国道11号線沿い、志度ダイハツのお向かいに地域の拠点が誕生!
「ふれあいマルシェ あまの」
5月20日(金)オープン!
周辺の農家さんが持ってくる新鮮なお野菜の販売や
その野菜で作るモーニングが食べられるカフェ。
同時オープンした店頭のキッチンカーでは地産地消のライスバーガーもありますよ〜!
さっそくオープン日にお邪魔してきました!
さぬき市志度、国道11号線沿いの天野峠西側にやってきました。
スーパー・カフェ・郊外型店舗・病院が集まる賑やかなエリアですが、その周囲には農家さんの田んぼやハウスがならぶのどかな風景。
近くに徳島文理大学香川キャンパスがあるため学生たちが峠を歩く姿もよく見かけます。
(駐車場は店頭に4台ほど)
そんな幅広い年齢層の方が過ごすこのエリアに新しいスポットが誕生しました!
農家さんの野菜直売とカフェスペースを設けた「ふれあいマルシェ あまの」。
お向かいの志度ダイハツの熊野千恵さんが、地域の交流の場になればと立ち上げられました。
先週のプレオープン期間を経て、5月20日(金)9:00に正式オープン!
オープン日も開店と同時に続々と人が立ち寄っていました。
農家さんが持ってくるとれたて新鮮野菜
※野菜販売は現在お向かいの志度ダイハツさんにて行っています。
中に入ってみると壁際にカラフルなフルーツと野菜たちが!
地域の農家さんから新鮮な野菜が週に2回届きますが、これも地域の農家さんとの協力で生まれたもの。
(「ふれあいマルシェ あまの」代表/志度ダイハツ 熊野千恵さん)
「志度ダイハツにいると、近所の農家さんが市場に出荷できない野菜を持ってきてくれるんです。
ちょっとサイズが違うだけなんですが、とっても新鮮で美味しいのでお客さまにお裾分けしていたら
『定期的に新しい野菜が届くのなら販売してほしい。それなら遠慮なく持って帰れるから』
と言っていただけるようになりました。
ならばと、地域の農家さんに協力してもらって、もともとバーとして活用していたこの場所を提供して販売することになったんです。
いまは10軒の農家さんが納品しにきてくれているんですよ。」
こちらは志度の松崎さんが作るアスパラガス「さぬきのめざめ」。
少し穂先が開いてしまった規格外ものですが、採れたてで味は販売しているものと変わりなし!
松崎さんは青ネギも納品されているそう。
ブロッコリーや大根、キャベツもぎゅぎゅっと詰まって重たい立派なものが並んでいました!
ミニトマトはたっぷり入って100円!
サラダの飾りやお弁当にも入れやすいサイズです。
きれいな瓜も2個で100円!
普段料理しない野菜も、良い状態で手に入ると買って料理してみようかな?という気持ちに。
冷蔵ケースには手作りのいちごジャムや「かなたまキッチン」の卵もありました。
お買い物が一度で済むように、野菜以外のものも取り扱っているのがまちの直売店ならでは。
地元の伝統的工芸品「志度桐下駄」の山西商店さんからは『杉健康サンダル』が。
これは履き心地が良さそう〜!
暑くなるこれからの時期に欲しくなるアイテムです。
サラダが主役! ワンコインモーニング
店舗のもう半分はカウンター付きのカフェ。
こちらではコーヒーやミックスジュースなどのドリンク、アイスクリームなどのデザートをいただきつつ休憩できます。
イチオシは営業時間中(9:00〜14:00)いつでもオーダーできるモーニング!
モーニングの種類は『たっぷりサラダのモーニング』1種のみ。
さつまいもトーストにサラダ、ヨーグルト、フルーツ、ドリンクがついて嬉しいワンコイン500円♪
『たっぷりサラダのモーニング』という名前の通りサラダがもりもり!
販売している地元の野菜を中心に作られていますが、食感もシャキシャキのパリパリで美味しい〜!
添えられた柑橘ドレッシングとの相性も抜群です!
