さぬき市の紅葉の名所、四国霊場八十八番札所「大窪寺」。
11月上旬ごろから毎日多くの方が訪れ、今だけの景色を楽しんでいます。
今年は境内のイチョウが長く楽しめ、山門や庭園のモミジは例年より早く色づきました。
11月15日現在、紅葉の景色も後半へ。
その様子と門前「八十八庵」の美味しいグルメ情報をご紹介します。
2022年11月15日、さぬき市多和にある「大窪寺」にやってきました。
今年の秋は暖かく、日中は汗ばむ日も。
結願を目指す歩きお遍路さんも半袖姿で驚きました。
さてこの時期の見どころといえば「大窪寺」の紅葉!!
11月15日の様子はというと…
ちょうどピークを迎えていました!
山門では真っ赤に染まるもみじと、これから染まっていくグラデーション状態のものが共存。
例年は11月20日ごろからこのような景色が見られるのですが、今年はもみじの色づきが早くてびっくり。
紅葉が楽しめるのもあと少しかも…
山門をくぐってすぐ右手側に広がる日本庭園のモミジもほぼ赤く染まっていました。
落ち葉となったものも多く、今「大窪寺」に訪れると頭上から足元まで紅葉に包まれます。
もう一つの見どころである境内のイチョウは…
週末の雨でかなり散ってしまった模様。
幹の下には厚い黄金の絨毯ができていました。
先週までは多くの方がこのイチョウの木を楽しみに訪れていました。
散った後もあちこちに余韻が残っています。
根本に近い場所の葉はこれから色づく様子ですので注目してみてくださいね。
少しだけでも元気に染まる葉を見られて幸せになりました。
イチョウの根本あたりに近づくと、背景に広がるモミジの赤色とのコラボレーションも楽しめますよ。
いつもイチョウの葉を握らされる方々もこの様子。
今年は紅葉の進み具合が早いと聞いていたので、もう遅いかな?と思いつつの訪問でしたが、11月15日でも十分に楽しむことができました。
今週いっぱいも「大窪寺」の紅葉は見頃が続きそうです。
外国人の方が驚く『山が染まる景色』を見られるのは日本に住む者の特権。
この時期だけのお楽しみをお見逃しなく!

紅葉の時期は一年で一番忙しいと言われる門前のうどん・お土産店「八十八庵」さん。
11月に入り、平日も週末も変わらず10:00ごろからお客さんが増え始め、お昼頃には行列ができています。
お店は8:00からオープンしていますので、ゆっくり食事したい方は8:00〜11:00ごろの来店がおすすめです。
みなさんのお目当ては名物の「打ち込みうどん」!
豚肉・根菜を煮込み、そこにうどんを入れて軽く火を通して提供される味噌仕立てのあったかいおうどんです。
鉄鍋での提供にテンションも上がります♪
紅葉の時期(11月いっぱい)は「八十八庵」も紅葉メニューになっています。
混雑するため、通常よりもメニューが限られており、
2人以上の来店の場合、打ち込みうどんのオーダーは2人前以上からとなりますのでご注意ください。
(通常時期は可能な、1つの打ち込みうどんを2人でシェアする…といったことができません)
※ひとりでの来店の場合は1人前のオーダーが可能です。
9月からの期間限定メニュー「栗飯」も今ならありますよ〜!
昨年あまり栗が取れなかったことから自社栗園の手入れを少し変えて工夫してみた結果、今年は多くの栗が収穫できたそう。
その分、今年は長く「栗飯」が楽しめるようになりました♪
朝一番にはたくさん積まれているこの折もお昼頃には完売に。
どうしても食べたい!という方は朝ごはんがてらの来店か、お電話での予約をどうぞ。

そしてこの時期ならではの山の幸、松茸を使った「松茸うどん」も登場しています!
お値段はさすが!の価格ですが、その香りを嗅ぐと「頼んでよかった…!」と思うほど。
しっかりと松茸の香りが染み込んだ温かいダシとともに、アツアツのうどんを味わってみてはいかがでしょうか?
紅葉が楽しめるのもあと少し。
まだ足を運べていない方もまだ間に合いますので、一年に一度の景色を楽しみに「大窪寺」へどうぞ〜!!
次回は「大窪寺」周辺、今からでも楽しめるイチョウのスポットをご紹介します♪
大窪寺