2023年03月30日

”古代のサウナ”⁉ 塚原のから風呂にチャレンジ!@昭和

こんにちは、学生ライターのやまなつです!

いよいよ私があそたつの記事を書くのはこれで最後になります。

そこで、古代のサウナと称される、塚原のから風呂にチャレンジ!

塚原から風呂は、全国のサウナファンからも近年注目を集めるホットスポット♨

服を着たまま入るという、ユニークな体験ができる場所でもあります👀💭

さて、どんな体験が待っていたのでしょうか!?

アツアツな体験レポートをお楽しみください🔥🔥🔥


さぬき市昭和、塚原地区にある、塚原から風呂

古代のサウナと呼ばれ、その始まりはなんと、1300年前!

奈良時代の高僧、行基が讃岐を訪れた際に作ったとされています。

また、瀬戸内には同様のものが多くあったそうですが、昔のままのカタチで残され、運営されている岩風呂としては、唯一の施設✨

歴史的にも、文化的にも貴重な場所となっています🍃


外観はこちら!

なんとものどかな雰囲気ですね🍃

坂を上った場所(写真左手側)には「行基苑」、写真右手側にはため池があり、歴史と風情を感じられる場所です。

行基さんに所縁のある場所であることから、歩き遍路で訪れるお客さんもいらっしゃるそう🍃

から風呂は、神経痛、リウマチ、肩こり、冷え性、疲労回復等、万病に良いと伝えられており、旅の疲れもとれること間違いなしです✨


受付のスペースには、行基さんの写真も飾られていました👀💭


📣ここで少し、から風呂がどんなものなのかご説明します📣

まずは入り口♨

豊島石の石室に、小窓付きの鉄扉という、シンプルな外観。

風呂の構造は幅1.2m、奥行2.7mとなっています。

風呂は「ぬるい方」「あつい方」の2つ。

ゆるい名前がなんともチャーミングです💛


営業日は、朝早くから、風呂の中で薪を1時間ほど焚いて、石室を温めます。

一度に使われる薪はなんと約150Kg🔥✨

うまく燃えないと燃えかすが出て、風呂が煙たくなってしまうそうで、そうならないよう、薪の量の調整が肝心だそう💭

薪が炭になったら、濡れムシロと濡れコモを交互に敷き重ね、塩水をまきます。

ラスト、入り口を閉めた状態で蒸すこと約1時間⌚✨

「あつい方」の風呂が完成します♨

温度はなんと、160度〜200度!


実際に火を焚く様子は、こちらの記事で紹介していますよ🎶

🔗『から風呂』リニューアル営業中♪@長尾


また、こちらの壁。

やまなつは最初、黒い壁だと思っていたのですが,,,なんと全部煤でびっくり!

興味本位で触ってみたら、手が真っ黒になりました✋✨

漆黒の天井と壁は、から風呂ならではです🔥


🔥いよいよ、から風呂体験🔥

から風呂は、長袖・長ズボン、そして草履・頭巾を着用して入ります!

(草履:800円  / 頭巾:1000円

草履は、地元の方が手作りされているもので、購入することもできますよ💛

草履と頭巾は、レンタルでの貸し出しがあり、今回は、そちらをお借りしました✨


すごい見た目ですね、、けどここからさらに、毛布を被ります!

もう、なんというか、雪ん子みたいですね⛄✨

やまなつは、不思議体験が大好きなので、この格好ができただけで、ちょっと満足でした💛

(左は次期学生ライターの櫛部君)

けれど、本番はここから!!


