あなたはもうこの風景を体験しましたか?
津田の松原にて開催されている「すなはまフェスティバル」!
開催は11月2日(水)・11月3日(木・祝)の残り2日!!
なかなか足を運ぶ機会のない秋の海に400枚を超えるTシャツがひらひら。
マルシェやイベントも同時に楽しんで「海水浴以外にこんなに長い時間海で過ごしたことはない」という方が多いのでは?
「すなはまフェスティバル」だからこそ見ることができた、会場での景色をレポートします!
また今日明日のみどころもチェックを!
10月29日(土)さぬき市津田町の津田の松原にて開幕した「すなはまフェスティバル」。
11月3日(木・祝)までの6日間、砂浜を中心にさまざまなイベントが行われています。
海水浴客が減り、夏場でも少し寂しげな風景がここ数年見られている津田の松原。
「改めてその景観の素晴らしさや海の近くで過ごす時間を再発見でき、国籍や年齢を問わず、多種多様な人と一緒に楽しめるイベントに」という思いを込めてこのイベントが企画されました。
期間中はいつもの津田がどんな景色に変わるのか…
10月29日〜10月31日までの毎日、会場に通って見えてきた現場の様子をご紹介します。
メイン会場のすなはま会場(津田の松原)へ
「すなはまフェスティバル」メイン会場の「すなはま会場(津田の松原)」はこちら。
車の方は「道の駅津田の松原」や津田小学校(土日祝のみの臨時駐車場)に駐車し、歩いて松原の中を通り、砂浜へ向かいます。
入場ゲートは2箇所あり、1つは松原の中にある「願い橋叶え橋」から中へ入れます。
もう1箇所の入場ゲートは津田の松原と津田ふるさと海岸の境。
この場所に本部があり、すぐ近くにすなはまマルシェ会場と救護ブースがあります。
ゲートではTシャツアート展への今後の発展と協力の気持ちを込めて、協力金(100円)を支払って入ります。
土日は津田高校のボランティア部「TDあくてぃ部」のみんながお手伝いしていました♪
さてメイン会場に入ってびっくり!!
いつもは水平線と空だけの津田の景色が一転、圧巻の風景!
ひらひら、海風に揺れる400枚以上の白いTシャツが視界いっぱいに入ってきます!!
10月29日(土)の開場前には、地元の「讃光工業」さんがゴミ拾いを行なっていました。
定期的にビーチクリーンに参加されているそうで、今回はこのイベントに合わせてゴミ拾いに来られたのだそう。
海水浴シーズンが終わると意外とゴミの多い津田の松原。
「讃光工業」さんのおかげでピカピカの砂浜に生まれ変わっていました!
本部テントでは「すなはまフェスティバル」実行委員長の田村美津子さんと津田高校のみんなが集合!
田村さんの開会宣言にて、いよいよ「すなはまフェスティバル」スタートです!!
Tシャツアート展の楽しみ方はさまざま
まずはじっくりとTシャツアート展を楽しみます。
こちらは高知県黒潮町の砂浜で毎年開催されているTシャツアート展の「ひらひらフレンドシップ」というプログラムを活用して企画されたもの。
北は埼玉、南は沖縄まで、一般応募で集まった450ほどの作品を白いTシャツにプリント。
地元の竹を使った軸にロープで9〜10枚ずつ、まるで洗濯物を干すように展示されています。
Tシャツは一般応募(郵送・持込・WEB)・地元に住む外国人・津田小学校6年生・津田高校・協賛企業団体のカテゴリーがあり、こんなふうにゾーンごとに作品の紹介も。
イラスト、写真、グラフィックアート、書道などいろんな作品がありますが、どのTシャツも青空と海に映える映える!!
こんなに見ていて気持ちのいい展示会はありません。
親子かな?
