四国霊場八十八番札所 大窪寺門前のうどん店「八十八庵」さんに今年もおひさなまが登場しました。
例年この時期から桃の節句まで展示されています。
お客さんはもちろん、大窪寺へ訪れたおへんろさんも楽しまれていました。
あったかい甘酒をいただきながら…
今年もおひなさまと過ごす時間をじっくりと楽しませていただきました!
さぬき市南部の山間部、多和地区にある四国霊場八十八番札所「大窪寺」にやってきました。
2月は雪が降ることもあり人が少ない時期ですが、今年はうるう年で四国遍路の『逆打ち』の年ということもあり、平日でもおへんろさんの姿をみかけます。
そんな「大窪寺」への参拝後に多くの方が立ち寄る門前通りにあるうどん店「八十八庵」さんでは、この時期ならではのものが登場しています。
店舗の駐車場から裏側の建物へと進んでいくと…
見えてきました!
まもなくやってくる桃の節句におなじみの…
お雛様です!!
「八十八庵」さんでは毎年この時期になると客間におひなさまを展示し、お客さんに楽しんでもらっています。
いつもは昭和30年代のお雛様と昭和50年代のお雛様が飾られるのですが、今年は逆打ち遍路のお客様が多く、スペースの関係で昭和50年のお雛様のみお目見え。
こちらの雛飾りは「八十八庵」をされている井川さんの娘さんが生まれた時に整えたもの。
県外で働く娘さんを想うように、この時期になると展示して披露しているのだそう。
住まいに合わせてコンパクトなお雛様が増えている中、ここまで立派な階段状のものを見られるのは貴重。
毎年素晴らしいなあと見惚れてしまいます。
お雛様にちなんだのれんなども展示されて、ここだけ春がひと足早くやってきたような雰囲気に。
お雛様の前の縁台も開放されていて、腰掛けて近くでじっくりと楽しむことができます。
「八十八庵」名物の打ち込みうどんを食べた後はここでゆっくり過ごしてみてくださいね。
わたしはこの日「甘酒」をいただきつつ楽しみました♪
とろっとろほかほかの甘酒はすりおろした生姜がたっぷりで体が芯から温まります。
底冷えする多和の山の中でいただくと格別♪
今年も「八十八庵」さんのお雛様は3月3日桃の節句ごろまでの展示。
暖かい日も増えてきたので、ドライブがてら立ち寄ってみてくださいね。
今なら店主の井川さんが高知で購入して育てている「バイカオウレン」も開花中!
朝ドラ『らんまん』でおなじみ、高知の植物学者 槙野富太郎博士ゆかりの植物です。
ドラマを見ていた人には「これがあの!」と盛り上がること間違いなし!
白く小さくかわいい花「バイカオウレン」の見頃は12月〜2月中と言われています。
お雛様の手前足元にありますので注目してみてくださいね。
八十八庵
香川県さぬき市多和兼割93-1 【地図】