ひんやりとした風が心地いい、秋がやってきましたね🍂
このたび、秋を満喫するべく、さぬき市多和 大窪寺の門前にお店を構える
「八十八庵」にて、旬の「栗飯」をいただいてきました!
さぬき市の秋を楽しむなら、外せない!
「八十八庵」は、紅葉と秋の味を楽しめる「さぬき市の秋満喫スポット」としてもおすすめしたい素敵な場所です🍂
そんな「八十八庵」で9月はじめから登場する「栗飯」は、多くの地元のお客さんも例年楽しみにされているお店の名物!
打ち込みうどん、おでんと並んで、人気の品です✨
今回は、そんな栗飯の裏側を少しのぞかせていただきました!
お店に伺ったのは9月上旬、朝の10時頃。
自園から持ち帰ったばかりの栗をちょうど選別されているところでした!
お店の裏手にて、作業を見学させていただくことに👀✨
一番に目に入ったのは、なにやら年季の入った作業台!
栗の選別機です!
なんとこれは先代の社長が手作りされたものだそう。
小さいものや屑が落ち、形の良い栗が残る仕組みになっています。
そこからさらに手作業で虫食いをのけ、大きさを仕分け、小さいものはまとめ売りにしたり茹で栗にされるとのこと📝
かごには、実のぎっしり詰まったツヤツヤの栗がたくさんでした🌰✨美味しそうですね ♪
最繁期はお昼すぎまで作業が終わらないことも多いようで、有難いの一言に尽きます💦
また、栗の収穫作業についても少しお話を聞かせていただきました!📝
八十八庵ではちょうど早生品種の「銀寄」という栗が採れていて、今年は例年通りの収穫とのこと✨
選別の大変さもさることながら、収穫は、猿やイノシシとの戦いが大変だそうです。
栗は熟して木から落ちたものを収穫するため、野生動物たちに先を越される前に収穫しなければなりません!
また、花が咲く時期には、農薬散布も行う必要もあるそうで、自分が思っていたよりもずっと多くの手間がかかっていることを知りました。
さらに栗は固い皮や渋皮をむく作業もひと苦労。
さらに栗は固い皮や渋皮をむく作業もひと苦労。
社長さんが栗の皮向き作業を実演してくださいました👀✨
気が遠くなるような作業です・・・💦
やまなつは、小さいころに何度か家族で栗拾いに行ったことがありますが、拾う楽しさとは裏腹に、帰ってから栗の皮を剥く作業が大変だったことを覚えています💭
あらためて、もっとありがたみを感じながら食べるようにしたいと思いました!!
手間ひまかけて提供される栗飯のありがたさを知ると、店頭にたくさん積まれた栗ご飯を見るだけでも、贅沢な心地になります。
また、八十八庵の栗飯は、一般的なものと一味も二味も違った栗飯なんです。
それは、「もち米100%使用」の「蒸しおこわ」であること!!
通常の栗飯は、お米と一緒に栗の実を入れて炊いたら完成ですが、八十八庵では、小豆と一緒にしたもち米を、栗と一緒に蒸し炊きすることで、モチモチ、ホクホクの栗飯にされているそう!!
文章だけでも美味しいですよね!!(?)とにかく、こだわりがすごい。
その栗飯がこちら!!
栗飯(折)(830円)
八十八庵の「栗飯」はたっぷり入った折詰めとお手軽サイズのパック詰めの2種類あります。
ついドアップで撮ってしまいました📷✨
本当においしい。モチモチのもち米に埋まりきらない、ごろごろとした栗!!
栗飯という名で販売されていますが、一般的にいうところの、栗お赤飯です🌰✨
栗飯(パック)(530円)
これぞ秋!という感じ。秋を満喫するには外せません!
そのままでも十分美味しいのですが、温めて食べるとモチモチ感が増してなお良し👍✨
やまなつは家族が栗好きなので、お土産にも買って帰ったのですが、もちろん大好評でした!
栗飯は秋の人気商品であるため、早いうちに売り切れてしまうことも多いようです。
電話での予約も承っているそうなので、必ずやゲットしたい!という方はぜひご予約を📣
また、店頭では「ゆで栗」(300円)も販売されており、1ついただいて帰ることに✨
おすすめの食べ方は、半分に包丁で割って、スプーンですくって食べる方法!
これはじつは、栗好きの父に教えてもらいました(笑)
実を余すことなく、しかもカンタンに食べることができます!
蒸した栗の実は、そのままで食べても素朴な甘さがありとても美味しかったので、ぜひ✨
また社長さんに近況を伺ったところ、コロナ前ほどの集客はないものの、少しずつお客さんが戻ってきているそう。
秋は1年のうちで最もにぎやかになる時期✨
今年はより多くのお客さんに来ていただきたい、とおっしゃっていました!
私が八十八庵に伺ったのは、昨年の秋、バス旅で訪れた時以来でしたが、ひそかにまた来たいと思っていたので、今回取材として現地に行くことができて、とてもうれしかったです。
変わらない落ち着いた静かな雰囲気に今回もとても心が安らぎました。
八十八庵は、古くからお遍路さんをおもてなしする場として、地元の方からのみならず、訪れる多くの人に愛されてきた場所。
店内には、お遍路さんの古い写真やお遍路グッズなどがあり、そこにしかないものに多く触れることができました。
取材に伺った時期は早生の栗が楽しめる時期でしたが、八十八庵の栗園では「早生(わせ)」「中生(なかて)」「晩生(おきて)」と時期によって採れる品種も変わっていきます。
これから10月は最繁期となり中生・晩生の栗が楽しめるそうですよ。
目の前の大窪寺は境内のモミジが少し黄色がかってきており、紅葉の時期がとても待ち遠しく感じました🍂
みなさんもこの秋、栗飯をはじめとする旬を満喫しに、大窪寺門前の八十八庵に訪れてみてはいかがでしょうか ♪