「今年の旬は何もかも早い。」
そんな話を農家さんからよく聞きますが…
「みろく自然公園」の彼岸花も同様。
例年より2週間早く、いま見頃を迎えています。
白、黄色、淡いピンク、濃いピンク、赤など、様々な色合いを楽しめるのが「みろく自然公園」の良いところ!
現在「みろく自然公園」は新型コロナウイルス感染拡大防止のため利用自粛中となっていますが、
公園内の彼岸花の様子をお写真で楽しんでいただけたらと思います。
「みろく自然公園」は園内を散策しながら様々な花木を楽しめる広大な公園。
夏の終わりに足を運ぶと、日陰は涼しい風が吹き、心地よい休息の時間を過ごせます。
道端には青い栗、山裾を見つめれば柑橘の実。
間も無く秋がやってくるのだと感じます。
そんな「みろく自然公園」でこれから見頃を迎えるのが彼岸花。
ちょうど9月いっぱい楽しめる花なのですが、
今年は夏の長雨のせいなのか、8月末から彼岸花が開花。
彼岸花の種類によってはいまが見頃となっています。
みろく公園では10種類、合計9000株の彼岸花が植えられていますが
群生が楽しめるのは以下の箇所。
・ひがんばなの丘
・ひがんばなの丘
・こぶしともくれんの谷
また、エントランスの「さぬき市歴史民俗資料館」前にも少しだけ咲いています。

「こぶしともくれんの谷」へは、正面の園内駐車場から徒歩15分〜20分ほど。
斜面の奥に彼岸花の群生を発見!!
手前は黄色い彼岸花ゾーン。
公園内で一番多くの黄色い彼岸花をここで楽しめます。
ちょうど満開になっているものが多く、見応えアリ!
よく近づいてみると、とても柔らかそうな花びら。
黄色いビタミンカラーは元気を与えてくれます。
黄色い彼岸花を見るのはこの場所が初めて、という方もたくさん。
斜めによいしょっと伸びる彼岸花も。
「こぶしともくれんの谷」はとても静かな場所。
木漏れ日が心地よさそうな彼岸花を見ていると心がとっても穏やかになります。
さらに丘の奥へと進むと、濃いピンク色の彼岸花の群生地が。
黄色よりも少なめの本数ですが、気持ち良さそうに陽だまりの中で花開いていました。
彼岸花といえば赤というイメージがありますが、濃いピンク色もなかなか美しいもの。
少し花びらの先にパープルがかっているのがまた綺麗。
「こぶしともくれんの谷」の彼岸花は黄色、濃いピンク、そして少しだけ白い品種が咲いています。
まだ蕾のものもありましたので、しばらくは花の時期が続きそうです。
遊歩道があり、その道沿いに咲く彼岸花が楽しめます。
こちらにも黄色、濃いピンク色、白の群生が!
白い彼岸花には少しだけピンク色の筋が花びらに入っています。
日差しの強さにやられやすいのか、枯れてしまっているものもちらほら。
「ひがんばなの丘」は日当たりの良い場所なので、早めに咲いた様子。
今年はたくさんの方に見てもらえないうちに旬が終わってしまいそうなのがとても残念です。
ご紹介した場所以外にも公園内を散歩しているうちに彼岸花にばったり出会うこともあるのが「みろく自然公園」。
早くお散歩を楽しめる時期が来ることを祈りつつ、
彼岸花の写真だけでも楽しんでもらえたらと思います。