ゴールデンウィークのお楽しみ…と思っていた季節のお花が予定よりも早く開花し始めています。
「咲いてきたよ〜!」と連絡をいただき、行ってきたのは、
四国霊場八十八番札所「大窪寺」門前のうどん店「八十八庵」さん。
裏庭のシャクナゲ園、すでに5分咲きになっているそう!
今年は桜も早かったけど、シャクナゲも早い〜〜!!!
今年の見ごろを見極めに、一足お先に「八十八庵」さんのシャクナゲ園にお邪魔してきました。
まだまだ咲き始めのものも多かったですが、十分楽しめるボリュームでしたよ〜!
夜の間にたくさん雨が降り、涼しい春の日となった4月17日(月)。
さぬき市多和の山間部、四国霊場八十八番札所「大窪寺」へ行ってきました。
山門のもみじはもちろん、ここに向かう途中の山の緑も鮮やかで新緑の季節だということを実感。
今回のお目当ては門前のうどん店「八十八庵」さんの裏庭にあるシャクナゲ園!
毎年ゴールデンウィークごろに見ごろを迎えるのですが、今年は例年より10日も早く開花が始まり、現在5分咲きとのこと。
急いで見に行かなくては!と早速裏山へレッツゴ〜!!!
裏庭のシャクナゲ園には「八十八庵」さんの駐車場南側から入ることができます。
この看板の場所から中へ入っていきますよ〜!
※見学したい方は「八十八庵」店頭で「シャクナゲ園」の入場券をもらってから行きましょう。
木漏れ日差し込む山道をずんずん歩いていきます。
アスファルト舗装されていませんが、雨の後でも意外とぬかるんでいませんでした。
マスクを外して深呼吸すると、冷たい森の空気が心地よく肺に入ってきます。
しばらく行くと、片側の斜面に札付きの若い木が!
これがシャクナゲ!
「八十八庵」さんでは多くの方に結婚記念日やお孫さんの誕生日などの記念に植樹してもらい、毎年ご自身の木が満開になるのを楽しんでもらっています。
コロナ禍以前は見頃になる前にみなさんにお手紙を出して開花のお知らせをしていたのだとか。
大きなシャクナゲの木も発見!
こちらはもう花が咲いています!!
ツツジのように開いた柔らかい花弁がボール状に固まっているシャクナゲの花は見応えバツグン。
鮮やかなピンク色が日陰の中で輝いていました。
もうすぐ咲きそうなものも多く、花が開いていく段階がよくわかります。
蕾の頃からこんなに鮮やかなのですね!
入り口から10分ほど歩くと入園券入れのある小さい広場に到着!
お店からもらった入園券はここに入れて、さあシャクナゲ園のメインを楽しみましょう♪
山歩きもここからメインロードに突入!
綺麗に平された土の道をどんどん登っていきます。
といっても道の周囲やシャクナゲの根元も綺麗に整備されていて歩きやすく、お店の方が毎日手入れをされているのがよくわかります。
おおおーーー!! シャクナゲのトンネル発見!!
人ひとり分の道幅なので、ここを通過すると花に包まれているような感覚に♪
背をかがめて通ると子ども目線で楽しめます♪
この付近では間近に花を楽しむことができます。
薄いものから濃いピンク、白いシャクナゲも。
360度ぐるりと山を見渡してみると様々な品種があるのだとわかります。
先代から大切に育ててきた木はこんなに立派に。
多和の涼しい気温だからこそ綺麗に咲くのだそう。
2000株が植えられているシャクナゲ園。
日当たりの良い場所から咲き始めますが…
今週は咲き始めの様子を。
来週になると徐々に満開になるものが増え、
今月いっぱいは楽しめるのではないかと「八十八庵」の井川さん。
(一昨年の様子)
見ごろの終盤、花が散り始めたころも美しいですよ♪
ゴールデンウィーク前半は「八十八庵」さんのシャクナゲ園へ。
今年は花が開くのが早めなので、できれば早めに足を運んでみてくださいね。
こちらはシャクナゲではありませんが、入園券入れの上に咲いていた「朴の花」。
香りがとても良いと言われるピンク色の花がとても綺麗でした。
こちらも見上げて楽しんでみてくださいね。
シャクナゲ園から帰ってきたら、名物のうどんを「八十八庵」さんで。
打ち込みうどんもおすすめですが、暑くなってくると細切りざるうどんの「団蔵うどん」もおすすめ。
驚くほど細麺で喉越しがよく、いくらでも食べられますよ〜!
食後に「大窪寺」へ参拝される方は、大師堂前の藤棚がちょうど見ごろを迎えていますので、こちらも覗いて見てくださいね。
紫と白の2種の藤棚を楽しめます。
春からちょっぴりお疲れ気味…という方も、ぜひ「山の新緑ドライブ〜多和の花さんぽ」をお楽しみください♪