12月に入りイルミネーションが輝き出すと心の中でクリスマスへのカウントダウンが始まります。
その気持ちをもっと盛り上げてくれるのが、ドイツの伝統的なクリスマス菓子『シュトレン』。
さぬき市志度にある「Ainaふろーりあん」でも
今年初めて『シュトレン』が登場しました。
真っ白い雪のお布団のような生地を切り分けると、驚くほどたくさんの食材が顔を出します。
口の中でほどけるように溶けていくしっとり具合にも惚れ惚れ。
クリスマスを待ちながら「Ainaふろーりあん」の『シュトレン』を味わってみませんか?
さぬき市志度、国道11号線沿いにある洋菓子店「Ainaふろーりあん」さん。
寒さが一段と厳しくなり、店内の灯りがますます暖かく見えるようになってきました。
ショーケースには看板商品のシュークリーム「讃岐主(さぬきシュー)」や地元の食材を使ったショートケーキなどの生菓子、焼き菓子が並んでいますが、12月に入っていちご農家さんから今季初のいちごが到着。
いちご好きにはたまらないいちごスイーツが並ぶようになりました!
そしていちごの「赤」にも負けないこの時期の「赤い」ものといえば…
クリスマスギフト!
家族や友人、この1年お世話になった方へのプレゼントに。
クリスマス柄のギフトを渡せば、自分も誰かのサンタクロースになれちゃいます♪
そんなクリスマスアイテムの中に、お好きな方には見逃せないアイテムを発見!
ドイツのクリスマス菓子としておなじみの『シュトレン』です!!
近年日本でもクリスマスが近くなると見かけるようになってきたイーストを使ったクリスマス菓子。
中にはドライフルーツ・ナッツ・スパイス・洋酒がぎゅぎゅっと混ぜ込まれています。
『シュトレン』はドイツに古くから伝わる伝統的なお菓子。
キリスト教が信仰されているドイツではイエス・キリストの降誕を待ち望む期間にこれを食べる風習があります。
作られる職人さんや地域によって生地の配合も材料も違うため、お好きな人の中にはいろんなパン屋さん&パティスリーの『シュトレン』を買って食べ比べする方も。
そんな『シュトレン』が今年初めて「Ainaふろーりあん」でもお目見え!
以前から作って店頭に出してみたかったという高橋シェフ。
この秋から『マリトッツォ』でイースト生地を使い始めたことをきっかけに、同じくイーストを使う『シュトレン』を作り始めたのだそう。
「Ainaふろーりあん」の『シュトレン』はクリスマス仕様に可愛くラッピングされています♪
ギフトにもぴったり!
ケーキピックにも使えるヒイラギも付いており、シュトーレンに刺してみんなで切り分けるのも楽しそう。
気になる生地の質感や味はどんなタイプなのか?
個人的に『シュトレン』が大好きな自分。
じっくり分析していきたいと思います!
箱から取り出しましたる『シュトレン』〜〜。
おっも!! 重いです〜!! ずっしり!!!
表面積もかなり大きいです〜!
厚みはこんな感じ。
少し平たいけど幅広いタイプです。
裏返してみると生地からバターがじゅんじゅわ〜〜!!
滲み出ているのがよーくわかります。
バターたっぷり生地、美味しそう…
ジャーン! 切り分けてみましたーー!
断面を見るといろんな具材が入っているのがわかります。
ラム酒とブランデーに漬け込んだドライフルーツに、クルミ・アーモンド・ピスタチオなどのナッツ。
スパイスはオールスパイスと多めのシナモン。
そして中に餡のように入っているのが「自家製マジパン」。
通常はローストしたアーモンドだけで作りますが、「Ainaふろーりあん」のものはさらに栗のペーストを混ぜ合わせていてほっくり。
ここだけ食べても完成されたお菓子の味わいがして美味しい…!!
カットする時点でわかりますが生地はとってもやわらか。
食べてみるといろんな香りと味わいが口の中で広がります!
