2023年12月04日

越冬のおとも「みかん」を買うなら…@昭和

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さむ〜くなってくるとついつい部屋に置いておきたくなる「みかん」。

今年もさぬき市昭和にある香川大学農学部附属農場では

農場のみかんを箱買いできる一般向けの販売がスタート!

2S〜2Lまでの温州みかんの中から好みでサイズも選べます♪

12月4日(月)からは小原紅早生も登場!

農場まで冬のみかんを買いに行きませんか?



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さぬき市昭和にある「香川大学農学部附属農場」にやってきました。

三木町にキャンパスを構える香川大学農学部の実習用農場ですが、実習用に育てている苗やお花、野菜、果樹は一般向けに販売されることがあり、この時期は農場で栽培している温州みかんの販売が行われます。


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香川大学農学部で育てている柑橘ははっさく・橙・シークワーサー・清美など10種ほど。

その中でも温州みかんは果樹収量としては農場で一番多く、本数は100本以上にも!

今年もそんなみかんの発売が11月20日からスタートしたとお聞きし、さっそく農場へ〜♪


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南側の入り口から急な坂を上がったところにあるのがみかんの販売所。

案内ボードを目印に部屋の入り口で待機しましょう。

1組ずつという入場制限があるため、中に入るとじっくりとみかんを選んで買うことができます。


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外で待っていると「試食用のみかんを食べて待ってて〜」と掛け声が。

今年のみかんの味見もできてこれは嬉しい〜!!


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さて中に入ると山積みのみかんコンテナが!!

農場では早めに収穫しておいたみかんをこうやってしばらくおいておきます。

もぎたては酸が強いため置いて酸を抜くと同時に、見えない傷が付いているみかんを選果するためなのだとか。

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そして販売用のみかんはこちら!!

一級品と等外品があり、いずれも5kg単位で購入できます。


メインで販売されているのは「興津早生(おきつわせ)」という品種。

昔ながらの品種で味がとても濃く、美味しいと評判のみかんです。


常連さんは箱を持ち込む方が多いのですが、箱がなくても現地でも用意してくれますのでご安心を。

コンテナには2S、S、2Lと表記がありますが、これらは全てみかんのサイズ。

どのくらいの大きさかというと…


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一番小さい「2S」でこのくらい。

小さなお子さんが剥きやすそうな大きさです。

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こちらはSサイズ。2Sより一回り大きいくらい。

実は一番人気なのはS〜Mサイズなのだとか!

食べやすいのもありますが、酸と甘みのバランスもよく美味しいからとリピーターが多いそう。

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こちらは一番大きな2Lサイズ。

もっと大きなものもあって剥きやすそう〜〜!

「食べ応えのあるのが好きだから2Lで」「大きいのと小さいのと混ぜて」など、自分や家族の好みでサイズを選べるのが嬉しいものところ♪


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温州みかんの「等外品」は5kg300円という破格!

味わいには遜色なく、自宅用にはおすすめ!

香川大学農学部の望岡教授いわく「皮にキズがある=葉が擦れるほど風が当たる場所」。

つまり日当たりの良い場所に育っているということで、等外品でも美味しいみかんが多いのだそうですよ〜!!


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そんな農学部附属農場のみかん販売で一番人気なのが「小原紅早生」。

昭和48年、香川県坂出市の小原さんの農園で栽培していた「宮川早生」という温州みかんの枝に突然できた変異種のみかん。

平成5年には品種登録された香川県のオリジナル品種で、現在は県内各所でも栽培されています。

赤みの強い皮の色と完熟した甘さが特徴ですが、奥では12月4日からの発売を控えて仕分けが行われていました。

キズや痛みをチェックしつつサイズを分けていくのですが…


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そこで登場するのがサイズわけマッシーン!!!(正しくは選果機)

大きさの違う穴が空いた道をみかんがゴトゴトと揺られて進み…


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自分の大きさにフィットする穴の場所でポトンと下へ落ちていきます。

サイズわけが一気にできちゃうのだからすごい!!


このようになかなか見ることのできない生産現場の様子も見られるのが、農場販売のいいところ。

みかん購入をきっかけに、地元大学の活動の様子を覗いてみてはいかがでしょうか?


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今年はシークワーサーも豊作なので一般に向けて販売中〜!

すだちのように使ってみるのがオススメですよ♪


香川大学附属農場のみかん販売は年明けまで続く予定ですが、売れ行きによっては年内に終了することも。

香川大学農学部附属農場のホームページで最新情報を確認して、お早めに足を運んでみてくださいね。



香川大学農学部附属農場 生産物販売ラインナップ

・4月10日頃〜 果物野菜苗販売(ナス、トマト、キュウリ、ピーマン、スイカなど)

・6月下旬頃〜 煎茶

・6月下旬〜7月上旬 桃

・8月〜9月下旬 ぶどう(ピオーネ、巨峰など)

・11月頃〜 みかん(12月には小原紅早生も)

・12月中旬頃〜 シンビジウム

その他、草花類(パンジー、ビオラ、日々草、ペチュニア)、野菜苗(キャベツ、ブロッコリー、白菜、玉ねぎ)なども季節ごとに販売。

大学生協、医学部売店でも生産物を販売していますので、ぜひ覗いてみてくださいね♪




【香川大学農学部附属農場 みかん販売】
販売日時/毎年11月中旬ごろ〜翌年1月上旬の平日  9:00〜11:30(売り切れ次第終了)
販売場所/附属農場内建物(香川県さぬき市昭和300-2【地図
駐車場/あり
お問い合わせ先/0879-52-2763
HP/http://www.ag.kagawa-u.ac.jp/noujo/

posted by sanuki-asobinin at 21:53| 香川 ☀| Comment(0) | ショッピング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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