さぬき市冬の特産品「自然薯」の販売がはじまりました。
販売初日は開始と共に販売所の中は大行列!
多くのファンが年に一度のチャンスと詰めかけました。
今年の自然薯の出来栄えはいかに?
自然薯の生産現場、南川地区の若手農家さんにお聞きしました。
さぬき市の南部にある大川町南川地区は冬の特産品「自然薯」の名産地。
昼夜の寒暖差が激しく水はけの良い土地を生かして、昭和62年から自然薯を育てています。
南川地区では「南川自然薯研究会」を立ち上げ、農家さん自身が研究を重ねて良いものを作り続けており、毎年冬にお歳暮やリピーターさんからのオーダーが絶えません。
そんな「南川自然薯研究会」のみなさんが作った自然薯は、冬場に「南川自然の家」で購入することができます。
今年の販売は11月30日(木)にスタート!
朝8:30の販売開始に合わせて現地に行ってみると、駐車場はすでに満車状態!
中を覗いてみると〜
どしたんな!と言いたくなるほどの行列!!
レジを先頭にぐるりと人の列が1周回って大変なことに!
去年よりもかなり多くの方が買いに来てくれていたそう。
一番良い「秀品」は開始10分ほどで完売状態!
これには「南川自然薯研究会」のみなさんもびっくり!!
そんな研究会で一番若手の自然薯農家 小倉さんに今年の栽培についてお聞きしてみました。
(南川自然薯研究会 自然薯農家 小倉広士さん)
「今年は自然薯が伸びていく11月ごろに暖かい日が続いてしまい、腐ってしまうものもたくさんありました。
結果、本数も少なくなって1600本植えたものの1200本の収穫となりました。
むかごもとても少なくて、一昨年50kg収穫できていたものが今年は8kgほどしか採れませんでした。」
掘ってみないとわからない自然薯の出来栄え。
今年は夏から冬へと気温の急変化が大きな影響を与えたそう。
そんな中でも買いに来てくれた人から『ここのはよその自然薯とは全然違う』と買ってくださるのをみて、南川の自然薯はやっぱり立派なんだと改めて気づいたと小倉さん。
遠くから南川に足繁く通うファンのみなさんの姿を見て嬉しそうでした。
毎年大人気で販売開始後4〜5日で売り切れてしまう南川の自然薯。
今年は5000本ほどの限定販売となります。
購入できる自然薯は等級と重さによって価格が分かれています。
上の写真のものは一番良い等級の「秀」品(箱入りで1kg3400円〜)。
とにかく太くて長さが30cm以上あり、見目美しいもの。
箱入りで贈答用に買ったり、現地で配送をお願いする方が多いです。
その次に「優」品(1kg3000円〜)もありますが、こちらも次いで大人気。
こちらは袋入りの2級品(1kg2400円〜)。
秀・優の次に立派なもので袋入り。
箱がいらない人や親しい人用のプレゼントとして購入される方が多いものです。
贈答用にしたい方はお願いすると箱もつけてくれますよ♪
小倉さんがこっそりオススメしてくれたのは「◯得秀品(500g1600円)」「◯得優品(500g1300円)」。
ランクの良い「秀品」「優品」の中でも折れてしまったものなどを袋詰めしたものなので、とっても綺麗で立派な自然薯です。
一本丸々の姿じゃなくていいという方にはお値段もリーズナブルでベスト!
ちなみに小倉さんの大好きな自然薯の食べ方は「やっぱりとろろ!」とのこと。
お正月には肉うどんに自然薯のとろろをかけて食べるのだそうです。
美味しそう〜〜!!!
わたしは南川のお母さんたちがおすすめしてくださった二杯酢に磯部にしたとろろを落として食べるのが大好きです♪
南川の自然薯レシピはこちら!→南川の自然薯を使った、自然薯づくしの料理( ´艸`)♪
このほかにも形は悪いけど自宅で食べるなら十分な「等外品」や手作りの自然薯粉「じねんじょっ粉」も。
むかごは残念ながら初日でほぼ売り切れてしまいました。
初日が大盛況だったため、今年も南川の自然薯は4日〜5日程度で無くなるかも?
ぜひお早めに「南川自然の家」に足を運んでみてくださいね。
どうしても欲しいものがある場合は毎朝8:30からの販売に間に合うよう足を運ぶか、お電話で取置きをお願いするのがベター。
その場で全国発送してくれますので、送り先のご住所なども忘れずに〜!!
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