さぬき市寒川町の山間部にある門入の郷。
一番奥にあたるカメリア温泉周辺で赤い彼岸花が見頃を迎えています。
里山の中に建てられた赤いモニュメントやアートな門入ブリッジとのコラボを楽しめるのは今だけ!
今年の門入×彼岸花の様子をご紹介します!
さぬき市寒川町、県道10号線から南側に入るとたどり着く門入の郷にやってきました。
アウトドアで人気の門入ダムを通り過ぎ、さらに南へ進むと、カメリア温泉と川沿いに点在するアートゾーンに到着。
せせらぎがよく聞こえるほど静かで、たま〜に猿の家族に出会うことも。
そんなカメリア温泉周辺で赤い彼岸花が見頃を迎えています。
こちらの彼岸花は1993年に門入の郷がオープンした時に、この場所にある「門入ブリッジ」やコンクリート建築物「椿の城」を手がけられた建築家 多田善昭さんなどの手によって植えられたそう。
小さな群生ですが、あちこちで赤い色を発見することができます。
ここだけの見どころといえば、やはり赤い「門入ブリッジ」とのコラボレーション。
赤とグレーのツートーンカラーの「門入ブリッジ」の下には、毎年彼岸花が一列に咲く様子を楽しめます。
里山の中に突如現る大きな赤い「門入ブリッジ」。
この時期だけはお互いが自然の中で生きるものとして引き立てあいます。
赤といえば、門入の郷のモニュメントも赤いキューブ。
普段は自然の中にぽつりと存在する赤ですが、彼岸花が咲くことでこの世界により馴染んでいくのが不思議です。
「門入ブリッジ」は実際に渡ることができます。
里山の頂上へ向かうような木の階段をどんどん登って降りて、川向かいに行ってみましょう!
「椿の城」は建築家の多田善昭さんが自然の中に作った「遊具」。
『だれもがガキ大将になれる』をテーマに、ここで遊ぶ子ども自身が遊び方を見つけるフリースタイルアート。
外観は美しい直線で整えられ、コンクリートが一見無機質に見えますが…
雨が降れば、翌日にはいくつか作られているコンクリートの雨樋いからぽたぽたと雫が落ち、そこに苔が自生。
まるで生きているかのように感じられます。
そんな「椿の城」をバックに彼岸花を眺めるのもなかなか良いものです。
そこにもう一つの「赤」、アカトンボがやってきました。
このほかにも彼岸花の周辺を飛ぶクロアゲハを発見。
あなたもここに来たら、門入に自然と集まる「赤」をたくさん見つけてみてくださいね。
そんな門入の郷で10月にはアートワークショップ×マルシェイベントが開催決定!
(写真は延期前のものです)
さぬきバル〜門入の郷篇〜
開催日/2021年10月23日、24日
開催時間/10:00〜15:00
場所/門入の郷
さぬき市の自然を体感できる場所で地元の食材や体験を楽しむイベント。
今年は門入の郷でマスキングテープを使用したワークショップやオカリナの絵付け体験を開催予定!
オカリナの絵付けは自分の好きな柄を描くことができます♪
出来上がったオカリナを里山で吹いてみましょう♪
イベントの詳細はまた「遊びの達人ブログ」でご紹介しますのでお楽しみに!
【門入の郷】
香川県さぬき市寒川町石田東門入【地図】
アクセス:
県道10号線を徳島方面に、大型スーパーBIG寒川店のすぐ脇にに赤い『門入の郷』の看板が見えます。
その看板を目印に南へ曲がり、門入ダムを越え500メートルほど進むと見えてきます。
高松市内から車で約40分。高速津田寒川ICから車で約10分。