3月21日(火・祝)に長谷ぶどう園みろく園地で行われた
「ソラシドレモンマルシェ」に行ってきました!
緑いっぱいのレモン畑で食と音楽を楽しめた野外フェスのような1日。
園内の人がみんな笑顔で過ごしていたのが印象的でした。
大きな目的である観光農園にむけたシャインマスカットの植樹祭も無事終了!
ぶどうってどんなふうに苗木を植えていくのか…?
その様子にも密着してきましたよ〜!
3月21日(火・祝)「ソラシドレモンマルシェ」の会場、みろく自然公園西側の「長谷ぶどう園 みろく園地」。
2年前にできたこの観光農園には現在100名以上の方が植樹したレモンの木がすくすくと育っています。
ちょうど2年前に植えたレモンの木も…
こんなに大きく成長していて感動!!
園地を運営する「長谷ぶどう園」さんとさぬき市長尾にある障がい者就労サービス事業所「ゆめぽけっと」さんのお手入れにより、すくすくと順調に育っていました。
この2年間で農園には大きな休憩所ハウスができ、カフェがオープンし、ぶどう狩り用のハウスができました。
今回の「ソラシドレモンマルシェ」ではマルシェやライブもありますが、メインイベントはこのハウスにぶどうの里親さんとシャインマスカットの苗木を植えること。
まずはぶどうの植樹祭を覗いてみましょう♪
みんなでフカフカ土づくり! シャインマスカット植樹祭
この日、「長谷ぶどう園」の長谷真里さんの呼びかけで集まったのは32組の里親さん。
なかには小さなお子さんを連れてご参加されているご家族も。
みなさん4年後に実るシャインマスカットを食べるのを楽しみにしているみたい。
まずは苗木を植えるための穴を掘る作業からスタート!
(長谷ぶどう園 長谷真里さん)
「穴は深さ60cm、直径60cmほどのものを掘ります。
しっかり土を柔らかくして、ぶどうが根を伸ばしやすくなるようにしていきます。
60cmと言わず、深く掘れば掘るほど良いです!」
よっしゃー!と掘り始めたものの、60cmはなかなかに深い…!!
固い土壌部分に苦戦するチームも。
大人も子どもたちも息があがってます〜〜。
掘れたチームから底に肥料を撒き入れて、牛糞堆肥と土を交互に乗せて元の高さまで戻していきます。
固かった土壌がふかふかのベッドに変わっていく瞬間。
完成したら添え木をしてシャインマスカットの苗木を土に乗せます。
この時のポイントは放射状に生えている根っこの中でも元気そうなものを南に向くように置くこと。
その上から腐葉土を被せていきます。
あんなに深く穴を掘ったのに、根っこを地中に埋めないという植樹方法にびっくり。
土を柔らかくしておくと這わした根っこからどんどん下に伸びていくのだそう。
長谷さんのハウスにもお邪魔したことがありますが、たしかにその土もとってもフカフカでした。
シャインマスカットを育てるためには柔らかい土づくりが大事なのだと納得!
この日里親さんが植えたシャインマスカットは4年後にはじめて収穫する予定。
初年度の実りは里親さんのものになりますが、翌5年目からは観光農園としてわたしたちがぶどう狩りを楽しめるようになります。
その日がとっても楽しみです。
レモン畑で野外フェス気分!
植樹祭が行われている間も敷地内ではマルシェが大盛況!
レモン畑ならではのもの、美味しいもの、こだわりのものがずらり並んでいました。
「長谷ぶどう園 みろく園地」を一緒に運営されている、さぬき市長尾の障がい者就労サービス事業所「ゆめぽけっと」さんはレモンや焼きドーナツ、自家製ラー油などを販売!
笑顔が素敵な皆さんに惹かれてついつい購入〜!
毎週金曜・土曜オープンの「みろく園地カフェ」では、自家製レモンクレープや自家製レモンスカッシュを販売!
キュートな笑顔の皆さんが作ってくれるレモンクレープは自家製シロップ漬けレモンの輪切りと甘酸っぱいレモンカスタード、ホイップクリームがたっぷり♪
目の前のレモン畑を眺めながら食べると最高に美味しい〜〜!!!