同じ手書きのイラストでサイズ違いの展示も。
津田小学校6年生はみんなで海の生き物を描いています。
不思議な生き物の姿を描いたものや色使いが美しいものも。
外国人の皆さんの作品は観光地などで撮影した写真やイラスト。
津田には外国人実習生を派遣する組合があり、その関係で津田で働く外国人の方もたくさん参加してくださっています。
和服で撮影した写真や、桜の下で撮影したものも。
日本人とは違う目線で捉えた風景もあり、見ていても楽しいブースです。
海から吹く風は時におだやか、時に激しく。
おかげでTシャツもロープにくるくると巻き付いたり、端にぎゅぎゅっと寄ってしまったり。
会場ではボランティアのみなさんや津田高校TDあくてぃ部のみんなが修正作業を行なっていました。
直しても直しても、すぐにくるくる巻く時もあり、結構大変そう。
このTシャツアート展、実は審査も同時に行われていました!
さぬき市大山茂樹市長・さぬき市の美術作家の千田豊実さん・フォトグラファーの廣瀬正明さん・(株)人生は上々だ ヘッドクリエイターの村上モリローさん・旅行ライターのペヤングさん・津田高校佐立校長先生・田村実行委員長によって1枚ずつ鑑賞が行われ、、、
10月30日(日)には最優秀賞作品1点と優秀賞3点が発表されました!
最優秀に選ばれたのは、池田達治さんの作品「未来想像図」でしたー!!!
津田の松原で沖を見つめる3世代の家族のイラスト。
このまま地元のシンボルである津田の松原の景観が継続していきますように、というメッセージが評価されました。
池田さん、実は審査発表の時に会場にいらっしゃいました〜!
おめでとうございます!!
すなはまマルシェ
会場近くで行われている「すなはまマルシェ」も覗いてみましょう〜!
期間中毎日、キッチンカーやテント出店でこだわりのグルメや雑貨が集まります。
来年春頃に津田でスパイスカレー屋さんをオープン予定の「HAGI」さんも10月29日に出店!!
2種類のスパイスカレーやオリジナルスパイスミックス・オリジナルチャイキットを販売されていました。
そのうちの1つ、「いかとさつまいものホワイトカレー」をオーダー。
スパイスのガツンとしたパンチを感じつつも、不思議と食べやすくてあっという間に食べてしまいました。
もう1種類も食べればよかった〜と後悔!
これを津田で毎日食べられる日が待ち遠しいです♪
香川大学瀬戸内地域プロジェクトさぬき班のみなさんも「津田港わくわくプロジェクト」に続いて出店!
あそたつ学生ライターのやまなつも発見しましたよ〜!!
さぬき班では観音寺班と、津田の「ねこ海レストラン」、観音寺市「道の駅とよはま おーしゃん食堂」とコラボして、海鮮グルメ第2弾「がっちゃんこ鍋」を11月より本格販売しますが、そのプレ販売として出店。
この日は先日のわくわくフェスからパワーアップして中華麺のオプションが付けられるように!
讃岐でんぶくと塩麹で出したダシに麺が絡んで美味しくなっていましたよ〜!
海鮮グルメコラボ第2弾「がっちゃんこ鍋」についてはこちらをチェック!
「津田港わくわくフェスティバル」で津田港とコラボした下津井港からやってきた「海のばあちゃん食堂」さんでは名物のマダコを使った「下津井シンタコメシ」と「タココロッケ」が。
タコ入りの「タココロッケ」は外サクサク・中身はしっとりやわらか。
タコもたっぷり入っていました!
「下津井シンタコメシ」はタコライス風のタコめし。
タコ好きにはたまらないご当地グルメです♪
デザートには一度食べてみたかった「ブリュレクレープ」をクレープのキッチンカー「Van de Crepe」さんでオーダー!
目の前でグラニュー糖をカリンカリンに焦がしてくれました〜!!
パリッ、とろりの2段階食感がたまりません!
ブリュレの焦し面の下にはたっぷりのホイップにカスタード、チーズケーキがぎっしりと詰まっていました!
ダイエットは明日から〜〜〜!!
他にも窯焼きピザ・ナポリタン・バナナジュース・シフォンケーキ・カヌレなどなど美味しそうなものがいっぱいありましたよ〜♪
雑貨も人気でした!
