2022年06月30日

『新 讃岐三白丼』 企画秘話公開⁉


こんにちは、学生ライターのやまなつです。

さぬき市津田の惣菜直売店CumiUmi

観音寺市の道の駅とよはまの飲食店おーしゃん食堂

そして香川大学生のコラボで実現した 讃岐三白丼

限定10食で6月中の限定販売ですが、売り切れも出るほどの人気ぶりでした✨

実は私も香川大学生メンバーのひとり!

商品へのこだわりや企画の裏話、今後の展望について一挙公開いたします✨




まずは『 讃岐三白丼』へのこだわりですが、それはなんと言っても「食材」と「味付け」です。
メインの食材である海鮮は、すべてさぬき市と観音寺市のものにこだわりました。


さぬき市の海産物は、讃岐さーもん・讃岐でんぶく・とり貝を使用。
特に、とり貝は取扱量が少なく、かなり貴重なものを提供していただきました✨
※開催期間中の食材変更あり

そして味付けは、甘ダレ・白みそダレ・いりこ出汁3種という贅沢ぶり。
希少糖を使用した甘ダレに、伝統的な味を生かした白みそダレ、そして伊吹島産のいりこ出汁を堪能いただけます。

また、商品名にもなっている「新 讃岐三白」ですが、「さぬき米」「希少糖」「白みそ」のことで、これらを新たなる讃岐三白にしよう‼️という現行の讃岐三白への挑戦的な意味も込めています。
本来の讃岐三白である「砂糖」「塩」「綿」は、どれも香川県の発展を支えた重要な役割を担いました。
同様に、今回提案した「新 讃岐三白」はこれからの香川県を支えるうえで重要な産物だと考えています。

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まず「さぬき米」は古くから西の米所だった讃岐平野にルーツがあります。
香川県の農産品は、他県からの評価も高く、その代表的なお米を新讃岐三白とすることで、さらなる農産品への認知度upを図りたいという思いを込めました。

そして「希少糖」は香川大学で発見されたもので、血糖値の上昇を抑えるなどの効果が✨甘みの上品さも魅力です。

最後に「白みそ」は香川の食文化を語るうえで、なくてははならない存在です。
香川県で白みそを使った料理というと、お雑煮を思い浮かべる人が多いかと思います。
伝統食の味付けにも使われるほど、白みそには調味料として重宝されてきた歴史があります。

当企画は、讃岐の東西で協力して何かできないか、という学生の提案から始動しました。
そこから讃岐東西で共通する海鮮を利用することになり、協力していただけるお店「Cumi Umi」「おーしゃん食堂」さんが決定。
両店ともかなり積極的に参加してくださり、実施に漕ぎ着けることができました。
ほぼゼロの状態からのスタートだったため、道のりはかなり長いものでしたが、学ぶことも多く、特にさぬき市や観音寺市について深く知ることができたのは、大きな収穫でした。実施期間中には、幅広い世代のお客様にご好評頂くことができ、とても嬉しかったです。
(実施に向けて話し合いをする学生の様子)

以下、今回の企画を振り返っての、学生メンバーからの感想です。

(香川大学 瀬戸内地域プロジェクト観音寺班 3年 佐原杏美)

「今回の企画は、初めての挑戦で最初は不安が大きかったが、地元企業の方と意見交換をする中で両市の食の魅力を知ったり、新しい考えが生まれたり、とても有意義な時間を過ごせました。香川県民の私も知らないことが多く、地域理解の奥深さを実感することができたと思います。地域の活性化のためには時間、人、環境などいろいろな要素を一致させる必要があり、簡単にできることではないけれど、若い世代が地域のために考え、行動することには大きな意味を持つと改めて考えました。」


(香川大学 瀬戸内地域プロジェクトさぬき班 3年 中山恭汰)

「最初、合同企画を始めたときは、互いの班のフィールドを知るために、観光地を紹介しあうというツアーから始まりました。当時はこのような大きなプロジェクトに発展できるとは思ってもおらず、企画から実現に至ったときは非常に達成感がありました。コロナ禍ということもあり、オンラインで企画を進める等の柔軟な対応が必要だった点が大変でした。この活動を通じて子ども達にもっと地域のこと、地域で働き活躍する人のことを知ってほしいと感じるようになりました。」


(香川大学 瀬戸内地域プロジェクトさぬき班 3年 古澤旭)

「地元の企業の方と協力して一つのものを作っていくことの難しさを学べました。また、大学生との考案メニューという独自性を出すための企画作りにも色々と思案し、困難を乗り越え、一つの企画として形にできた経験は非常に大きかったと感じます。新聞各紙や、テレビに取材されることによって、自分たちがしてきた活動の自信となるものができたと思います。今後も、何かさぬき市、そして香川県の活性化の一助となれるような活動ができるように頑張っていきたいです。」


(香川大学 瀬戸内地域プロジェクトさぬき班 3年 山田奈津実)

「企画の立案から実施までを一貫して行えたことは、かなり貴重な経験でした。より良い企画にするためには、入念なリサーチが必要だったり、計画通りに進まなかった時の対応を考えたり、学ぶことがたくさんありました。実施にあたっては、多くの報道機関に注目していただき、この企画が有意義なものであったという安心感と達成感を得ることができました。今回の学びを今後、地域の問題解決に繋がるような企画や取り組みに生かしていきたいと思います。」


当企画は6月いっぱいの開催でしたが、今回の企画を生かして、今後の各市での地域活性をどう進めていこうか、どう進展させていこうか、現在模索中です。今後の学生の活躍にも、ぜひご注目ください✨

最後になりましたが、安岐水産(Cumi Umi)様、道の駅とよはま(おーしゃん食堂)様をはじめ、
ご協力いただきました多くの方に、この場をお借りして感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。
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↓↓↓ 私たちが作った『新 讃岐三白丼』について詳しくはこちら!↓↓↓





香川大学瀬戸内地域活性化プロジェクト さぬき班

香川大学瀬戸内地域活性化プロジェクト観音寺班

【Cumi Umi(ちゅみうみ)】
住所/さぬき市津田町津田1402-23 安岐水産工場横(ふるさと海岸沿い)【地図】
営業日時/毎週土曜・日曜10:00〜16:00
定休日/月曜〜金曜
お問い合わせ先/0879-49-2681

【おーしゃん食堂】
住所/香川県観音寺市豊浜町箕浦2506「道の駅とよはま」内【地図】
営業日時/毎週火〜金曜 11:00〜15:00
お問い合わせ先/0875-56-3655
posted by sanuki-asobinin at 08:00| 香川 ☁| Comment(0) | グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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