先週末10月23日、24日にさぬき市寒川町にある門入の郷で開催された
「さぬきバル門入の郷篇」レポート第2弾!
アートワークショップ&陶芸ワークショップをご紹介!
さぬき市のアートの達人と陶芸の達人をお招きして開催された2つのワークショップの様子をご紹介します。
「椿の城」の壁にも数々の名作が生まれていましたよ♪
「さぬきバル」はさぬき市らしさを感じられる場所で、地元の食材を使った美味しいものを楽しもう!という地域再発見イベント。
昨年冬には「みろく自然公園」でのマルシェ&ドライブインシアターが開催されました。
公園内をぐるりと散歩しながら楽しむお客さんも多く、改めてさぬき市の良さを感じてもらえるものとなりました。
そして今年は里山の良さを体いっぱいに感じられる寒川町門入の郷を舞台に「さぬきバル門入の郷篇」が決定!
先週末、10月23日、24日の土日に開催されました。
2日間、門入の郷「水辺の公園」と「カメリア温泉周辺」に分かれて様々なイベントが行われましたが…
今日はその中のアート&陶芸ワークショップの様子をレポート!!
陶芸ワークショップにお邪魔しました!
まずは陶芸ワークショップを覗いてみます。
会場はカメリア温泉から少し歩いたところにある門入工房。
地元の「寒川陶芸同好会」さんが毎週休日に活動している場所で、工房内にはろくろや様々な陶芸作品が置かれています。
陶芸ワークショップというと、粘土をこねこね…
という本格的なものを思い浮かべますが、今回は「オカリナの絵付け体験」。
テーブルには素焼きしたオカリナと絵筆。
これで好きな色を塗ったり絵を描いたりできます。
絵付けのアドバイスをしてくださるのは「寒川陶芸同好会」代表の島田誠さん。
これまでにも陶芸ブローチや風鈴、干支の置き物ワークショップをここで開催されています。
また、島田さんは日本伝統工芸展に何度も入選されている若手実力派の作陶家さんなのです!
島田さんについて詳しくはこちら!→ 門入の自然から作品を作る「島田誠 作陶展」@寒川
そんな島田さん、優しく参加者のみなさんを見守っていらっしゃいました。
なので参加した方もじっくりと絵付けに集中できていた様子。
お子さんたちの作品を見せてもらいました。
ハッと驚かされるものがたくさん!
色の組み合わせや大胆な塗りがカッコよく見え、そのセンスが羨ましい〜!と思うことも!
大人も真剣そのもの。
窓から入ってくる川のせせらぎと里山の澄んだ空気が気持ちいい門入工房。
この場所だからこそ普段は見えない自分の描きたいものが見えてくる気がしました。
絵付けが終わるとニスを塗って乾かして完成!
そのまま持って帰れるので皆さん嬉しそうでした〜!!
門入の山に向かって吹くのも気持ちよさそう〜!
門入工房では11月にも独自の作品展&陶芸体験会を開催!
11月13日、14日に門入工房で来年の干支の置物を作ります。
今回参加できなかった方、今回参加してもっとやりたくなった方は、こちらにもぜひ参加してみてくださいね。
また、寒川陶芸同好会では粘土をコネコネする陶芸体験も常に募集中。
お皿や置物などお好きなものが作れますので、ぜひお問い合わせしてみてくださいね
お問い合わせ先/090-4979-7732(寒川陶芸同好会 島田さん)
アートワークショップも覗いてみました♪
続いてやってきたのは、陶芸ワークショップの門入工房から山に向かって歩くと見えてくる現代アート「椿の城」。
コンクリート造りのこの建物の中で、アートワークショップが開催されました。
普段は灰色の「椿の城」ですが、イベントの日は特別にカラフルなカラーテープが散りばめられていて、いつもとは違う表情に!
こちらはさぬき市寒川町出身の美術家 千田豊実さんがディレクションしたもので、『門入に吹く風』をイメージしているのだそう。
「椿の城」の中にあるワークショップ会場もところどころに三角形のカラーシートが!
