雪の中でも咲く「雪中四友」たちがみろく自然公園で開花し始めました。
中でも蝋梅は満開の木も。
アスレチックコース上には甘い香りと元気をくれる黄色い色が溢れていますよ〜!
寒い日が続きますが、たまには冬のお花見散歩をしてみては?
「みろく自然公園」の冬の花情報をお届けします!
(写真:昨年3月ごろの「みろく自然公園」の水仙)
「雪中四友」(せっちゅうのしゆう)とは、文人画に好まれた早春に咲く花のこと。
具体的には、梅、蝋梅、水仙、山茶花の4つの花をさします。
これらは雪の中でも咲きほころぶ花たちで、ちょうど今頃から楽しめます。
さぬき市にはこの「雪中四友」が楽しめる、「みろく自然公園」があります!
ちょうど年明けごろから咲き始めるので、この3連休に調査してきました!
寒波到来が多かった年末年始を過ぎ、未だ早朝の冷え込みはありますが、日中の公園は日差しがぽかぽか。
日向にいるととっても暖かくて昼寝できそうな雰囲気。
木漏れ日が差し込む道は空気も綺麗でリフレッシュ♪
3連休中はアスレチックで遊ぶ家族連れやお散歩に来ている人もちらほら見受けられました。
まずは梅・蝋梅の開花をチェック!
「みろく自然公園」の奥側、アスレチックコースを目指して歩きます。
車の場合は野球場側の入り口から池沿いにまっすぐ進んだ先にある駐車場(上の写真)に停めると目的地はすぐ。
県道10号線から奥の駐車場へ向かう入り口→地図はこちら
藤棚を通過して、付近の木々をじっくり眺めてみると…
紅梅が開花し始めていました!
とはいえ1本の木に3〜5輪ほどで、まだまだ見頃は先のよう。
今にも開きそうな蕾も。
日当たりのいい場所の木は1月中に見頃を迎えますが、この一帯は2月ごろまで見頃が続きます。
紅梅よりも上の斜面にある白梅もちらほらと咲き始めていました。
ふわふわの花びらが開くのを観られるのは1月末〜2月ごろかな?
そんな梅の木の間にある階段を登っていくと、アスレチックコースにたどり着きますが…
そこが蝋梅のスポット!
たどり着いた途端、甘い香りが〜!
このアスレチックの裏側には蝋梅の並木道があり、2種類の蝋梅が植えられています。
まるっこく開く蝋梅。
日当たりの良い場所の木は満開状態でした!
花びらが少しとんがっているように見える蝋梅。
じっくり花を眺めると色も薄いような気がします。
蕾の蝋梅もまだたくさんありました!
1月末〜2月上旬にかけて綺麗な花を見せてくれることでしょう。
寒い冬は山も寂しげな色合いになりますが、蝋梅の黄色を見ると元気が出てきます。
さて、このアスレチックから南へ続く道を歩いて行くと、アスレチックコースが続いていきます。
また、この道は三石山の登山ルートにも繋がっています。
三石山はお子さん連れでも気軽に登れますが、足元が滑りやすくなっていますので十分注意しましょう。
三石山登山レポはこちら→親子でお手軽登山! みろく公園内の「三石山」@大川
「みろく自然公園」のアスレチックコースは、はっきり言って軽めの山歩き。
木々の間を抜けるとアスレチックが登場!という自然を体感できるコースになっています。
同時に森林浴もできますので、お散歩ルートとして歩くのもおすすめ。
そのルート上に椿や山茶花が咲いています。
山茶花は散り始め。椿は咲き始め。
場所によっては満開だったり、蕾だったりとバラバラなので、開花したお花に出会えると嬉しくなります。
ちなみに花びらが下に散っていれば「山茶花」、蕾ごとぽとりと落ちていれば「椿」です。
ぐるりとアスレチックコースをまわっているうちにたどり着く「水仙の谷」では、3〜5輪ほどの水仙が開花していました。
この谷では3月ごろにかけて順々に水仙が開花しますので、冬の間いつ訪れても花が楽しめます。
「みろく自然公園」はこれから3月にかけて「雪中四友」が続々と開花していきます。
感染症対策でお出かけできない時期がまだまだ続きますが、晴れた日には「みろく自然公園」で冬の花を眺めながらリフレッシュしてみてくださいね。