さっそく、から風呂の「あつい方」にチャレンジです🔥✨

扉を開けるとすごい熱気が…🔥🔥🔥

2人ともたまらず「あっつっ!!」

風呂内の空気は、タオルで口を押えないと息ができないくらい熱かったです💦

目を閉じて、浅く息をしていると、1分もたたず、汗がじんわり…

最初は2分ほどでギブアップでした💦


休憩は、横のフローリングスペースでとることができます。

スペースの真ん中には、から風呂をつくる際に使われた炭が🔥

炭火とゆらめく炎を眺め、じんわり温かい熱を感じながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます🍃

取材に伺った時間はお昼すぎだったので、もう少し日が落ちた時間帯になると、より幻想的なはず🔥

ぜひそんな時間帯にも行ってみたいですね♨


そしてここから、から風呂の効果を体感!?

最初のチャレンジは、2分ほどでギブアップでしたが、何度か入っていると、体が慣れてきます💭

そして、4回目くらいは、ほんとうに温泉に入っているような感覚に!

石壁からの熱が全方向から来るので、たしかに服を着たまま入っているのに、お湯に浸かっているような気分になります👀💭

もちろん汗もかいているのですが、サラッとしているので、不快感もありません🍃

から風呂は、無理せず、あくまで自分の加減に合わせて入るのがいちばんだそう。

4,5回入ると、体の芯まで温まり、お風呂を出た後も、ぽかぽかになります🔥✨

やまなつは最初、岩盤浴のようなイメージを持っていたのですが、それとは一味も二味も違っていて、びっくりでした!


から風呂の「ぬるい方」も体験してみましたよ🎶

こちらは、最後に温めたのが4日前にも関わらず、じんわりあったかさが残っていて、長く過ごすのにベストな温度でした🔥

風呂の中は照明がなく、光は小窓から差す灯りのみなので、一日の終わりにリラックスするのにもピッタリです🍃


そして現在、塚原のから風呂を守るのは、「塚原から風呂保存会」の皆さん。

18113.jpg

から風呂の歴史と文化を守りたい、から風呂を絶やしたくない、という熱い思いと愛をもって集まった有志のみなさんで運営されています📣

唯一無二の魅力がつまった、塚原から風呂🔥✨

みなさんもぜひ一度、足を運んでみてください。


また、熱い風呂を体験してみたいという方は、土日がおすすめ!

木曜日から毎日火を焚くため、土日がいちばん熱くなるそう🔥🔥🔥

から風呂へ行かれる際は、パジャマやトレーナー等、汗取り用の衣類とタオルをご持参下さい。(入浴料:500円)

※重度の高血圧症、狭心症、心筋梗塞の方、飲酒されている方はご利用できないため、ご注意ください。


入り口には、東部青果市場の野菜も🍊✨

から風呂に行った際はぜひ、安くて新鮮なお野菜もゲットして帰りましょう🎶

この度、やまなつは、から風呂初体験でしたが、存分に満喫することができました!
「サウナ」というよりはむしろ、「風呂」という感覚を味わうことができ、とても楽しかったです✨
みなさんもぜひ、から風呂で不思議体験をしてみてください🎶
そして、体の芯まで温まりましょう🔥🔥🔥

そして、この記事をもって、やまなつは学生ライターとしての任期が終了になります🍃

この1年間、あそたつを通して、多くの貴重な経験をさせていただきました。

素敵な場所や人に出会えたことを、本当に嬉しく思います。

そして、関わってくださった多くの方々にこの場を借りて、感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。

これにて、学生ライターとしての任務は完了ですが!さぬき市魅力発見の旅は続きます🍃

やまなつにとって、さぬき市は、魅力の詰まった大好きな場所です📍

読者のみなさんはぜひ今後も、あそたつを通して、さぬき市の情報をチェックしてくださいね🎶

そして、さぬき市の魅力をたくさん発見できることを願っています✨

最後までお付き合いありがとうございました🍃



から風呂
香川県さぬき市昭和1050-1 【地図
営業時間/12:00〜21:00
定休日/毎週 月、火、水曜日
入浴料/大人500円
駐車場/あり
HP/https://karaburo0.webnode.jp/
TEL:0879-52-1202
posted by sanuki-asobinin at 17:00| 香川 | Comment(0) | レジャー・アート・写真 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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