実はさぬき市志度出身、現在琴平町でカフェとゲストハウスを運営している「Kotier」さん。
甘い系からおかず系まで揃うキュートなサイズのキューブ食パンは大人気!
驚いたのは金刀比羅宮の名物でもある加美代飴を販売する五人百姓の一軒「池商店」さん!
敷居が高いイメージだった五人百姓ですが、自家製フリーズドライのフルーツを閉じ込めたロリポップキャンディについつい惹かれ…
思い切ってお話してみると、とても詳しく琴平の歴史や飴のことを教えてくださり、五人百姓の役割の奥深さを感じました。
香川の西端から出店されていた農家の「森のそら」さん。
お米や古代米の生産がメインですが、ちょっと変わった野菜たちや米粉のクッキー、バタフライピーを中心としたハーブティーもありました。
自家製おむすびのお弁当は噛むほどにお米が甘く、美味しかったです♪
こちらはさぬき市のイベントにもよく出店されている「EN Coffee」さん。
その場でドリップしてくれるコーヒーはこの日も大人気で、紙コップがなくなるほどでした〜!
津田町からはちりめんや釜揚げしらすの加工をされている「木村商店」さんが出店。
自家製のちりめん・わかめの佃煮は海のパワーを感じるおいしさ。
ごはんが何杯でもいけちゃいます!
風が肌寒い時間もあり、そんなときにふらりと立ち寄ってしまったのが「とんちゃんの炭焼きの骨つきソーセージ」!
みろく園地のイベントスタッフでもあるとんちゃんこと冨田さんはマシュマロもばっちり用意。
イベント終盤では子どもたちがマシュマロ焼きを楽しんでいました。
「HAGI」さんのスパイスカレーは期待を裏切らないおいしさ!
子どもでも食べられる辛味の少ないレモンクリームカレーをいただきましたが、こちらもクレープ同様 レモン畑を眺めつつ食べると味わい倍増!
多種多様なグルメが集まり、お腹も心もいっぱいになるマルシェブースでした♪
アイドルばりに盛り上がったライブブース!
休憩所テントでは4組のアーティストが登場するライブが開催されました。
お客さんたちもマルシェでテイクアウトしたものを食べながら音楽の時間を楽しんでいましたよ〜!
さまざまな楽器の音色が聞こえてくるので気になってついつい覗いてしまう人も。
突然アーティスト同士のセッションも生まれ、ここだけの音楽を楽しめる時間もありました。
アイドルのライブばりに盛り上がるシーンも!
みなさん自作の推しうちわを大きく振って楽しそう〜〜!!
これぞ野フェス!!
ラストはこのイベントに合わせて結成した「ごくー」の音楽に癒されました。
お客さんからのアンコールもあり、最後は大盛り上がりに!
植樹祭・ライブ・マルシェを通してみろく園地の過ごしやすさや集まった人の温かさを感じた1日。
時折空から落ちてくる雨も気にならないほど楽しく過ごせました。
マルシェに参加できなかった方も、毎週金曜・土曜オープンの「みろく園地カフェ」は一般の方でも利用できますのでぜひ足を運んでみてくださいね。
気候の良くなるこれからの時期、野菜たっぷりのスープと自家製ホットサンドを食べながらのんびりと過ごしてみてはいかがでしょうか?
今後のみろく園地情報やカフェの最新情報は公式Instagramでチェック!
ソラシドレモンマルシェ ※終了
開催日時/2023年3月21日(火・祝)10:00〜15:00 荒天中止・小雨決行
会場/長谷ぶどう園みろく園地内
駐車場/あり(みろく園地前の池周辺)
予約・お問い合わせ先/080-3167-0061(長谷)
長谷ぶどう園みろく園地
場所/香川県さぬき市大川町富田中3278-1【地図】
カフェ営業日時/毎週金曜・土曜11:00〜15:00 (12月〜2月は休業)
予約・お問い合わせ先/080-3167-0061(長谷)
公式Instagram https://www.instagram.com/mirokuenchi/
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