四国霊場八十八番札所「大窪寺」まであと少しというところにある
旅館「竹屋敷」さんで初夏の花が見頃を迎えています。
白い花びらの夏椿にヒメシャラ・ハス・夏萩・アジサイなどなど
6月中旬に訪れると同時にいろんなお花を楽しめます。
夏の名物「天ざるそば」や「大人のメロンソーダ」で一服しつつ散策してみては?
さぬき市多和にある数寄や造りの平屋建て旅館「野田屋 竹屋敷」にやってきました。
入口の橋を渡って中に入ると、里山の鮮やかな新緑と美しく整えられた日本庭園が迎えてくれます。
この時期はちょうど敷地内でホタルが見られるため、ガイド付きの「ホタル宿泊プラン」が大人気。
「新うどん県泊まってかがわ割」の対象宿泊施設なので、リピーターの方はもちろん、県内からも泊まりに来られる方が増えているそう。
6月中旬まではゲンジボタル、中旬からはヒメボタルが飛ぶ様子が見られ、小さなお子さん連れで訪れる方もいらっしゃいます。
※竹屋敷周辺の水辺は現在護岸工事中で手すりがないため、夜の観察は非常に危険です。
安全面から、宿泊以外の方がホタル鑑賞に来られても入れなくなっていますのでご注意ください。
「竹屋敷」のこの時期のお楽しみはホタルだけではありません。
長い時間をかけて手入れされてきたお庭で初夏の花が見頃を迎えています。
ちょうど今頃から7月10日ごろにかけて楽しめるのが「夏椿」。
夏にツバキのような花を咲かせることから、この名前がついた「夏椿」。
訪れた日はまだ咲き始めの頃で、白い蕾もたくさん。
これからどんどん花開く予定なので見つけやすく、鑑賞しやすくなりますよ♪
花は5〜6センチほどの大きさで白い花びらですが、庭園内にはピンク色の夏椿もあります。
いろんな色の「夏椿」を探してみてくださいね。
また、花が終わった後は黒い塊になって木に残るのが特徴。
これを一つずつ手で取り除き、美しく整えるのがお庭の仕事。
暑い中、みなさんに花を楽しんでもらおうとスタッフさんがせっせと取り除いているのだとか。
さて、夏椿によく似た「姫沙羅(ひめしゃら)」も発見!
ちょうど今頃から6月20日ごろまでが見頃です。
ツバキ科で1本の枝により多くの花をつけ、色も鮮やかで華やか。
夏椿よりも背が高いので、望遠レンズでやっとこさ…発見!!!
開花してすぐだとわかりにくいので、足元に花が落ちているかどうかを目安に見つけてみてくださいね。
お庭から「竹屋敷」の入り口付近に戻ってきました。
敷地を囲むように流れる川沿いには「夏萩」が並んでいて、今ちょうど見頃に。
萩の花といえば秋のものとして親しまれていますが、「夏萩」は6月〜8月が見ごろ。
小さくやわらかそうな花びらがたくさん並ぶと一気に賑やかに。
そのほかにもハスの花やアジサイも。
アジサイはお庭のあちこちにありますが、まだ蕾のものがほとんど。
市街地よりも気温が低い山間部のため6月下旬ごろから咲き始めそうです。
お花の見頃をまとめると…
【竹屋敷 花の見頃】
6月15日〜20日ごろ 夏椿・ヒメシャラ・夏萩・ハス
6月下旬〜 アジサイ
そのほかにも鯉が泳ぐ池やオニヤンマ・カワセミが飛ぶ川、メダカのいるビオトープなどお子さんも楽しめる場所。
お庭を散策しながら、いろんなものを見つけてみてくださいね。
散策とともにお蕎麦&クリームソーダはいかが?
敷地内の食事処「はなみずき」では旅館でも人気のうどんやそばがいただけます。
暑い日には「天ざるそば(1050円税込)」がおすすめ。
細ざるそばに海老天2本付きの揚げたて天ぷら盛り合わせつきでボリュームたっぷり。
そばの薬味にスダチ・うずらの卵が付いているのも特徴です。
肌寒い雨上がりの日などは温かい「天ぷらそば(780円税込)」を。
庭園を歩いて楽しんだ後はすこし汗ばみます。
クールダウンには「大人のメロンソーダ」がおすすめ。
北海道のメロンピューレを使っていて、ほかにはない濃厚な味わいですよ〜!
お花もグルメも楽しめる「竹屋敷」で初夏のホッとする時間を過ごしてみてくださいね。
旅館 野田屋 竹屋敷内
お食事処 はなみずき
香川県さぬき市多和竹屋敷123-1 【地図】
営業時間/10:00〜17:00(新型コロナウイルス感染拡大防止の影響で営業時間の変更あり)
定休日/なし
駐車場/あり
TEL:0879-56-2288
HP/http://takeyashiki.com/(外部サイトへ移動します)
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