サラダを食べてもらうと地元の野菜の美味しさがわかって安心して買って帰ってもらえる。
食べることをきっかけに交流してもらえたらとサラダメインのモーニングにしているそう。
個人的なヒットは厚切りのさつまいもトースト!
外はカリカリ、中はふわっとした食感がたまらず、細かくカットされたさつまいもがたっぷり入っていました。
バターと一緒にいただくことで幸せ〜な気分に♪
これも買って帰りたい〜!
モーニングを食べながら「このトマトは販売してるの?」「このコーヒー美味しいですね」などお店の方との会話も弾み、しっかり落ち着いてしまいました。
目の前にはコミュニティバスのバス停もあり、行き帰りに立ち寄れる場所なのも嬉しいところ。
コロナ禍で閉じこもりがちだった時期を経て、新しい自分の居場所としてゆっくりと過ごす人がこれから増えそうです。
地産地消キッチンカーも同時オープン!
ゆったりしている間に店舗前では1台のキッチンカーが準備を進めていました。
こちらも同日オープンした「ワゴンタイガー」さん。
地産地消をテーマに、ライスバーガーや日替わりのおばんざいを販売しています。
ライスバーガーは焼肉・生姜焼き・海老天の3種類。
カウンターの前に立つと、お米を焼く香ばしい香りが…
通りすがりの大学生たちもつい立ち止まって買っていくのだそう。
面白いのは「本日のおばんざい」。
この日はブロッコリーのオリーブオイル煮・キャロットラペ・青瓜の酢の物の3種でした。
優しい味わいで甘い・辛い・酸っぱいのバランスも丁度よく、野菜がたくさん食べられます。
さぬき市出身の女性店主さんは調理師として料理を作っていた経験があり、地元の食材を使って地域の助けになればと地産地消のメニューを考案。
お米消費の手助けになるからとライスバーガーをメインに据え、おばんざいは顔の見える「ふれあいマルシェ あまの」の野菜を使用。
野菜不足の方も、アレルギーがある方も、高齢者の方も、同じものを食べて元気になれるメニューです。
コロナ禍に生まれる地域の交流場
地域の野菜を広く届ける役割に加え、地域の人の交流場という役割がある「ふれあいマルシェ あまの」。
福祉委員をされていた熊野さんがコロナ禍で感じていた課題を解決する場として、これからも活用される予定だそう。
(「ふれあいマルシェ あまの」代表/志度ダイハツ 熊野千恵さん)
「福祉委員の時には月に一度、高齢者の方とふれあうボランティア活動をしていました。
楽しみにしてくださっていた方が多い会だったのですが、それが新型コロナウイルスの影響でできなくなり。
会えなくなった間に施設に入られたり、外に出るタイミングがなくなった結果体調を崩される方が出てきたんです。
なにか地域でみんなと触れ合える場ができないかと考えた結果、ここを作りました。
ここに来てくれれば交流もできるし、顔を見て体調もわかって安心できます。
今後はマルシェが終わった時間から高齢者の皆さんの健康体操や習い事の時間を設けて、ますますみんなが集まれる拠点にしていきたいと思っています。」
どの年代の人にとってもオープンな場である「ふれあいマルシェ あまの」。
コロナ禍でふさぎこんでいた気持ちも、ここにくることで上向きに変わっていくはず。
野菜を買うだけでも、コーヒーを飲むだけでも大丈夫!
ぜひ気軽に足を運んでみてくださいね。
臨時休業日・最新情報は公式インスタグラムでチェック!→https://www.instagram.com/fureai.marche.amano/
ふれあいマルシェ あまの ※2022年7月〜最新情報に更新
場所/香川県さぬき市志度1868-3
営業日/毎週月〜土(月曜はモーニングがお休みです)
営業時間/
火〜金 9:00〜14:00モーニング(13:30ラストオーダー)
火〜木 15:00〜18:00カフェ営業
土 9:00〜12:00 朝市野菜マルシェ
定休日/日・月・祝日
駐車場/店舗前に4台
お問い合わせ先/090-1004-6533
ワゴンタイガー(キッチンカー)
営業日/ふれあいマルシェあまのに準ずる
営業時間/10:30ごろ〜15:00