ナッツの香り〜洋酒の香り〜フルーツの香り〜バターの香り〜美味しい〜〜!!
もっとパサパサしているイメージがありましたが、とてもしっとり。
口の中でほどけていくような食感がたまりません。
パンというよりも焼き菓子、バターたっぷりのパウンドケーキに近い感覚です。
「Ainaふろーりあん」の高橋シェフは口どけの良い『シュトレン』にするため、バターをかなり多めに使うそう。
その分形はなだらかで平たいですが、厚みの薄い部分はカリッと焼けた部分にバターが染み込んで背徳の旨味。
ダイエットは明日からでいい。
そう決意するスイーツです。
現在はプレーンタイプの『シュトレン』のみ販売していますが、年明けには『栗と黒豆のシュトレン』、バレンタインに向けて『チョコレートシュトレン』などが登場予定。
1年のご褒美に、自分へのクリスマスプレゼントに。
贅沢な「Ainaふろーりあん」の『シュトレン』で自分を甘やかしてみませんか?
シュトレンの食べ方・保存方法
「Ainaふろーりあん」の『シュトレン』は賞味期限2ヶ月。
バターも糖分も多いため長持ちしますが、美味しさを保つための秘訣は「保存方法」。
まず食べる時は真ん中からカット。
1〜2cmほどにスライスしていただくのがオススメ。
味わいが複雑なスイーツなので、合わせるドリンクはブラックコーヒーやブラックティ、赤ワインなどがベスト。
もちろんミルクティなどでも美味しくいただけます。
保存するときはカットした断面をくっつけて、しっかりラップで密閉しましょう。
端っこからカットしていくと乾燥しやすいのでおすすめしません。
クリスマスまで少しずつ小さくなっていく『シュトレン』を眺めつつ楽しみましょう〜!!
クリスマスケーキも予約受付中!
ただいま「Ainaふろーりあん」ではクリスマスケーキも予約受付中!
ここならではのケーキが今年も出ていますよ〜!
まずはベーシックな「いちごのクリスマスケーキ(生クリーム・チョコクリーム)」。
ディナーの後でも軽く頂けるふわふわのスポンジに、契約農家さんのいちごが乗っています。
お値段は2〜3人前で3050円(税抜)〜。
ふろーりあんオリジナル「長すぎるクリスマスロール」は50cmの長さで3800円(税抜)。
今年はピスタチオといちごのムースを生クリームで巻き込みました。
一人で食べると贅沢〜! みんなで食べても美味しい〜!
高知県四万十の栗を使った「クリスマスモンブランタルト」は直径15cmサイズのみで3800円(税抜)。
さくさくのタルト生地にカスタードクリーム、生クリーム、栗ムース、モンブランペーストがのっかって、クリームと栗好きにはたまらない構成。
ふわふわしゅわしゅわのスフレチーズをデコレートした「いちごのチーズケーキ」はSサイズのみ2400円(税抜)。
チーズケーキ好きの方、軽めのケーキが好きな方にオススメ。
しっかりチーズを味わいたい方向けの「クリスマスレアチーズ」はSサイズのみ3600円(税抜)。
コクがあるのに口どけの良いレアチーズ生地をふわふわのスポンジと生クリームでサンド。
アクセントにブルーベリーソースが入っています。
クリスマスケーキの予約は12月19日(日)まで。
販売期間は12月23日(木)〜26日(日)の間ですが、期間外のオーダーも相談可能。
定番の「いちごのクリスマスケーキ」は予約なしの対応も可能ですので、詳しくはお店にご確認ください。
Ainaふろーりあん
香川県さぬき市志度1895-1【地図】
営業時間/10:00〜19:30
定休日/月・火
営業時間/10:00〜19:30
定休日/月・火
※2021年12月31日(金)は18:00までの営業、年始は2022年1月5日(水)より営業開始。
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