2022年05月20日

フリースタイルな『なんでも屋』、津田を拠点に活動中!@津田

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フリースタイルかつフレキシブルに。

誰にも縛られず、思いのままに誰かの元へ。

そんな『なんでも屋』さぬきベースが昨年9月、津田に誕生!

空き家を改修・活用しつつマルシェに出店したり、イベントを立ち上げたり。

流動的なメンバーで仕事をこなす彼らが今後地域で担う役割とは?

代表の村川和也さんや主要メンバーのみなさんにお話をお聞きしました!





ワンピーススタイルでできた仲間たちが集まる基地

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さぬき市津田町のとある場所にある築50年の民家にやってきました。

2階の窓からは津田湾が一望でき、海へ徒歩1分、山へ徒歩5分の自然豊かな場所。

昨年9月からこの家に住みつつ改修しつつ活動しているのが、『なんでも屋』さぬきベースのみなさんです。


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(写真左から五味俊介さん、チャーリーさん、村川和也さん)

代表は3年かけて全国をキャンピングカーで巡り、この地に帰ってきたという高松市出身の村川和也さん(写真一番右)。

そしてこの家には、村川さんの大学時代の同級生である和歌山出身の五味さんと沖縄滞在時に出会った東京出身のチャーリーさんが住みつつ、一緒に活動を行っていますが、そのメンバーは流動的なのだそう。

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(さぬきベース 村川和也さん)

「キャンピングカーで3年間車上生活をしていたんですが、宿泊時には同じような車中泊仲間にたくさん出会いました。

 でもお互い流れていくから次に会えるのはいつかわからない。

 だけど自分が拠点を持っていれば会いにきてくれると思ったんです。

 仲間が来たい時に入って出られるフリースタイルの基地、それがさぬきベースです。

 会社のように何かに縛られることがないように。

 また、個人が個人として走りやすいように法人化はせずに活動を行なっています。


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立ち上げ以来、ここを訪ねてきた人は100人あまり。

村川さんが全国で知り合った人やInstagramを見て気になったという人たちだそうで、ここで話をしたり宿泊したり、何かを作ったりして一緒に過ごしているそう。

そんな中で新しい自分を見つけていく人もたくさんいるのだとか。

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(さぬきベース 五味俊介さん)

「昨年11月からここに住んでいるんですが、最初は嫌だったんですよね。

 でも自分がどんどん順応していくのがわかるんです。

 半年前に『やりたくないな』と思っていたことを、いま自らやっている自分がいて。

 人見知りだったのに人を集めるイベントを立ち上げたり、自主的にビーチクリーンしたり。

 周りに影響されていくのがわかります。」

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五味さんはかつて歌手を目指して東京で活動していたこともある方ですが…

今ではフィンランドのスポーツ『モルック』をイベントで開催したり、自身も高松モルッククラブにも加入して楽しむように。

誰にも否定されない、縛られない環境だからこそどんどん変わる。

これが会社とは違ういいところなんです、と村川さん。



フレキシブルかつエキセントリックに働く『なんでも屋』さん

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(今年1月、まんのう町のサニーサイドフィールズで行われた東屋づくりのお手伝い)

さて、さぬきベースの大きな役割の一つが『なんでも屋』さん。

その時その場にいる人が依頼に応えるというフレキシブルさで、依頼があればどこへでも飛び出していくのだとか。


例えば、まんのう町にある「サニーサイドフィールズ」の東屋装飾建築に、旅行中の猫のお世話、マルシェでの飲食出店、ブロッコリー収穫のお手伝い、子どもたちと餅つき…

依頼によって変幻自在に活躍しています。

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(さぬきベース チャーリーさん)

「いろんな依頼があるけれど、全部経験として後々生きてくると思っています。

 だからやりたくない依頼はありませんし、全てを楽しみながらやってますね。」


今後は沖縄の道の駅や北海道の空き家活用で実践されていた『居場所づくり』という役割も担いたいと村川さん。

学校に行きにくい子どもたちが気軽に遊びに来れたり、働いている保護者の方が子どもを預けられる場所を津田でもできれば…と考えているそう。

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そして個人の夢はそれぞれに。

五味さんは写真を撮り始めたりデザインの仕事にチャレンジしたりと、ここに来てやりたいことが増えのだそう。

チャーリーさんは来月からは北海道へ昆布漁の短期お手伝いに、その後は長崎県でペンギンのお世話の仕事が決まっています。

そしていつか『なんでも屋』で得たスキルを持ったまま世界一周旅行へいくのが夢なのだとか。

それを引き止めることもなく応援してくれる仲間たちだから、いつかまた、ここへ戻ってこれるのだと感じました。


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(イベント用の大きな絵を描いたり、海で流木を拾ってきたり。)

さぬきベースは助けを必要としている誰かのために今日も活動していますが、その目はいつも新しいことを見つけた時のようにキラキラ。

いつか一緒になにかやりたいな、そう思わせてしまうのも彼らの魅力の一つです。


気になった方はまずイベントやInstagramで彼らの活動をチェック!

さぬきベースへの仕事依頼や拠点の見学、一緒に何かやってみたい!というオーダーなど、まずは公式InstagramまでDMでお問い合わせを。



この週末のイベントでさぬきベースに会える!

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5月22日(日)には、さぬき市大川町「みろく園地レモン園」にてさぬきベース主催のイベント「ボダフェス」が開催されます。

さぬきベースの村川さんが沖縄で出会ったコーヒー店や香川県内の美味しいグルメ・雑貨・体験コーナーが出店。

親子でも楽しめますので、みんなで足を運びましょう!


イベントInstagramはこちら → https://www.instagram.com/bodares.bodafes/




さぬきベース
問い合わせ先/公式InstagramよりDMにて受付中

posted by sanuki-asobinin at 08:00| 香川 | Comment(0) | 達人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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