2023年01月20日

大窪寺参りとあったかうどんで冬の多和巡りを楽しもう@多和

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先日はさぬき市末の「霊芝寺」さんでのイベントをご紹介しましたが

今年は地元のお寺を巡って『お寺再発見』というのもおすすめ。

特にさぬき市は四国霊場八十八箇所の上がり3か寺があり、2023年は弘法大師 空海が香川県に生まれて1250年となる記念の年。

これをきっかけに志度寺・長尾寺・大窪寺をお参りしてみませんか?

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なかでも結願寺の八十八番札所「大窪寺」周辺には観光気分で楽しめるスポットも。

お参りして、お土産を買って、有名人の色紙を見てワクワク。

帰りにはうどんを食べてほっかほかに。

冬の大窪寺周辺の見どころを今年の初詣からご紹介します♪




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さぬき市南部、山間部にあたる多和地区にある「大窪寺」。

標高788mの矢筈山中腹に位置するため、冬は寒さが厳しく雪が積もることも。

香川県随一の紅葉スポットでもありますが冬になると一気に参拝客は減少。

そんな中でも初詣は地元の方も多くお参りに来られ、帰りには周辺のお店で名物の打ち込みうどんを食べるというのがお馴染みになっています。


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1月初旬、初詣に訪れると仁王門前では満開の山茶花がお出迎えしてくれました。

ちょうど見頃♪


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真っ赤な金剛力士像に喝を入れられながら境内へ。


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仁王門から進むと先に大師堂が見えてきます。

春や秋には団体で納経する姿も見られる場所です。


実は大師堂の地下には八十八箇所のお砂踏みができる様になっています。

お正月三が日以外であれば8:00〜16:00の間に中に入ることができます。

気になる方は納経所で聞いてみてくださいね。


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大師堂の横にはポップな顔はめ看板が!

実はこれ、さぬき市上がり3か寺限定のフォトスポットなんです〜!

ここでもぜひ記念撮影を!


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ここまで歩んできたお遍路さんの金剛杖を納める場所があるのも結願寺である大窪寺ならでは。

その前にはあまり知られていない「原爆の火」があります。

戦中ヒロシマに落とされた原爆の残り火を福岡県の山本さんという方が故郷に持ち帰って大切に灯し続けてきたもので、叔父の形見として持ち帰ったという祈りの炎をぜひ四国霊場にもとここにやってきました。

1988年10月に大窪寺に運ばれ、その日以来1日も消えることなく燃え続け、毎年8月6日と8月9日にはご住職によるお祈りも行われています。

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早速大窪寺ならではのものにたくさん巡り会えましたが、本堂はこの先!

気持ちのいい冬の澄んだ空気の中、石畳を歩いて進んでいくと「奥の院」へ向かう看板が。

奥の院への道のりはかなり本格的な山道ですので、健脚な方ならぜひ登ってみていただきたいもの。


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手水所では龍がお出迎え。

雪が降るほど寒い日になると龍の口からつららが出ることも〜!

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そして本堂前には紅葉の時期に多くの方が撮影に訪れる大イチョウの木が。

冬の姿は少し寂しげですが、葉を落としても立派な幹と枝振りに圧倒されます。


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いよいよ本堂でお参り。

大窪寺の御本尊様は薬師如来様。

薬壺を左手に持ち病気を平癒してくださる仏様としても知られ、多くの方が心身の健康を祈願しに訪れますが…


大窪寺の薬師如来様はちょっと他とは違うのだそう。

左手には薬壺の代わりに法螺貝を持ち、それを吹くことで病や厄を吹き飛ばしてくださるのだとか!


そんな御本尊様は秘仏のため、なかなかお姿を拝見することはできません。

平成26年には四国霊場開創1200年を記念してご開帳が行われましたが、今後のご開帳は未定だそう。

貴重な平成26年のご開帳の様子はこちら→ 大窪寺、本尊ご開帳が始まりました!@多和



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その代わり前仏様が本堂には祀られておりますので、このお姿を眺めながらお参りを。

新型コロナウイルスの影響が出始めてから続けられている「疫病退散のご祈祷」は現在も続けられています。



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初詣のお楽しみといえばお参りのあとの「おみくじ」!!

本堂にはいろんな種類のおみくじがあり、この日も多くの方で賑わっていました。

なぜ初詣に行くとおみくじが引きたくなるのでしょう…(毎回引いてしまう自分)


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山中にある大窪寺の空気は年末年始からのだらけた心身をピシッと引き締めてくれました。

ご住職曰く、大窪寺の冬は寒さも厳しく雪の日にはたどり着くのが難しい日もありますが…

美しい雪化粧の様子が楽しめる日もあり、

奥の院近くの女体山山頂では澄んだ空気の中、岡山まで眺められるほどの絶景を楽しむこともできます。


新しい1年のはじまり。

気持ちを引き締めたい時は大窪寺に足を運んでみてはいかがでしょうか?


