2023年11月17日

明日解禁!さぬきワイナリー今年の新酒の味わいは?@大串

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明日11月18日(土)さぬきワイナリー今年の新酒が解禁!!

今年リリースされるのは「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ2023」「新酒白ワイン」「海底熟成ワイン」の3種類。

「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ2023」の瓶詰め時には原料となるワイン用ぶどうの生みの親 香川大学農学部の望岡教授とそのゼミ生たちも見学に来られていました。

気になる新酒の今年の味わいは? 詳しくご紹介します!



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「さぬきワイナリー」は1988年に四国で初めてのワイナリーとしてさぬき市に設立。

当時志度の特産であったぶどうの産業継続も含め、新しい地元の特産品づくりの拠点として作られました。

2023年現在、自社圃場では4種のぶどうを栽培しつつ、ぶどうや果実による約20種のワインを醸造。

その特徴は「いずれも香川県産の素材」で作られていること。

この土地でしか味わえない農産物を使った地ワインがここにあります。

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毎年お盆の時期に今季のワイン仕込みが始まり、秋になるとその年の新酒がリリースされますが…

11月17日(金)には新酒「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ」の瓶詰めの様子が公開されました。



今年の新酒「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ2023」は…

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「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ」は香川大学農学部が開発したワイン用品種「香大農R-1」を使用して仕込む新酒の赤ワイン。

「香大農R-1」はマスカット・オブ・アレキサンドリアと沖縄の野生葡萄リュウキュウガネブを掛け合わせてできた、糖度が高く小粒で生命力の強いぶどうですが、注目すべきは通常のワイン用ぶどうに比べアントシアニンが2〜3倍多く含まれること!

そのため出来上がるワインの色もかなり濃くなります。

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タンクから繋がる透明ケースを見ると流れてきた「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ」の色がかなり濃い事がわかります!!

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瓶詰め作業では洗浄したボトルの中にどんどんワインを充填!!

部屋の中は新酒らしいフレッシュなぶどうの香りでいっぱい!

酔いそう〜〜〜!!

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今年変わったことといえば、さぬきワイナリーのボトル容量は725mlから国際基準の750mlにリニューアルしたこと。

それに合わせて瓶もラベルも新調されました。


気になる新ラベルはこちら!!

↓    ↓    ↓

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シックな黒をメインに、ぶどうの粒とワイングラスがゴールドのラインで表現されている素敵なラベルになりました!!

こちらは香川大学創造工学部の学生さんがデザインされました。

グラフィックデザインの授業の課題として制作されたものの中から、さぬきワイナリー・大学関係者・ワイナリーのお客さんによる投票で決定!

ソヴァジョーヌ・サヴルーズの原料ぶどうを開発した香川大学農学部の望岡教授も「若い学生の感覚で作ってもらえ、非常にオシャレで良いものができた。」と絶賛。

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ワイン自体の味わいはというと、まず原料は今年厳しい暑さが続いたものの、暑さに強い品種でもあるためぶどうの出来は上々。

竹中工場長曰く「今年は酸味を少し抑えられ、ほのかに甘みを感じる仕上がりになりました。」とのこと。


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気になる今年の味わいを望岡教授もテイスティング!!

(香川大学農学部 望岡教授)

「今年はわりと渋みも少なくて飲みやすいですね。

 適度な渋みと酸味があり非常に良く、美味しく仕上がったと思います。

 通常の赤ワインとは違ってビールのようにいろんな料理に合わせてみるのがおすすめ。

 例えばおでんやおにぎりなんかと一緒にいただいても味わいを邪魔しないと思います。」

おでんやおにぎりに合う赤ワイン?!

さらに望岡教授はラーメンやうどんにも合わせてみたいとのことで、「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ」がどんな食材にもある特殊なワインであることがよくわかります。

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(香川大学農学部 望岡教授とゼミ生の八木さん・松岡さん・妹尾さん・瀬部さん)

この日は望岡教授と一緒にゼミ生のみなさんも見学に来られていました。

香川大学附属農場にある香大農R-1の畑をお世話したり研究を進めてきたみなさんに瓶詰めの感想をお聞きしてみると…

「ワインができるまでの過程を見る機会はないので貴重な体験となりました。」

「学校の農園で収穫したものをすぐに仕込んでいる様子を見ていたので出来上がったワインもぜひ飲みたいです。」

と、自分たちが手がけたぶどうがワインになる様子を見て嬉しそう。

中には「ソヴァジョーヌ・サヴルーズは市販のチーズと合わせても美味しかった!」とおすすめしてくれる学生さんも。


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そんな「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ2023」(750ml・2750円)はいよいよ 11月18日(土)解禁!

7000本限定、さぬきワイナリー・県下酒販店にて販売スタート!

ハーフボトルもありますが、こちらはワイナリー隣のさぬき市物産センターや香川大学生協でのみ販売されます。

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さぬき市物産センターでは2020年〜2022年の「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ」も販売中。

年月を経て熟成していく過去の新酒との飲み比べも楽しんでみてくださいね。



11月18日に解禁される新酒はほかにも2種類!

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また同時に解禁される今年の新酒として、お盆時期に香川県のデラウェアで仕込みが行われた「新酒白ワイン(1760円)」も1000本限定で販売。

竹中工場長曰く、とてもフレッシュですっきりとした新酒らしい味わい。

デラウエア特有の甘い香りもたまりません。

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さらに今年初登場の新酒としては、「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ」を沖縄の海底に瓶ごと沈めて熟成させた「海底熟成ワイン(15000円)」が100本限定で販売されます。

「海底熟成ワイン」は昨年の新酒「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ2022」を瓶ごと沖縄の海底18メートルに沈めて熟成したもの。


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海の一部として1年過ごすうち瓶には沖縄の海に生きるさまざまなものが付着しますが、それも海底熟成ワインならではのアートと言われています。

海底熟成すると、海独特のゆらぎを浴びるうちにどんどんまろやかに変化するのだそうで、こちらもワイン好きにとっては最高の嗜好品!

お値段がお高めなので年末年始用に購入して、みんなでシェアして味わうのもアリですよ〜!


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気温変動が激しい中、試行錯誤しながら農家さん・ワイナリーの皆さんが作り上げたワインたち。

今年の恵みの味わいを新酒で楽しんでみてくださいね。



今年の新酒が試飲できちゃう新酒まつりへ!

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新酒解禁の11月18日(土)にはさぬきワイナリーで「さぬきワイン新酒まつり」が開催。

新酒の試飲はもちろん、その場で購入できたり、ワインの仕込みを行う工場見学やおいしいワインのおつまみマルシェも開催されます。

マイグラスを持ち込めば、瀬戸内海を見下ろすイートインスペースで出来立ての新酒を楽しむことも可能。


さぬきワイン新酒まつりの詳細はこちら!





さぬきワイナリー新酒まつり 
開催日時/2023年11月19日(土)10:00〜15:00
場所/さぬきワイナリー周辺
内容/新酒の試飲販売・キッチンカー出店など

さぬきワイナリー・さぬき市物産センター
住所/香川県さぬき市小田2671-13 【地図
見学時間/9:00〜17:00
定休日/火曜日(祝日の場合は営業)
駐車場/あり
HP/http://www.sanuki-wine.jp/
電話番号/087-895-1133

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posted by sanuki-asobinin at 09:12| 香川 ☁| Comment(0) | グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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