一晩で可愛いお城に変身してしまったみたい。
ここで行われるワークショップはマスキングテープを使ったタンブラーつくり。
真っ白なドリンクタンブラーの紙に好きな絵や言葉、マスキングテープを貼り付けて、オリジナルのタンブラーを作ろうというものです。
各テーブルには材料のマスキングテープがてんこ盛り〜〜!
ドット柄、ストライプ、賑やかな柄物。
リボンのように細いものから、メモ帳にできそうなくらい大きな幅のものまで。
マスキングテープにもこんなに種類があるなんてワクワクします!
講師は「椿の城」をはじめ、このイベントで門入の郷全体の飾り付けをディレクションされた千田豊実さん。
千田さんは、門入の郷がある寒川町のご出身。
美術大学を卒業後、3年間ベルリンを拠点に制作・発表活動を行なったのち、地元にアトリエを開設して活動されています。
最近では劇作家さんとのコラボや、お子さんへの絵画教室などでも活躍されていますが、今回は地元でのアートイベントに関われることがとても嬉しいとおっしゃっていました。
過去の千田さんの記事はこちら→ 戦後70年記念、祖父と孫の二人展「遺されたもの」開催。画家の千田豊実さんにインタビュー!@寒川
そんな千田さんの作られたタンブラーデザインの見本がこちら!
無造作に貼られたマスキングテープの間にバクや鳥の絵が描かれていて、これだけで立派な芸術作品!!
油性ペンとマスキングテープだけでも表現方法は無限にあるということがわかります。
ワークショップは親子で参加される方がほとんど。
お子さんがメインで制作していきますが、ハサミを使った細かい作業などは親御さんも協力されていました。
描きたいものを描くお子さんもいれば、(上の絵はプレーリードッグ)
テープ選びでものすごく迷うお子さんも。
難しそうだったのは、曲線になっているタンブラーの縁の部分の処理。
直線のテープを貼り付けるのが結構難しいのですが、
子どもたちは綺麗に仕上がる折り返し方法を自然と編み出していました。
続々と出来上がるタンブラーを横目に、
コンクリートの壁にカラーシートで作品を作っていく人、あり。
今回はマスキングテープとは別に、壁に貼る用のカラーシートがたくさん用意されていて、来場した方にいろんな絵を壁に描いてもらおう!という企画も行われていました。
すると、ここにも。
タンブラー作りがおわったお子さんも。
みんな真剣そのものでカラーシートで作品を描いていました!
部屋中にいつのまにかたくさんの絵が完成!
まるでカラーシートの美術館のようです。
いつの間にか昆虫を描いていたお父さんに家族みんなびっくり!
三角形しかないカラーシートでここまで表現できるのは素晴らしい〜!
参加したお子さんだけでなく、大人たちも普段とは違う楽しみを見つけられたアートワークショップになったようです。
新型コロナウイルスの影響で、なかなかお出かけすることができなかった2021年。
今回の「さぬきバル門入の郷篇」では、自分だけの特別なものを作る喜びもあり、非日常の姿になった門入の郷を歩いてワクワクできたり。
これまでとは違う休日が体験でき、身体のすみずみまでリフレッシュできた気がしました。
2日間楽しまれたたくさんの方にも、また門入の郷に遊びに来てもらえたら嬉しいなと思うのでした〜♪
秋〜冬の門入の郷は星空がとっても綺麗!
「門入ブリッジ」のライトアップも素敵です。
今日のことを思い出しながら、ぜひ足を運んでみてくださいね♪
さぬき夜バル 門入の郷編 マルシェ×ワークショップ
開催日時/2021年10月23日(土)・24日(日)10:00〜15:00
場所/門入の郷周辺【地図】
駐車場/あり(イベント専用駐車場を利用ください)
予約/さぬき市観光協会のホームページにて受付中。
アートワークショップ予約サイト/https://sanuki-kanko.jp/sightseeing/outdoor/post-3501.html
イベント専用ホームページ→ こちら
お問い合わせ先/087-894-1601(さぬき市観光協会)
門入ダム周辺
住所/香川県さぬき市寒川町石田東【地図】