暖かい朝が増えてきました。
こんな時はちょっぴり早起きして津田町で朝活!
第2、第4日曜に津田ふるさと海岸で開催されている
「讃岐朝市」へ行ってみましょう♪
朝日を浴びながら元気に挨拶を交わす地元の人たちに続々と出会えます!
2017年から始まった「讃岐朝市」も今年で5年目。
早起きしてよかった!と思える朝のひとときをご紹介します。
「讃岐朝市」は2017年に津田ふるさと海岸(津田の松原西側の海岸)沿いで始まった手作りの朝市。
通り沿いにある「瀬戸内グラノーラファクトリー」さんが砂浜から見る朝日の美しさを楽しんでもらおうと、日曜の日の出時間にオープンする「浜カフェ」を始めた年にその周辺で朝市もスタートしました。
コロナ禍のため「浜カフェ」さんは日曜の営業をお休みしていますが、「讃岐朝市」は継続して開催されています。
会場は「津田の松原」と「津田ふるさと海岸」のちょうど境目にあたる海沿いの駐車場。
国道11号線からだと津田交番・津田小学校の交差点を北へ曲がり、海沿いに向かって進むと辿り着けます。
会期は毎年3月後半〜12月の第2・第4日曜。
6:30〜8:00(冬季は7:00〜)という短時間限定で開催しています。
今年も3月27日から市がスタートしたとのことで、その様子を覗きに行ってきました。
まずは普段じっくり見ることがない朝日を拝みに砂浜へ。
春は海がガスっぽく煙るため、この日の朝日もふんわりとした雰囲気。
しかし日中には見ることができない静かな朝の海は最高です。
遠くでお散歩している人の影、鳥の羽ばたき、ぱちゃんと目の前で跳ねる魚の音。
昨日までのモヤモヤや疲れが全てリセットされて、また1からスタートできる気分になれます。
1km以上続く砂浜の1箇所では「浜フラ」が行われていました。
踊る人影も影絵のように美しく見えます。
それでは改めて「讃岐朝市」の会場へ。
入口には本日の出店者が書かれた紙があり、これをチェックして中に入ります。
出店者数は開催日によって変わり、大体10〜20店ほどが揃います。
時計を見ると、ちょうど朝市スタートの6:30。
ですが、すでに多くの人がエコバッグを手に会場へやってきていました。
早速人だかりができていたのは新鮮な食材!
東かがわ市の「こんちゃん農園」さんは自園のアスパラやキャベツ、葉物野菜を冷蔵庫付きトラックに積んで登場。
スーパーでは見かけないお得で巨大なアスパラ束はあっという間に完売!
さぬき市の「かなえ養鶏場」さんの卵もありました♪
1個から買うことができます。
常連さんはたまご用紙パック持参でやってくるそう。
農家さんなのに野菜以外のものもたくさん販売しているのが「こんちゃん農園」さんの面白いところ!
冷蔵トラックの裏側は冷蔵庫になっていて、手作りのタマゴサンドやイチゴサンド、いちごのケーキやチーズケーキなど美味しそうなものがたくさん。
これを買って海辺でそのまま朝ごはんする人もいるそう。
お隣には地元津田ふるさと海岸の水産加工をされている「木村泰宏商店」さん。
天日干しのお魚やちりめん、手作りの佃煮が並んでいました。
干し網に乗ったまま販売されているお魚、美味しそう〜〜!
シラス漁が始まると釜揚げシラスも出始めますが、シーズン前のこの日は「ちりめん詰め放題」を開催!
お客さんが袋にぎゅうぎゅうにちりめんを詰めていましたが、そんなに入るの?というくらいにたっぷり上手に詰められていてびっくり。
次回は私もチャレンジしよう…と思うほど、お得な企画!
個人的にお気に入りになったのはこちらの「茎ワカメの佃煮」。
この時期はさぬき市の沿岸部でも取れるワカメ。
茎を甘辛く煮た佃煮はシャキシャキした食感もたまらなくて白米がどんどん進みます!
こちらは高松市から販売に来られていた「イノウエベーカリー」さん。
朝の空気が気持ちいいからと、お休みの日なのにこの日は津田まで出店に来られたのだそう。
高松の店舗では販売していない、いろんな種類の食パンが味わえる食パンセットは大人気!
さぬき市志度の「長谷ぶどう園」さんも皆勤賞の出店者さん。
夏には自園のシャインマスカットやピオーネも登場しますが、シーズン以外の日はピオーネのセミドライやピオーネを使った甘酒、ドーナツを販売。
大粒のピオーネはセミドライになっても食べ応えたっぷり!
