平賀源内印のプレムアムな1本が今年も登場!
「かがわ物産館 栗林庵」限定販売の『プレミアム梅ワイン』。
本日3月18日(土)から開催の『栗林庵10周年感謝祭』にて100本限定で販売がスタート!
先日まで見頃を迎えていた栗林公園の梅を収穫し、「さぬきワイナリー」で作られたこのワイン。
通常タイプとプレミアムタイプの2種類ありますが、何が違うのか?
なぜ栗林公園なのに平賀源内なのか?
さぬき市と栗林公園のつながりをご紹介します♪
高松市中心部にある「特別名勝 栗林公園」にやってきました。
高松藩主松平家の別邸として歴代藩主が修築を重ねた回遊式の大名庭園で、1年通して多くの観光客が訪れるのはもちろん、地元の方も散歩や花見を楽しみに訪れる場所です。
桜の開花が待ち遠しいこの時期、園内には高松地方気象台が観察している桜の標本木があるため、どうしても桜の蕾に注目が集まっていますが…
先日までは北梅林・南梅林での梅見を楽しむ方が多く訪れていました。
栗林公園には約150本の梅の木があり、北・南梅林でそれぞれ約70本が植えられています。
北梅林には梅の開花宣言のための観測用標本木があるそうですよ♪
そして南梅林は1748年から約100年間、「百花園」と呼ばれる薬草園だったそう。
試験的に植物が栽培される場所であり、当時は400種類以上の薬草を含む1300種類ほどの植物があったのだとか。
実はその「百花園」で1759年から2年の間、薬草を採集する頭取として携わっていたのが、さぬき市志度生まれの偉人 平賀源内。
江戸で日本有数の本草学者であった田村藍水に入門した源内は、その後世界最初の博覧会と呼ばれる「薬品会」を提唱、1759年にその主催者となりました。
その翌月より高松藩の命で薬種採集を続けることとなり、結果、栗林公園の薬草園整備も進んだと言われています。
平賀源内がオリーブの木と誤って当時の薬草園に持ち込んだ「ホルトノキ」も、いま北庭を中心に10数本残っているのだそうですよ。
そんな源内にちなんだ場所で実った「梅」の実を使い、仕込まれたのが「栗林公園の梅ワイン」。
2022年6月に収穫が行われ、100kgの梅の実がさぬき市大串半島にある「さぬきワイナリー」へと運ばれました。
ワイナリーのスタッフさんによって梅のへた取りが行われたのち、仕込みへ。
まずは2022年11月の栗林公園ライトアップに合わせて「かがわ物産館 栗林庵」で「栗林公園の梅ワイン」がリリース。
こちらは栗林公園で収穫した梅を100%使用し、約2週間かけて丁寧に発酵させたもの。
フレッシュさを出すためにすぐボトリングされてあるため、梅の香りと酸味を同時に楽しめます。
そんな「栗林公園の梅ワイン」をさらに熟成させたものが…
「栗林公園のプレミアム梅ワイン」!!
より熟成期間を持たせたため、まろやかになっているのが特徴です。
ラベルに源内が描かれているのは、前述のとおり栗林公園の梅林が源内ゆかりの場所だから。
しかもこの源内の絵、栗林庵店長の杉本さんの手描きだそうです!
さぬき市と栗林公園のコラボで生まれた、この時期だけの貴重なワイン。
ぜひ手に取ってみてくださいね。
「栗林公園のプレミアム梅ワイン」は3月18日から開催される『栗林庵10周年感謝祭』をきっかけに販売がスタート!
10周年感謝祭に合わせてお値段も1000円(税込)!!
100本の限定販売ですのでお急ぎください〜!
ほかにも店内には10周年感謝祭期間だけのお買い得な香川県の県産品も揃っています。
この機会に香川の名物にたくさん触れてみてくださいね。
「かがわ物産館 栗林庵」は栗林公園の入場門外にありますので、入園しなくてもお買い物ができます。
また、栗林公園の県営栗林公園駐車場を利用される場合は「栗林庵」で2500円以上のお買い物をすると駐車券(25分間無料)をもらえるのでお忘れなく〜!
かがわ物産館 栗林庵
場所/香川県高松市栗林町1丁目20番16号 栗林公園東門前【地図】
営業時間/9:30〜17:30 ※季節により営業時間が異なります
定休日/年中無休
お問合せ先/087-812-3155
特別名勝 栗林公園
場所/香川県高松市栗林町1丁目20番16号
開園日/年中無休
開園時間/ほぼ日の出から日没まで(2月は7:00〜17:30)
入園料/一般大人410円・小中学生170円・未就学児無料 ※団体料金・回数券・年間パスポートあり
お問い合わせ先/087-833-7411