大窪寺
香川県さぬき市多和兼割96
駐車場/あり
お問い合わせ先/0879-56-2278



参拝後は周辺で観光気分を楽しもう!

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大窪寺の門前はさぬき市にはなかなかない観光地の雰囲気を持つ場所。

何度来てもワクワクします♪

山門から降りてすぐの「野田屋」さんでは串焼き団子や手作りの蒟蒻、ゆず入りの打ち込みうどんが。


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「八十八庵」さんでも蒸し立ての草餅や手作り蒟蒻、名物の打ち込みうどんが食べられます。

有名人も訪れるこのエリア、「八十八庵」さんの店内には多くの色紙を拝見することができますが…


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最近では昨年の夏の甲子園で話題になった高松商業高校の浅野くんのサインも加わりました〜!!


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続いて「温泉友達の陶芸家さんから素敵なものを頂いたんよ」と店主の井川さんが見せてくださったのは…

さぬき市寒川陶芸同好会でおなじみ、陶芸家 島田誠さんの作品!

門入の山から取り出した釉薬を使い焼き上げる「門入焼」は深く美しい色合いを見せてくれます。


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かわいい干支の置物にも癒されました〜!!!


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「八十八庵」さんでは県外の友人へ送るうどんのお土産を購入♪

さぬき市観光協会の物販でも大人気の「打ち込みうどんだしセット(4人前)」。

お店の打ち込みうどんが再現できる希釈用のだしと生うどんが入っています。

お店で食べる時に出てくる鉄鍋そっくりのパッケージがとっても素敵!


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そして定番でネタでしかないのですが、県外の人にはこれしかないでしょう。

「讃岐うどん風味棒(30本入)」!!!

原料にうどん出汁を使用したほんのり讃岐うどん風味のスナック菓子です。

うどんがおやつの香川県民もちょっと気になる…


このほかにもお土産売り場にはお酒・調味料・遍路用品などが販売されています。

地元の者でも覗いてみると新しい香川の味を再発見できますよ〜!


八十八庵
香川県さぬき市多和兼割93-1 【地図
営業時間/8:00〜16:30(ラストオーダー16:00)※新型コロナウイルス感染対策のため営業時間短縮中
定休日/無休
駐車場/あり
HP/http://www.yasobaan.jp/(外部サイトへ移動します)
TEL:0879-56-2160



薪ストーブで温まりながらいただくうどんはいかが?

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さてどこでうどんを食べようかな〜?と毎回迷ってしまう大窪寺参拝後。

この日は大窪寺から車で5分のところにある「野田屋 竹屋敷」さんの「お食事所はなみずき」でいただきました。

野田屋さんの名物といえば、ゆず入りの「打ち込みうどん」!!!


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きたきた〜〜〜!!!

鉄鍋でどーんとたっぷり「打ち込みうどん」!!!

少し甘めの味噌仕立てで麺によくだしが絡んで美味しい〜!!!

そして体の芯から温まります。

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ん?なんか柔らかいものが…お餅?!!

普段は入っていない焼き餅を発見!

実はいま期間限定で入れているのだそう。

味噌だしに焼き餅を絡めるとこれまた沁みる美味さ〜〜〜!!!


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「はなみずき」さんでは天ぷらメニューをオーダーすると揚げたてを提供してくださるので「天ぷらうどん」「天ぷらそば」も大人気です♪

サクサクの衣をじゅわっとだしに染み込ませていただく冬の「天ぷらうどん」は最高!

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店内には薪ストーブもあり、食後もしばし温まりながら長居してしまいました〜。


旅館 野田屋 竹屋敷内
お食事処 はなみずき
香川県さぬき市多和竹屋敷123-1 【地図
営業時間/10:00〜17:00(新型コロナウイルス感染拡大防止の影響で営業時間の変更あり)
定休日/なし
駐車場/あり
TEL:0879-56-2288
HP/http://takeyashiki.com/(外部サイトへ移動します)



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多和・大窪寺周辺は冬になると寒いイメージもあり行きにくく感じる場所かもしれません。

しかし行ってみると冬ならではの楽しみがたくさん!

次の休日はあえて『冬の多和巡り』を楽しんでみませんか?

雪の日は道路が凍結する可能性もあるので、交通情報をチェックして足を運んでみてくださいね。


posted by sanuki-asobinin at 00:00| 香川 ☁| Comment(0) | へんろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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