3月末に咲き始めたさぬき市の桜も、今週に入って落花さかんに。
この週末までは花吹雪や花筏の美しい景色が楽しめる時期。
最後まで今年の桜を楽しみたいという気持ちを込めて
さぬき市のお花見スポットをじっくりご紹介します。
まずは香川県有数の花見スポット「県立亀鶴公園」。
周辺にも桜が多く、視界がピンク色に染まる素敵な場所です。
満開の時期の様子をお届けします。
香川県東讃エリア随一の桜の名所として名前があがる「県立亀鶴公園」。
ことでん長尾駅からは約3kmの場所にあり、車で訪れる方が多いため、広い駐車場が用意されています。
周辺には「長尾総合運動公園」があり、敷地内には桜を眺めながらキャンプを楽しめるコテージ「桜の里」も。
亀鶴公園に到着すると、あらゆる角度から桜に囲まれていることに気づきます。
さて本命の亀鶴公園ですが、そのロケーションはちょっぴり特殊。
宇佐八幡神社のある「鶴が山」と、池に浮かぶ「亀島」が主体となっていて、その2つは300mの桜並木でつながっています。
さらに池の周辺にも桜があって、どこからどう回ればいいのか?と悩む方も。
初めて亀鶴公園に訪れた方にもおすすめの、お散歩ルートはこちらです〜!!
亀鶴公園のオススメお花見ルート
亀鶴公園をめぐるルートは人それぞれですが、あそたつからのおすすめは
駐車場〜宇佐八幡神社〜亀島桜並木〜ちょっぴり古墳探検〜さくら橋〜池の周り散歩〜駐車場。
スタートは道路沿いの駐車場から。
まずは上の写真の看板の前で桜と記念写真を!
駐車場に着いたら、まず周りをぐるりとご覧ください。
隣の「長尾総合運動公園」の桜がたくさん目に入ってきます。
逆に「長尾総合運動公園」の管理棟から見た亀鶴公園の様子がこちら。
桜の道が一望できます。
続いて駐車場から歩いて「宇佐八幡神社」へ。
境内にも桜が咲いて、春らしい風景に。
毎年4月の第1日曜には、約2,000年前崇神天皇の時代に流行った疫病を鎮めるためにはじまった、古式ゆかしい「鎮花祭(はなしずめのまつり)」が行われています。
祭事では平安装束の列が桜並木を進みます。
この様子を目当てに写真を撮りにくる方も多いのです。
そんな「宇佐八幡神社」を背に300mの桜並木のはじまり。
コロナ前は多くの方がレジャーシートを敷いてお弁当を食べる姿が見受けられましたが、それも懐かしい風景に。
桜並木を歩いてみると、、、
花びらの色の違いや見頃の違いから、ここにはいろんな品種の桜があるのかな?とじっくり観察したい気分に。
満開の時期、並木道の中には葉桜になっている桜もありました。
けっこうなお年なのでは?と思う年季の入った桜の木も。
また、桜並木からは水面の桜が間近に楽しめます。
この週末は花吹雪も加わって、より幻想的な風景になりそう。
対岸の桜を楽しむのもよし。
対岸から楽しまれるのもよし、な場所です。
さらに並木道からは「長尾総合運動公園」の桜が綺麗に眺められるのもポイントのひとつですよ♪
桜並木が終われば亀島に到着〜〜〜!
と、ここで振り返ると…
桜並木ふたたび♪
ここでちょっぴり歩き疲れたら折り返し。
もう少しお散歩したい気分なら前へ進みましょう。
亀島からは「さくら橋」を経由して対岸に戻りますが…
時間がある方は山の空気を吸いに、亀島を歩いてみてはいかがでしょうか?
実は亀鶴公園には「亀島古墳群」があり、神社と亀島あわせて約30基の古墳があるのだそう。
亀島には13基の古墳があり、その一部をお散歩しながら見ることができました。
さて、亀島から「さくら橋」を経由して駐車場へと帰ります。
橋の上や対岸からも桜並木を楽しむことができますよ〜!
近くで見るのもいいけど、遠くから眺めるのもいいなあ、と思う亀鶴公園の桜。
もちろん池沿いにも桜があります。
亀鶴公園のいいところは、桜並木も池の周囲も段差がなくバリアフリーであること。
車椅子やベビーカーの方も気兼ねなく足を運べるのが嬉しいものです。
最後はハナショウブの元気な姿を眺めてお散歩終了!
池沿いのあちこちで見かける、青々としたハナショウブたち。
まだ背丈が小さいものもありますが、5月末〜6月頭には立派な姿を見せてくれます。
(ハナショウブ満開の様子)
お花見の時期しか亀鶴公園に来ない…という方も、次は梅雨前にハナショウブを見に足を運んでみてくださいね。
県道10号線や長尾街道からもアクセスしやすく、駐車場も広いので立ち寄りやすい亀鶴公園。
水辺が近いので空気も澄んでいて、園内のベンチに腰を下ろして風景を眺めれば気持ちがホッと安らぎます。
お花見はもちろん、ちょっぴり疲れたときにも亀鶴散歩してみてくださいね♪