前回のブログではさぬき市多和にある「大窪寺」の紅葉の様子をご紹介しました。
が、そこへ向かう途中の前山〜多和エリアにはイチョウの紅葉スポットがいくつかあります。
ぜひ立ち寄ってもらいたいのが「結願の郷 多和(旧多和小学校)」と「多和神社(前山)」のイチョウの木。
特に「多和神社(前山)」のイチョウは見頃がこれから!
そこで…
11月15日に行ってきたイチョウの木を巡る
前山〜多和ドライブの様子をご紹介します♪
2022年11月15日、さぬき市の紅葉の名所「大窪寺」に向かったあそたつスタッフ。
ドライブ中も道端の紅葉した木々や、遠くに見える黄赤に染まる山々に癒されました。
そして道中、前山〜多和エリアの中でも毎年チェックする紅葉ポイントへ立ち寄りました!
穴場! 前山のイチョウのスポット「多和神社」
さぬき市で「多和神社」といえば、志度の「多和神社」を思い浮かべる方もいらっしゃいますが、前山にも同名の神社があります。
「大窪寺」に向かう途中の脇道に入ってしばらく走るとたどり着くんですが…
曲がるポイントはこちら!!
「道の駅ながお」「前山ダム」から「大窪寺」に向かう県道3号沿いにある「昼寝城入り口」「観光案内板」の看板が目印。
この側道から昼寝城入り口に向かう林道へ進みます。
道路はちゃんと舗装されていて、走りやすいのでご安心を。
田んぼと民家がぽつりぽつりと現れる風景を横目にどんどん進んでいくと…
美しく色づくモミジが!!
この木を見つけたら「多和神社」はもうすぐ!
少し歩いて「多和神社」に到着!
小さめの神社ですが、とても明るく心地よい雰囲気。
ちなみにこちらの「多和神社」は大己貴命と讃岐忌部の始祖神、手置帆負命(たおきほおいのみこと)をご御祭神とする延喜式内社だそう。
境内には大きなイチョウの木がどーん!!
かなりのボリューム!!
11月15日現在の様子です。
まだ青い葉の方が多くてびっくり!!
陽の当たり方も関係あるのか、高い場所には黄色く染まってきた葉も。
青空や周りの紅葉した山とのコントラストも素敵です。
小さな神社の大きなイチョウだからこそ、いろんな角度でまわりの景色とのコラボを楽しめました。
(昨年11月18日の様子)
ちなみに昨年11月18日の様子がこちら。
今年の方が色づきが遅いようで、見頃は来週〜11月末くらいでしょうか。
本当に静かな場所で、人よりもサルに出会うことのほうが多いこのエリア。
木の下にあるベンチに座れば心が落ち着きます。
ゆっくりと人混みを離れて紅葉を楽しみたい方に、前山の「多和神社」のイチョウ狩りはおすすめですよ♪
■多和神社
〒769-2305 香川県さぬき市前山2451【地図】
長年親しまれてきた多和のイチョウ
続いて訪れたのは多和エリア、旧多和小学校だった「結願の里 多和」。
過疎化・高齢化のため閉校してしまった小学校の校舎を利用し、「どぶろく工房」「多和産直 結願の郷」「天体望遠鏡博物館」として現在も多くの方に親しまれています。
その駐車場の一角に立つのが、大きなイチョウの木。
小学校の運動場だったころから地域の人をずっと見守り続けてきました。
毎年「大窪寺」のイチョウの木より見頃が遅いため、まだ楽しめるかな?と思い訪問してみましたが…
11月15日現在、先週末の雨のせいか…
半分以上葉が散ってしまったようです〜!
しかし木の下半分にはまだ多くの葉が残っており、下から見上げるには満足できる美しさ。
木の下には黄金の絨毯が出来上がっていました。
小学校だったことを知ってか知らずか、毎年この木の下では子どもたちがイチョウの葉をすくっては飛ばして遊ぶ様子をよく見かけます。
小学校だったことがわかるものが敷地内にはいくつも残っていて、初めて訪れる人でもなんだか懐かしい気持ちになります。
イチョウの隣には1972年から閉校するまで多和小学校で子どもたちがつかっていた「賀智孝獅子」が描かれた倉庫が。
壁に這う葉も美しく紅葉していて、秋ならではの風景が生まれていました。
「多和産直 結願の郷」「天体望遠鏡博物館」がオープンするのは毎週土日と祝日。
週末は多くの人で賑わいますが、平日はとても静か。
おへんろさんがぽつりとベンチに座って休憩する多和らしい風景も見受けられます。
「結願の里 多和」のイチョウの見頃はこの週末ごろまででしょうか。
背景の山々の景色にも癒されますので、ぜひ休憩に立ち寄ってみてくださいね。
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