2021年10月26日

さぬき市コミュニティバスで大窪寺へ。のんびり女子旅してきました♪@多和


こんにちは!学生ライターのあやです^^/

今回はさぬき市コミュニティバスに乗って、大窪寺までお出かけしてきました!

久しぶりのバスは遠足気分で、童心に帰ったかのよう(笑)

グルメに、観光名所に、紅葉が始まりそうな車窓、秋のシーズンならではの楽しみ方が満載!

過ごしやすい季節になったので、バス目線ののんびりした時間を過ごしていかがでしょうか。



今回のテーマは「さぬき市コミュニティバスに乗って、秋の女子旅」です〜!

さぬき市には、計7つの路線があります。

その中で唯一、土日祝日運航している路線「志度・造田・多和線(大窪寺方面)」を使って、

志度駅前からさぬき市多和の奥地「大窪寺」まで行ってきました!

女子旅ということで、後輩の女の子と2人でバス旅を満喫しました^^

大まかなスケジュールがこちらです!


わたしは高松からJR高徳線で志度駅に向かったので、

JR高徳線 志度駅    11:40着 (高松市から来た場合)
      ↓
バス  JR志度駅  12:12発
      ↓
大川バス本社前 経由 (さぬき市長尾)
      ↓
バス   大窪寺  13:20着


「志度・造田・多和線」の「路線図・時刻表」はこちらから



このようなのんびりとしたスケジュール感で、日々の疲れを癒すような旅です。

まずJR志度駅に着くと、バス停が駅北側にあるのでそちらに降りていきます。


バスまで少し時間があるので、駅のベンチで座って待ちます。

都会だと、乗り換え時間があまりないのが当たり前かと思いますが、この待ち時間がのんびりとしていて、慌ただしい日々から解放される時間でした。



バス旅の余談です!!(笑)

そして、大窪寺行きのコミュニティバスがやってきました!

ここで大切なのが、バス停で手を挙げて「私たち乗りたいです」アピールをすること!


久しぶりのバスだったので、のんびり待ち構えていて危うく乗り過ごすところでした。(笑)

少し追いかけて無事バスに乗車!

さぬき市のコミュニティバスの乗車料金は休日だと1乗車につき大人1人500円の一律価格。(減額対象の方もいらっしゃいます)

なので、整理券を取る必要はありません。


そして、バスと言えば大事なのが座る場所ではないのかと思います!

私の場合、高速バスは3列目の左の窓側がベスポジなのですが、路線バスは最後列派です。(笑)

路線バスの後列は少し高い位置に作られていて、少し眺めがいいのかなというのがお気に入りの理由です。

一括りにバスといっても、作りが違うのでそれぞれの好みが皆さんあるのではないでしょうか。


ちなみに、さぬき市のコミュニティバスは全部で7台あります。

行先によって、ラッピングの色や大きさも異なります。

基本的に大窪寺方面は、四国霊場八十八カ所上がり三カ寺がPRされた緑色のラッピングです。

7台の中でも一番大きなバスになっており、約20人が座れるようなサイズ感です。

「コミュニティバス」について詳しくはこちら!→https://www.city.sanuki.kagawa.jp/life/conference/cbus


さあ!バス旅のスタートだ〜!!

余談はこのくらいにして、出発進行!女子旅の本題に入ります!

大窪寺までは1時間15分ほどの所要時間。

短いと思うか、長いと思うかは人それぞれだと思いますが、私の体感的にはあっという間でした。

志度駅から志度の住宅街を抜け、さらに住宅街へと進みます。

途中、なんだか煙の匂いがするなと思うと、畑の方で畔焼きをしていました。

地元でよく嗅ぐ匂いと光景なので、懐かしいな〜〜と。

ちなみに、雨が降る前は火事になる危険性がほぼないので、畔焼きをするというのを初めて知りました。(この日は夜から雨予報)

これはバスに同乗していた地元の方が教えてくれました。


そんなこんなで車窓を楽しみながら、大川バス本社前に到着。

ここでは、約20分の停車タイムがあります。

事前の下調べでこれは把握済みだったので、外に出ようかと思うと、、なんと洗車がスタート!


私たちはみんなびっくり!

1日1回は洗車をするそうで、埃や汚れを放置すると故障の原因になるそうなので、こまめな洗車は必要なんだとか。

普通の洗車となんら変わりはしないんですが、あまりの唐突さに思わず興奮してしまいました(笑)

バスの洗車タイムはなかなか珍しいのではないでしょうか!