こちらはさぬき市志度「おもちゃと雑貨と、ちょっとカフェ haru sora」さんの出張店舗!
キラキラとレインボーに光るおもちゃが子どもたちには大人気!
面白かったのはこちらの古着屋さん「Alterna(オルテナ)」。
現在はECサイトのみで活動中ですが、そのうち津田周辺に店舗も持ちたいとのこと。
子ども服からレディース・メンズまで、春物〜冬物まで、個性的なものからベーシックなものまで。
幅広いラインナップが1000円〜購入できるという嬉しさ!
入店5分でトルソーにかかっていたチロリアンテープがアクセントのウインドブレイカーを「買います」と言ってしまった私。
さらに星マークが可愛いオールスターのもこもこトレーナーも冬用に購入。
他ではなかなか手に入らないデザインの2着を2000円でゲット〜!!
とってもいい買い物をしました。笑
魅力的だったのは「0円古着コーナー」。
無料で持ち帰りOKのワゴンの中には、とても綺麗なワンピースやスカート・パンツがたくさん!
同時に着なくなった洋服も1着100円で買い取る活動をされていて、それらの洋服は再着用可能・再利用・アップサイクルできることを再認識できる場所に。
要らなくなった服はすぐに捨ててしまう…という方も、サステナブルな古着屋さん「Alterna」さんの活動に注目してみてくださいね。
ホームページはこちら→ https://alterna.fashionstore.jp
その後、古着屋さんで2000円アウターを買った地域おこし協力隊の折原くんに会いました。笑
浜は夕方以降かなり冷えるので、冬用アウターのリーズナブルな古着はとっても重宝していましたよ♪
海の恵みプログラム
さてもうひとつの会場「ふるさと会場(津田港周辺・ねこ海レストラン)」でもイベントが同時開催されているとあって見学へ〜!
「まつばら会場(津田の松原)」から20分ほど海岸線をのんびり歩いて西へ。
辿り着くと「ねこ海レストラン」にはたくさんのお客様が!
ここでは10月29日・30日の2日間、おさかなタッチプールが登場していました。
小さなお子さんたちが瀬戸内に住む魚たちに夢中に!
小さい水槽にはタコ・貝・ヒトデ・ウニなどが。
大きい水槽にはハマチ・コブダイ・シマフグ・イサキがスイスイ♪
10月29日(土)13:00〜はサワラの解体ショーが行われました。
安岐水産で働くインドネシアの外国人実習生さんが子どもたちの目の前で豪快に3枚おろしにしていきます!
あまりの手際の良さに大人もびっくり!
さらに津田にちなんだ松葉焼きでタタキに!
かる〜く炙って炙って〜〜
おいしいサワラのタタキの出来上がり♪
身がふっくら柔らかで、脂もしっかり乗っていて美味しい〜〜〜!!
秋のサワラってこんなに美味しいの?と感動の瞬間でした!
「ねこ海レストラン」では11月3日(木・祝)も「すなはまフェスティバル」に合わせて10:00〜14:00の間はお店をオープン。
地元の漁師さんが朝水揚げしたお魚のお惣菜やタコ飯、アオリイカのイカ焼きが食べられますので足を運んでみてくださいね。
すなはま運動会
さて「まつばら会場(津田の松原)」に戻ると、すぐ隣の津田ふるさと海岸の砂浜で「すなはま運動会」が行われていました。
このイベントこそが「すなはまフェスティバル」のきっかけになったもの。
国籍・年齢を問わない多くの方がグループになって、優勝を狙います!
ここでも津田高校の生徒たち・司会の山口先生が大活躍!
「ポチョポチョ体操」に始まり、しっぽ取り・玉入れ・タイフーン・宝探しで会場はヒートアップ!!
最後はチームで記念撮影♪
すっかり仲良くなった皆さんでした〜!!
