2022年11月30日

「志度桐下駄」のワークショップに参加してみました!@志度

こんにちは、学生ライターのやまなつです🍂

今年も残すところ、わずかとなってきましたね。

先日レポートで昼と夜の顔をお伝えした11月5日開催のイベント「さぬきバル〜源内通り篇〜」

私は「山西商店」主催のワークショップ「桐下駄づくり」に参加してみました!

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「志度桐下駄」は明治時代から続く、さぬき市志度の伝統的な工芸品

伝統工芸士の山西さんに教わりながら、桐下駄づくりに初挑戦してきました✨

うまくできたでしょうか👀💭

後半では「さぬきバル〜源内通り篇〜」でのやまなつ目線で再発見した、志度の魅力もご紹介します📣

このたび初挑戦の「志度桐下駄づくり」

「さぬきバル〜源内通り篇〜」のワークショップとして開催されたイベントで、事前予約していた2部に参加しました🍂

レクチャーしていただいたのは、志度にて桐下駄の伝統を守り続ける「山西商店」の伝統工芸士、山西さんです。

さっそく、桐下駄づくりの様子をご紹介です🎶


初手は、鼻緒選び

会場につくと、すでに様々な柄の鼻緒が用意されていました💕

鼻緒は下駄の印象を左右する、重要なポイントです📍

素敵な鼻緒がたくさんで、とても迷います🌀

下駄を履くシーンを思い浮かべながら、自分で好きな柄を選びました👀💭

やまなつは、扇模様の赤い鼻緒をチョイス✨

白やピンク色の入った綺麗な柄で足元がパッと明るくなりますね💡

男性用の落ち着いた柄のものも素敵でした!


鼻緒を選んだら、下駄の台(足の乗る部分)が手渡されます。

※予約時に足のサイズをお伝えします。

艶がとても綺麗で、作る前からワクワクしますね✨


用意が整ったら、いざ、桐下駄づくりスタートです✨

まず最初に作るのは、「前つぼ」の部分。

台の穴に最初に選んだ鼻緒を通していきます✨

穴に鼻緒が通ったら、「目打」という道具を挟んで固結び。

このときのコツは、とにかくしっかりキツく結ぶこと!

鼻緒は履きやすさに関わる大事な部分です💭

目打を抜いて、紐を穴に通して結んだら、ひとまず「前つぼ」部分の完成✨

カンタンなようでコツのいる作業のため、苦戦しながらがんばります💦


続いて、足を入れる鼻緒の横部分をつくります🔨✨

ここでのポイントは、履きやすいよう、しっかりスペースを作ること!

台の穴に角度をつけて紐部分を入れ込みます!

裏返して、先ほども使用した目打を使って結んでいきます✨

ここでも悪戦苦闘(笑)

道具を使いながらの作業、不慣れながら、なんとか進みます🔥

横で山西さんの手つきをまねして、やっとこさ形になりました✨

終わりはしっかり結んで、仕上げ🔨✨

ここまでくれば、もう少しで完成です!

前部分の紐を仕舞い、金槌で平らに!

ただ打つだけではダメで、下駄を傷つけないよう、位置も注意しながら作業します🔨✨

山西さんに細かいところを教えてもらいながら、なんとか完成に漕ぎつけました!


左右できた下駄がこちら!

裏も無事うまく仕上げることができました!

無事、オンリーワンの桐下駄を作ることができ、大満足です!

ちなみに、この時は、まだ片方だけ ↓↓↓

1足分完成したときは、もっと嬉しそうな顔をしていたと思います!(笑)

これからの季節は、温泉地に行くに持っていきたいな〜!

桐下駄のカランコロンという音は、歩くたびに癒されますよね🍃


ちなみに、下駄の裏に貼られているのは「山西商店」のシール。

このシールが貼られている(山西商店にて購入した)下駄であれば、メンテナンス、鼻緒のすげ替えを行ってもらえます📣

物を長く大事に使えるような心意気がとても素敵だと感じました💭


また、ワークショップでは、山西さんが志度桐下駄の歴史や特徴も教えてくださいました✨

まず、桐は、軽くて丈夫で柔らかという特徴があります。

また、吸水性が高く、保温性に優れているので下駄の素材としては最適な材料であるそう。

そして、桐下駄の表面に塗られているのが「いぼた蠟(ロウ)」

このロウは、いわゆる天然のワックスで、かなり高級なもの✨

お話を通して、山西商店の「志度桐下駄」のこだわりを知ることができ、さらに大事に使いたいという思いが高まりました!

今回参加していた方の中には、こちらの桐下駄を愛用しているという方も!