こちらは米粉のブラウニーやりんごチップなど、体にも優しいおやつを販売されている「GooMoo」さん。
今年から初めて「讃岐朝市」に出店されています。
中には地球に優しいグッズ「プロデュースバッグ」という布製のエコバッグ的なものも。
実際には「農産物を入れる袋」のことで、布製のプロデュースバッグを使うことで野菜のパッケージに使われるプラスチック使用量を減らすことができる!と袋から手作りされて、お菓子を詰め込んだセットにして販売されていました。
春とはいえ、朝はまだ肌寒い松原。
やはり暖かいものが欲しいな〜とやってきたのはトラックカフェ。
こちらでは注文してからコーヒーを淹れてくれますが、抽出中の香りがたまりません。
松原からの空気とともにコーヒーのアロマで癒され〜〜。
トラックカフェをされている石原さんの奥様が作る台湾カステラやクッキー、イチゴのフルーツサンドも大人気。
台湾カステラもいろんな種類がありましたが、どれもフワフワで美味しい〜!
ホットコーヒーにもぴったり!
セットで買い込んでトラックカフェの中でゆっくりモーニングする方もいらっしゃいました。
さて、食べ物の他にも雑貨やサービス系の出店も。
こちらはオリーブの木の端材を使った木工雑貨や、椅子・ラック・机などの家具を作られている東かがわ市の「光松庵」さん。
おしゃれなデザインの木工雑貨ばかりなのに、リーズナブルなお値段にびっくり!
オリーブのバターナイフやカッティングボードはキャンプに持って行きたい可愛さ。
シーズンに向けて買い揃えたい〜!
小さいお子さんがチャレンジしているのを見て、やってみたい!と思ったのがこちらのダーツ!!
といっても本格的なダーツ版ではなく、野球盤を使っているところも気軽に参加したくなるきっかけに。
「参加費はここに置いてね」と言われたモノがちょっぴり面白いので、ぜひチャレンジしてもらいたいゲームです。
おおっ、これはしまんと新聞ばっぐ!!
讃岐朝市で出会えるとはー!
しかもいろんなサイズ・形があります♪
そして好きなアーティストの新聞誌面がバッグになっているかも?とついつい探してしまう〜〜。笑
こちらの「手作り教室・体験マシュマロ」さんでは、「讃岐朝市」での新聞ばっぐワークショップも開催。
細部を見せてもらうと、しまんと新聞ばっぐが折り紙の発送から生まれたことや、新聞とのりだけで作れるという工夫あふれるものであることを改めて感じられます。
とてもシンプルなつくりなのにワインボトルを入れても落ちない強度には驚きです。
(ワインボトル用のばっぐもありました♪)
こちらは遅れて到着したトラックに人だかり!
志度のお花屋さんですが、たくさんの方がお花を目当てに来られていました。
お供えのお花はもちろん、おうちに飾りたくなるお花も。
普段はお花に触れることがない私もお部屋に飾ってみようかな?と思ってしまうのが朝市の魅力であり魔力です。
ほかにもお寺さんが朝市会場で法話をされていたり、朝からマッサージのブースで多くの人がほぐしタイムを楽しんでいたり…
早朝であることを忘れるほどのエネルギーに満ちた「讃岐朝市」でしっかり覚醒。
市を楽しんだ後、さあ出かけようと時計を見るとまだ8:00。
普段ならまだ布団の中でゴロゴロとしている時間です。
目覚ましを止める瞬間は自分との戦いがありましたが、「讃岐朝市」に行くことで普段以上の「早起きしてよかった」に出会えました。
休日にうまくリセットできてないかも?と思っている方は、ぜひ早朝のふるさと海岸へ。
本当の「休日」を過ごすための早起きにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
次回讃岐朝市は4月24日(日)6:30〜8:00開催予定です。
※雨天の場合は中止です
【津田ふるさと海岸】
香川県さぬき市津田町津田【地図】
アクセス/津田東IC、津田寒川ICから車で8分、JR津田駅より徒歩8分
トイレ/あり
駐車場/公共のものはなし
【讃岐朝市】
開催日時/第2、第4日曜日、6:30〜8:00頃(冬季11月下旬〜12月は7:00〜8:30)
場所/津田ふるさと海岸沿い 駐車場【地図】
アクセス/津田東IC、津田寒川ICから車で8分、JR津田駅より徒歩8分
駐車場/道の駅津田の松原の駐車場を利用ください。
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