-Iwao」が

さぬき市寒川町から日本・世界に向けて発信されています。

寒川町出身の公邸料理人 井川さんが考え出した製法で作られるこのチョコによって

多くの人が初めて体験するチョコレートの世界に引き込まれています。

一体どんな味わい・食感なのか? 

「巖-Iwao」チョコレートについてお聞きしてきました!





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独自の製法で特許をとったチョコレートがさぬき市にある。

そんな話を聞いて、そのチョコレートを扱う寒川町の「アースデザイン有限会社」さんに足を運んでみました。

玄関先にはお話に聞いた通り「世界初」と書かれた商品の看板が!


写真を見てみると、ごろごろっとしたビジュアル。

色合いはミルクかビターチョコレートのよう。


カカオからチョコレートを作る製法は、世界中どの国でもほぼ共通ですが

そこからさらにどんな加工を施せば世界初の製法と認められるのか?!

これは気になります!!



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というわけで、現在このチョコレート「巖-Iwao」を製造・販売されている「有限会社アースデザイン」の井川さんにお話をお聞きしました。

「これ、ホワイトチョコレートだけで作っているんです。」

という驚きの一言からスタート。



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出してくださったのは2種類のチョコレート。

右は国産のホワイトチョコレート、左が「巖-Iwao」。

原料が同じとは考えにくいほど、色合いも外見も違います。

どんなことをすればこんなことに??



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このチョコレートは井川さんの息子さんである井川宗隆さんがフランスでシェフとして活躍しているころに完成したレシピ。

井川宗隆さんは寒川町出身、高校卒業後に調理の専門学校へ進学し、

その後フランスと日本を行き来しながら修行を積んで

ミシュランで星のつくレストランでのスーシェフ、セクションシェフなどを経験。

現在は在デンマーク日本大使館の公邸料理人として活躍されています。


そんな井川さんがコース料理のコーヒーに添える小菓子としてこのチョコレートを出したところ、美味しいと大好評。

井川さん自身もこのチョコレートをたくさんの人に知ってもらいたくて

帰国した際には日本の友人知人にプレゼントしたり、

東京のトロワグロで開催されたコラボディナーの席でも添えていたそう。



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ホワイトチョコレートだけでこんなに美味しいものができるのかという驚きもあり

好奇心で自分も作ってみたという人が出てくるようになったことから製法の特許を申請。

平成30年に製法特許を取得されました。


通常、特許取得には非常に時間もかかり難易度も高いことが知られていますが

申請時に拒絶が一切なく、ストレートに特許が取れたというのがこのレシピ。

井川さんが「奇跡のチョコレート」と紹介する理由はここにもあります。



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また、この形に仕上がるまでいろんなホワイトチョコレートでも作るなどの追求を重ねたのだとか。

チョコレートが変わると仕上がりも味も風合いも変化。

結果、日本製のホワイトチョコレートで作るとより美味しくなることがわかり、現在は国産のもので製造が行われています。


実際に原材料のホワイトチョコレートを食べさせてもらいましたが

口の中で甘〜くとろける、定番のホワイトチョコレートの味わい。

これはこれでとっても美味しかったです。


では、それで作る「巖-Iwao」はというと?


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まずは色が白じゃないのはなぜ?という疑問がむくむく。

そして表面が岩のようにゴツゴツしていて黒糖のよう。


「見るだけじゃなく、食べるとびっくりしますよ!

 そして手が止まらなくなります!」

と井川さんに勧められていただいてみました!!


まずはカリッとした食感にびっくり。

歯で少しずつかじりながら舌の上に乗せると、じんわりと溶けていきます。

同時にふわっと香ばしいカラメルのような香り。

その後に濃厚な甘みがやってきます。

最後はプチプチとした食感を歯で楽しみながら完食!!


ホワイトチョコなのにホワイトチョコみたいに甘すぎないし、

香ばしさがたまらない新しいお菓子に出会った衝撃。


食感も面白いし、これはもう一個食べて真相を確かめないと!と、

つい手がまた伸びてしまうのだなあと思いました。笑



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(アースデザイン有限会社 井川さん)

「特徴になっている食感のプチプチも製造工程上で変化させることができます。

 今はホワイトチョコレートとのギャップを楽しんでもらいたいので、プチプチ多めに仕上げています。

 また、工程上のちょっとした変化でスイートとビターの2種類が作れます。(写真左がスイート、右がビター)

 味わいも違いますので、また食べ比べしてみてくださいね。

 冷やして食べても美味しいですよ。」


食感や色合いのギャップにも驚きましたが、まだまだ製造工程上で変化できるチョコだと知ってびっくり。

また夏場でもブルーム(チョコの油脂が熱で溶けて表面が白くなる現象)も起こらず、

1年中楽しめるのも「巖-Iwao」の良いところ。


これを味わうと今まで食べてきたチョコレートが食べられなくなると、

リピーターさんからのオーダーも続々と入っているようです。




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世の中にはない、ここだけの特別なチョコレートだからこそ、

もっとたくさんの人に知ってもらいたいという「巖-Iwao」。


現在オンラインショップや香川県内のカフェ(第二楽章ほんまもんの甘酒直売所)でも購入することができます。

小袋入り750円、箱入り2000円の2タイプありますので、

あなたも世界初のチョコレートをお味見してみてくださいね!





アースデザイン有限会社
場所/香川県さぬき市寒川町石田東甲643-4
お問合せ先/0120-090-732
ホームページ・オンラインショップ https://iwao-choco.com
posted by sanuki-asobinin at 13:14| 香川 ☔| Comment(0) | グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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