（来場されていたカメラマンさんよりご提供いただいたお写真♪）
9月17日（土）開催「さぬきバル～源内通り篇」の『ランタン電車』。
昨日は準備～観覧密着レポートをご紹介しましたが、
今日は琴電志度駅から瓦町駅までの
『ランタン電車』特別運行を密着レポート！
揺れ動くランタンの灯りの中、乗客のみなさんはどんなふうに過ごしていたのか。
途中下車や瓦町駅着後の様子も含めてご紹介します。
さぬき市観光協会主催の秋のイベント「さぬきバル～源内通り篇」。
9月17日（土）・18日（日）さぬき市志度の源内通りで開催される予定でしたが、台風14号の接近に伴い9月17日（土）のことでん『ランタン電車』のみ展示が行われることになりました。
今回使われるランタンは、さぬき市志度生まれの平賀源内が秋田で考案した遊び「紙風船」をモチーフに、視度の活性化のため地域の人たちが作り上げたもの。
今回はそのミニバージョンが地元さぬき市の現代アーティスト千田豊実さんプロデュースのもと、琴電志度駅に停車する2両編成のことでんに330個展示設置されて『ランタン電車』が誕生しました！
（写真：さぬき市寒川町出身 現代アーティストの千田豊実さん）
9月17日（土）は台風の影響で時々雨の降るお天気でしたが、多くの方が琴電志度駅に訪れて『ランタン電車』の観覧を楽しまれていました。
詳しくはこちら→ 小さな願いを乗せて。『ランタン電車』観覧レポート！＠志度15：00～20：00まで一般公開された『ランタン電車』。
展示後は限られた人数を乗せて瓦町へと走る特別運行が行われました。
その様子をご紹介します！
『ランタン電車』特別運行に乗ってみた！！
1日だけとなった『ランタン電車』の展示。
動いている様子も見てみたい！と夜の特別運行に乗車することにしました。
乗車するためには17：00から配布の整理券が必要となるため、事前に受付でゲット！
通常の志度線と異なり、下車できるのは瓦町駅までの6駅のみ。
せっかくなら長く乗りたい！と瓦町駅まで行くことにしました。
一般展示後クローズされていた車両が20：30に再びオープン！
この時間を楽しみに待っていたお客さんが乗り込みます！！
近くにお住まいの方からさぬき市外の方まで、中には小さなお子さん連れのご家族も。
発車まで撮影を楽しむ乗客のみなさん。
シートに座って終わりではなく、この後動くという楽しみがあるとワクワクが止まりません♪
夜遅くの運行ですがテンションが高くなる～～～！
そして21：22の出発に先駆けて『ランタン電車』をプロデュースされたさぬき市の現代アーティスト 千田豊実さんより車内アナウンスがありました。
（アーティスト千田豊実さん）
「今回の源内ランタン電車は『小さな願いとともに』というテーマで制作させてもらいました。
日常の当たり前の幸せを願う日々が続いていますが、これから電車に揺られながらそれぞれの願い・想いを持って、自分と向き合う時間にしてもらえたらと思います。
このランタンの絵は『小さな願いと共に、電車と前へ進んでいく』というイメージで、なるべく動きがあるように下から上へと絵筆を動かして1枚1枚描きました。
これを折りたたんで制作してくれたたくさんの方の想いも一緒に乗せて電車が出発いたします。
ぜひお楽しみください！」
21：22、拍手と共に琴電志度駅を出発！！！
ゴトン、という発車の揺れとともに、これまで静かだったランタンたちが動き始めます！
停車時には見られなかったランタンの動きに一喜一憂する乗客のみなさん。
カーブの揺れに沿ってランタンもゆらゆら。
時に大きくゆーらゆら。笑
いつものことでんなのに、現実世界ではない場所へ向かっているような。
夢の中にいるような不思議な気分。
この揺れが心地よく、ぐっすりと気持ちよさそうに眠ってしまうお子さんもいらっしゃいましたよ♪
『ランタン電車』の車内の動画は「遊びの達人』Twitterでご覧いただけます♪ → こちらをクリック！
ここ、どこらへんかなー？？とお外を覗く子どもたち。
大人の方も外の様子をチラチラ。
自分たちが乗っているこの電車は外からどんなふうに見えているのか気になる様子。
（カメラマンの方にご提供いただいた写真です♪）
そんな『ランタン電車』の様子を外から撮影されている方も見えました！
中には手を振ってくださる方も！
夜の闇を駆け抜ける、光の列。
なんかいつもと志度線が違う？！と驚いた方もいたのでは？
ひとたび駅に到着すると現実の世界へ。
車内ではスマホに縛られず、日常や仕事のこともすっかり忘れてたなあと実感。
停車駅では電車待ちの方が驚いて撮影される様子も見られました。
なんだか嬉しくなります！
またこの電車をひと目見ようと駅で待っていた方も！
（カメラマンの方にご提供いただいた写真♪）
こちらは瓦町駅近く、高松市築地町あたりを走る『ランタン電車』の様子。
踏切待ちのドライバーさんの目にはどう映ったのか…気になります！
そして22：01、瓦町駅に到着～～！！！
1日だけの『ランタン電車』とのお別れの時間です！
夢心地の時間も終了。
名残惜しそうに乗客の皆さんも下車後撮影されていました。
ことでんのイルカ駅長『ことちゃん』ファミリーともここでお別れ。悲しい…。
『ランタン電車』に乗車されたさぬき市のご家族は、
「ことでん志度線に乗るのは初めてでしたが、違う世界に来たみたいでした。
ランタンだけの光でこんなふうに電車が変わってしまうのも凄いと思いました。
電車の揺れもとっても気持ちよかったです♪」
扉が閉められ、『ランタン電車』の長い1日が終了しました。
たくさんの方が乗り込み、座り、楽しんだ車両、本当にお疲れ様でした。
さぬき市観光協会のみなさんが1つずつ灯りを消してお片付け。
いつもの志度線へと戻ります。
今回の『ランタン電車』特別運行は停車中のものとは全く違った体験ができた40分間でした。
久しぶりにことでんに揺られる楽しさや、流れていくセンチメンタルな時間と向き合う楽しさ。
日常の中にある当たり前の幸せにもう一度「ありがとう」と言いたい気持ちになりました。
と同時に、もっと多くの方に体験してほしいほど素敵なイベントでした！
今回は台風の影響で1日になりましたが、実現できなかったランタンを使ったさぬきバルが開催されることを期待したいと思います♪
さぬきバル～源内通り篇～
開催日時／2022年9月17日（土）・18日（日）15：00～20：00
会場／源内通り：琴電志度駅～平賀源内記念館～旧さのや呉服店～志度寺（香川県さぬき市志度 ）
駐車場／さぬき市役所駐車場（200台）
お問い合わせ先／087-894-1601（一般社団法人 さぬき市観光協会）
※台風接近のため、9月17日のランタン電車展示のみ実施となりました。
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