さぬき市の季節の花がフィーバー中!
みろく自然公園でも2週間ほど早く
ハンカチノキが見ごろを迎えています。
なかなか見ることのできない珍しいものですが、4月20日時点で最盛期でしたので楽しみたい方はお早めに!
ハンカチノキと一緒に楽しめる園内の花もご紹介します♪
さぬき市大川町、県道10号線沿いにある「みろく自然公園」は、広い敷地内にアスレチックコース、遊具、民俗資料館、テニスコート、野球場、キャンプ場があるレジャースポット。
さらに一年中季節の花や木々を楽しめ、おさんぽするにも気持ちのいい場所です。
ゴールデンウィーク前のこの時期は珍しい「ハンカチノキ」が見頃になりますが…
桜の開花も早かった今年。
「ハンカチノキ」も見ごろが早いのでは?!と急ぎチェックしに行ってきました!
まずは園内の「こぶしともくれんの谷」へレッツゴー!!
「こぶしともくれんの谷」の先にある「ひがんばな」の斜面にあるのが「ハンカチノキ」。
みろく自然公園の駐車場からだとイベントドームや遊具の広場を横目に南下すればこの場所にたどり着きます。
県道10号線から直接近くの駐車場に入ることもできますので、詳しくはこちらをクリック!→地図はこちら
この看板を目印にどんどん先へ進みましょう!
山の中なので晴れた日でも空気がまだ冷たくて気持ちいい〜♪
暖かくなってくると虫の飛ぶ音が増えてちょっぴり気になる…
谷の反対側には紅白の花をつけた木が並んでいます。
これは「マンサク」の木。
みろく自然公園にはこの谷間とその近くに「マンサクロード」というマンサクの並木道があり、2月末ごろから咲き始め、4月末ごろまで長く楽しめます。
近づいてみるととても細く華奢な花であることがわかります。
足元にはマンサクの道が出来上がっていました。
そのまま進んでヒガンバナの斜面を上がっていくと…
ちょうど中腹の分かれ道に立っているのが「ハンカチノキ」!
幹には説明札がかけられているので初めての方でもすぐにわかります。
あまり名前を聞かないこの木は中国四川省雲南地方の標高1500m〜2000mほどの湿潤な森林に自生していて、中国では一級の保護植物。
日本には1952年に入ってきたそう。
その特徴は見上げてみるとよくわかります。
ご覧の通り、白いハンカチがひらひらとぶら下がっているように見えること!
なので「ハンカチノキ」と名付けられました。
風が吹くとふわふわっと揺れて、とっても綺麗。
白くてひらひらするものがたくさん揺れるのでユウレイのようにも見えます。
実はこの白いヒラヒラは花びらではありません。
ハンカチ部分は「ホウ」と呼ばれる葉の一種。
花の部分は真ん中の黒い部分です。
この花を守るように葉が変形したのがホウと言われています。
花の咲き始めから1週間前後が見頃といわれ、咲き始めはまだホウが黄緑色なのですが…
訪れた4月20日にはほとんどのホウが真っ白になっていました。
今年はこの週末22日(土)〜来週なかばごろが見ごろかと思われます。
先日の大雨でホウも散りやすくなっており、ひらひらと落ちてきたものを拾ってみました。
ハンカチというより肌にやさしいティッシュのような質感。
やわらかくて心地よい手触りでした。
「ハンカチノキ」は風に揺れてこそ、その姿の良さがわかるもの。
木の下に立って、じっくり見上げてみてくださいね。
さて「ハンカチノキ」をたっぷり観察したあとに見つけた季節の花もご紹介しましょう!
同じヒガンバナの斜面にあったのが…
モクレンやコブシ、朴に似た花。
ちょうどこれからが見ごろになりそう。
うすピンク色の花がとても綺麗でした。
谷の向こう側には大きな藤棚が。
伸び切った枝を管理されているスタッフさんがカットされていました。
今年の藤は開花が早く、先日の大雨でたくさん散ってしまったそうですが、まだまだ楽しめますよ〜!
みろく自然公園の藤は薄いピンク色と紫の2色あります。
この薄いピンクの藤がなんとも可愛い♪
藤が満開になると出てくるクマンバチも嬉しそう。
羽音がとても恐ろしく聞こえますが、基本的に何もしなければ人間には害を与えないとのこと。
静かに下から鑑賞しましょう。
こちらは紫の藤。
藤棚とその周辺に若い木が植樹されていました。
この春はみろく自然公園の花の見頃も2週間早くなっています。
毎年ゴールデンウィークにお花を楽しみに行っていたというかたも、早めに足を運んでみてくださいね。
ゴールデンウィークに「みろく自然公園」で遊ぶなら…