すなはまで過ごす人たち
連日様々なイベントが行われる中で発見できたのが、素敵な砂浜での過ごし方。
会場で見かけた皆さんの様子もご紹介しましょう。
普段は海を眺めてすぐに帰る…という方も、すなフェスがあるからこそ長くこの場所にいるんだろうな、と思うシーンばかり。
秋の海の音、空の色、砂の感触、時間の経過で変わっていく海の色。
久しぶりに海にやってきたという方にも新鮮だったのではないでしょうか。
浜辺ではヨガやフレスコボールを楽しむ団体さんも。
海って夏じゃなくてもいろんな遊びができるんですね〜。
いよいよ今日明日で閉幕の「すなはまフェスティバル」。
今だけの風景を記憶に刻みに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
11月2日(水)・3日(木・祝)の「すなはまフェスティバル」は…
■Tシャツアート展 10:00〜16:00(3日は〜15:30)
@津田の松原砂浜 ※雨天時も展示
■すなはまマルシェ 10:00〜16:00
Tシャツアート展近く。場所はこちら→ 地図(讃岐朝市開催会場にて)
★11月2日(水)出店者
Real cre'er(クレープ)・飯田桃園(皮ごとすももソーダ)・めし屋工房(ホットドッグ)・Ori(ティラミス)・国際交流ブース ・すなフェスブース(コーヒー)
★11/3(木・祝)出店者
ボクノバナナ(ジュース)・飯田桃園(皮ごとすももソーダ)・めし屋工房(ホットドッグ)・EMILY'S SHOP(コッペパンサンド)・Ori(ティラミス)・長田幸福堂(とうふドーナツ)・朝見商店(各種てんぷら)・Time&Space LUNA CAT(ヘッドセラピー)・木村商店(ちりめん)・金川食料品店(駄菓子)・りんごや(ポン菓子)・国際交流ブース
■11月3日(木・祝)14:00〜
世界パフォーマンスステージ
アフリカンコンサート/ BB モフラン&ダウディ
ディズニーアニメでおなじみ『ライオンキング』の初代パーカッショニストが奏でるリズムに注目!
■ワンハンド瀬戸フレンドプレゼンツ 海ごみポイントラリー
11月3日(木・祝)10:00〜12:00
津田の松原 ※雨天時中止
ゲームやクイズを楽しみながら海ゴミについて学ぶポイントラリー。
申し込みはこちらから→ https://www.instagram.com/onehand.seto.friend/
■フレスコボール体験会
11月3日(木・祝)12:00〜14:00
津田の松原砂浜 ※雨天時中止
ブラジルの浜辺で楽しむテニスに似たスポーツ「フレスコボール」。
『おもいやりのスポーツ』とも言われるこの競技を是非体験してみませんか?
事前申し込みやチケット等は必要ありません。
アクセス情報(駐車場情報)
会場となる津田の松原・津田ふるさと海岸周辺にはイベント用の駐車場がありますのでご利用ください。
道の駅津田の松原・津田小学校運動場(土日祝のみ)・津田体育館駐車場
津田ふるさと海岸沿いへの路上駐車は近隣へのご迷惑となりますのでおやめください。
最新情報は「すなはまフェスティバル」SNSをチェック!!
Instagram https://www.instagram.com/sunahamafestival/
twitter https://twitter.com/sunafes2022
facebook https://www.facebook.com/sunafes.sanuki
すなはまフェスティバル2022
開催日時/2022年10月29日(土)〜11月3日(木・祝)
会場/津田の松原・津田ふるさと海岸(Tシャツアート展・ステージ・運動会・海ごみポイントラリー・マルシェ)
津田漁港周辺(海の恵み体験プログラム)
アクセス/JR高徳線「讃岐津田駅」より徒歩10分・高松自動車道より車で5分
駐車場/道の駅津田の松原・津田体育館・津田小学校(土日祝のみ)
お問い合わせ先/080-8749-8373(すなはまフェスティバル実行委員会事務局 田村)
公式サイト https://www.sunafes.org
公式Instagram https://www.instagram.com/sunahamafestival/