そして、ここではもう一つのレアなものが、、


何がレアなのか皆さん気づきましたか??

そう!大川バス本社の建物に信号機が備え付けられているんです!

地元の方からしてみれば、当たり前の光景すぎて、そのレアさに首を傾げていましたが、コアな方はここまで写真を撮りにくるんだとか。


この停車タイムもバス旅の醍醐味として満喫しながら、再び出発!

ここで思わぬお土産が!

同乗していた地元の方から「鶴屋」の大福をいただきました。


大川バス本社近くの和菓子屋さんだそうです。

柿、ほうじ茶、栗の3種類の買って来てくださり、私はほうじ茶をいただきました!

食べた瞬間、口に広がるほうじ茶パウダーは香ばしく、中のほうじ茶クリームは優しい甘さです。


より遠足感が強くなり、大窪寺に向けて気分も高まりました〜!

地元の方、ありがとうございます!

いちご大福も12月ごろから販売されるみたいなので、ぜひそちらもいただきたいものです。

停車タイムにみなさんもぜひ鶴屋さんで大福ゲットしてみてください〜

大川バスから「鶴屋」までは、道沿いを西に歩いて3分ほどです。


お昼ご飯前におやつも食べ、気分るんるん!

道のりはぐんぐんと山の方へと上がっていき、くねくね道が続きます。

途中には、左手に前山ダムがあり、(奥の方に薄っすらとダムが!)


すぐ近く右手に「道の駅 ながお」が見えます。


道の駅を通り過ぎてしばらくすると、重要文化財である茅葺屋根の「細川家住宅」も、ちらっとですが目にすることができました。

さらに進んでいくと、閉校した学校を活用した「天体望遠鏡博物館」

県内唯一の数寄や造りの平屋建て旅館「野田屋 竹屋敷」を横目に進んで行きます。


到着!四国霊場最後の地へ、いざ!!

途中下車してみたい衝動を抑えながら、ついに到着!!

「大窪寺」バス停〜!!


立ち並ぶお店から食欲をそそるお味噌の香ばしい香りが…


少し我慢をして先に、「大窪寺」で参拝をします。

大窪寺は皆さんもご存知、四国霊場第八十八番札所。

階段を登る前には、「八十八番結願所」という碑石があります。


最後の場所に相応しい佇まいで、足を進める前に一呼吸置いてから足を進めます。

階段を登り、二天門をくぐり境内へ。


厳かな空気に包まれ、至るところからパワーをいただけそうな雰囲気があります。

その中でも、私は本堂の後ろからそびえる女体山に圧倒されました。


大窪寺を見守っているような雰囲気があり、強い生命力を感じました

それだけではなく、境内には2本の巨大な杉の木や、


大銀杏があり、内側から押し上げるようなパワーがあります。


ちなみに、少し紅葉の時期には早かったですが、10月末くらいには綺麗に色づいているのではないでしょうか。


パワーを感じながら、手水舎で心と体を清めます。


本尊である「薬師如来」祀られた本堂の中へ進み、参拝。この参拝の瞬間はなぜか毎回1番緊張します。


薬師如来は身体健康や厄除けなどのご利益があると言われています。


本堂の中に、おみくじがあったので引いてみました。


普段はあまり引かないので、新鮮でした。

結果は・・・「小吉」!!

運勢が「万事成りゆきのままに身をゆだねる時。運気はいまのところ停滞しているので、下手に動いたり、小細工はさけること。」

とあり、なんだか合っているなと思いつつ、おみくじ納め処で結びます。


自分の干支の場所に結ぶようになっているのを知らず、地元の方が教えてくださり結び直し。

私は兎年なので、「卯」に結びました。

この形式は初めてだったので、改めて見ると結んだ位置や結ばれている量が異なっていて、なんだか面白かったです。


大師堂の方へ向かうと、長い道のりを共に歩いたお遍路さんの金剛杖を奉納している寶杖堂や、


四国霊場最大級の修行弘法大師像があります。


どちらも結願所ならではのもので、この地の重みを感じさせられます。

さらに奥へ進むと、南側の二重門が見えます。


大きな草履が奉納されています。


二重門には塗直しされた金剛力士像もあり、西側の二天門とは異なる豪壮さがあります。



旅の醍醐味といえば、グルメ!!