理由を聞いたところ、一番は、履き心地がとても良いことだそう。

私もこれからたくさん使って、その心地を楽しみたいと思います✨

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今回話を伺った方は、お子さんが自分の桐下駄を作ってみたい!とのことで参加されたようです🔨✨

無事完成し、とても嬉しそうでした💭

自分だけの特別な桐下駄、心がおどります✨

今回の体験は、オリジナルの桐下駄作りに加え、職人技を肌で感じることができ、とても貴重な経験となりました📣

下駄といえば、夏祭りなどの行事のときに履くイメージがありますが、山西さんは、ぜひ日常使いでも履いてほしいとのこと💭

ハードルは高いですが、普段使いをめざして、志度の桐下駄を愛用していきたいです!


🍃やまなつ目線で魅力再発見⁉ 「さぬきバル〜源内通り篇〜」レポート🍃

今回の「さぬきバル〜源内通り篇〜」では、ワークショップ以外にもキッチンカーの出店や源内通りでの催しがありました📣

以下、やまなつが巡ったスポットをいくつかご紹介します🎶

イベント会場に着いたのは、午後3時頃。

メイン会場、平賀源内記念館の入り口にあった「ランタンクイズラリー」

やまなつも挑戦してみましたよ🎶

1つひとつ絵柄が違うランタンを楽しみながら、クイズを探しながら、志度寺まで続く源内通りを進みます。

最終地点の志度寺では、紅葉と五重塔のベストショットが撮れました📷✨

クイズは地元ならではのものが多く、初めて知ることばかり🔍✨

とても楽しかったです💕


クイズラリーを終えたら、ワークショップまでひと休み🍃

販売ブースの一角、さぬき市のぶどう農家「長谷ぶどう園」さんにて、「具だくさんスープ」と「クリームチーズバゲット」のセット(600円)を購入✨

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マルシェ会場から歩いてすぐの志度港にて、おだやかな海を眺めながらいただきました🌊

景色も相まって、格別に美味しかったです💕


日が落ち、ランタンの灯りが灯ると、とても幻想的な雰囲気に!

お昼と夜とでは、雰囲気がガラッと変わったので、その変化も楽しむことができました🎶


また、イベントまではまだ少し時間があったので、「旧さのや呉服店」の会場にも行ってみました✨

そちら開催されていた縁日を少しのぞいてびっくり!「かたぬき」がありました!

最近はめったに見ることがなかったので、とても懐かしい気持ちに💭

かなり粘ったのですが、最後で失敗(泣)残念〜💦

こちらの「かたぬき」コーナーは、さぬき市志度の農家さん「さかした農園」の出店✨

ワークショップまでの時間も、とても楽しく過ごすことができました💕


今回「さぬきバル〜源内通り篇〜」を通して、さぬき市の“素敵ポイント”がたくさん発見できました✨

今年初開催のイベントでしたが、ぜひ来年も開催されると嬉しいです✨

次回は「バル」の名の通り、お酒の提供もできるといいですね🎶


今回ご紹介した「志度桐下駄づくり体験」は事前に予約をすれば「山西商店」さんの『志度桐下駄道場』でも体験できます📣

こちらの予約ページをクリック!

🔗山西商店 志度の特産 桐下駄〜 (rgr.jp)

体験の様子はこちら↓

たのも〜! 伝統工芸士に弟子入り体験!「志度桐下駄道場」@志度


今回の桐下駄づくり体験は、やまなつにとって初の挑戦だったのですが、桐下駄を作ることができ、とても嬉しかったです✨

みなさんも、年末、または新年の新しい挑戦として、桐下駄づくりにチャレンジしてみてはいかがでしょうか📣

今回も、ご拝読ありがとうございました🍂




さぬきバル〜源内通り篇〜※終了・台風の影響で9月からの延期開催。

開催日時/2022年11月5日(土)15:00〜20:00

会場/源内通り:琴電志度駅〜平賀源内記念館〜旧さのや呉服店〜志度寺(香川県さぬき市志度 )

駐車場/さぬき市役所駐車場(200台)

お問い合わせ先/087-894-1601(一般社団法人 さぬき市観光協会)

志度桐下駄道場(山西商店 ) 

場所/香川県さぬき市志度5382-33【地図】

駐車場/3台

予約・お問い合わせ先/087-894-0306

いずれも1週間前までに要予約

あなただけのオリジナル下駄づくり(鼻緒つけ体験)

参加費/3500円〜

人数/1〜15人まで

所要時間/約1時間

桐下駄はどうやってつくるの?(工場見学)

参加費/1回1000円(何人でも参加可能)

人数/2〜10人

所要時間/約40分

下駄の歴史を知ろう(桐下駄を学ぶ)

参加費/1000円(お土産つき)

人数/5人〜10人

所要時間/約30分



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posted by sanuki-asobinin at 07:00| 香川 ☁| Comment(0) | レジャー・アート・写真 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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