大窪寺を後にし、昼食へ。

行く前から楽しみにしていたうどん・お土産店の「八十八庵」


開放的で広々とした座敷は、いい感じに風が入ってきて涼しく、のんびりお昼寝したくなります。(笑)


メニューは名物の「打ち込みうどん(880円税込)」

これからの時期にぴったりな一品。


冬限定の「豆乳 打ち込みうどん(980円税込)」

香川県の特産品を使用した「オリーブ牛肉入り カレー打ち込みうどん(1,380円税込)」など、種類も豊富!


優柔不断な私は、食べたいメニューが多すぎて困りました。(笑)

優しい後輩ちゃんがシェアしてくれるということで、「豆乳 打ち込みうどん」と「オリーブ牛肉入り カレー打ち込みうどん」を選択。


年季の入った鍋敷きに乗せられたうどんは、見ているだけでよだれが垂れそうです。

早速、実食!

まずは「豆乳打ち込みうどん」


白味噌ベースのだしに、豆乳が加わることでよりまろやかな味わいに。

「さぬきの夢」を100%使用した麺はモチモチで、だしが絡み合っており、お箸が止まりません!

県内産・無農薬にこだわった大根やにんじん、ごぼう、里芋、ねぎがゴロゴロ、

そして豚肉と揚げが加わることで、より旨味が詰まっています。


「オリーブ牛肉入り カレー打ち込みうどん」も負けていません!


普段はカレー汁が飛び散るのを恐れて食べることはないのですが、無性に食べたくなり注文。

豚肉ではなく、オリーブ牛肉ということで少しリッチな気分です。

こちらもカレーと麺が絡み合い、最高です!

カレーだしまで飲み干してしまう勢いで、あっという間に完食です。


どちらも甲乙つけがたい!

私みたいに優柔不断な方は、ぜひいろんな味をシェアしてみてください。


そんな「八十八庵」の秋の味覚といえば栗!

そう「栗飯」です。

今回は少し出遅れてしまい、完売していましたが...

10月末頃まではあるそうなので、ぜひ12時くらいまでに行って召し上がってほしいものです。



少し座敷で会話を楽しみながら、のんびりした時間を過ごした後は、お土産探索。


お土産用の打ち込みうどんや、四国のお菓子などたくさんあり、迷います。


八十八庵のもう一つの名物「手造り田舎こんにゃく(350円税込)」

こんにゃくといえば「ゆずみそ(430円税込)」

「瓦せんべい(400円税込)」をチョイスしてみました。


旅にはお土産は付き物ですよね。私は自分へのお土産がついつい多くなってしまいます。


お土産の後は少し時間も余ったので、おやつタイム。

こちらも名物の「ささ餅(130円税込)」をいただきました。


くるくるに巻かれた笹をほどくのにワクワクしちゃいます。

食後にちょうどいい大きさです。


ほんのりと香る笹と、ほどよい粒あんで、思わず緑茶が欲しくなっちゃいます。


いよいよ、バス旅も終盤です…

そんなこんなしていたら、帰りのバスの出発時間である16:00に!


「程よく歩き、食後、バスのリズミカルな揺れ」の三拍子で、うとうと。

ちなみに帰路も大川バス本社前で停車タイムがありましたが、今度は給油されていました。(笑)


帰りは下りということもあり、早く感じます。

そして、17:09 JR志度駅に到着。

薄暗くなった空が旅の終盤を知らせており、寂しくなります。


それだけ充実したバス旅になりました!

次は違うスポットでの下車や、路線を変えたバス旅もしたくなりました。


今の時期はとっても過ごしてやすいですし、秋の見どころが盛りだくさんです!

ぜひ皆さんもコミュニティバスに乗って、お出かけしてみてくださーい!

コミュニティバスマップ表はこちらから!



大窪寺
香川県さぬき市多和兼割96【地図
お問い合わせ/大窪寺(TEL:0879-56-2278)
駐車場/あり

八十八庵
香川県さぬき市多和兼割93-1【地図
営業時間/7:30〜16:30(お食事は8:00〜16:30 ラストオーダー16:00)
定休日/無休
駐車場/あり
HP/https://www.yasobaan.jp/(外部サイトへ移動します)
お問い合わせ/0879-56-2160

posted by sanuki-asobinin at 09:00| 香川 ☀| Comment(0) | レジャー・アート・写真 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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