大学卒業後、証券会社に6年勤めたのち、コロナ禍をきっかけに自分の生きる方向性を再考することに。
その際出会った地域活性人材育成会社にインターンとして入社し、その後さぬき市地域おこし協力隊に着任。
本来なら今年3月に任期が終了しますが、コロナ禍の特例を利用して活動の時間を1年延長しています。
・着任時の様子はこちら→ 弓道男子が新「さぬき市地域おこし協力隊」に!@さぬき市
1年目はさぬき市にどういうモノがあり、どういうひとが住んでいるのかを調べつつ、Instagramを使って写真や動画を日々アップ。
『田舎には何もない。都会にいくとなんでもある。』と考える地元の子どもたちにもっと地元の良さを感じてもらう機会として作った、大人と高校生が交わる機会。
すでに15回のSNS配信が行われています。
自分も地域プレイヤーの一員として活躍する場を作りたいと、津田町鶴羽にある一軒家を活用したシェアハウスを立ち上げました。
市外から地方へのお試し移住を希望する若者たちを受け入れています。(詳しくは後日ブログでもご紹介します♪)
(さぬき市地域おこし協力隊 折原拓人さん)
「退任後はビジネスとしてシェアハウスの運用をしながら人と地域を結んでいきたいです。
今までスポットライトが当たっていなかったモノ・ひと・ことをシェアハウスのオーナーとして外から来た人に直接伝えて繋げたい。
やりたいことを形にしながら『折原という移住者がさぬき市で面白いことやってる!』と地域の人に認識してもらえるように、自分にしかできないことを軸にさぬき市で活躍の場を広げていきたいと思っています。」
兵庫県姫路市出身、高校時代に建築学科で学ぶことでまちづくりや空間・建物が好きになったという折口さん。
大学で都市計画を学んだのち不動産開発会社に就職するも、『もっと体を動かしてまちづくりをしたい!』とさぬき市の協力隊に応募。
「海が好きで、いつか瀬戸内で自分で何かを起こして稼いでいきたい」という夢があった折口さんにとって、協力隊ミッションの「海辺に増えている空き家の活用・店舗と連携した賑わいづくり」は自分がチャレンジできる新しい場所に見えたそう。
「一般社団法人 さぬき市津田地区まちづくり協議会」の一員であり、地元で「カフェゆるりと。」を営む安芸さんにレクチャーを受けながら、時には地元の津田高生・津田町に長期滞在している学生・地域の人とともにDIY。
建物ができあがっていく段階から地域との繋がりができたのがよかったと折口さん。
また開店にむけてのクラウドファンディングでは目標金額を大幅に上回り、200人以上が支援するほどに!
また「店舗と連携した賑わいづくり」を目指して、津田高校生と共に「あくてぃぶんぶん」という地域新聞を2023年7月から発行。
折口さんが編集を行い、高校生が取材して記事を書いたり地域のマップを作成しています。
特に津田の裏路地にある店舗を記したマップは好評で、マップを見ながら津田の街を回ってくれている姿を見ると嬉しくなるそう。
「あくてぃぶんぶん」の第2号は「PORTO PIZZA」にて配布しているそうなので、気になる方はぜひ手に取ってみてくださいね。
さて、折口さんの『これから』は?
(さぬき市地域おこし協力隊 折口洋一さん)
「少しずつ津田にお店ができているが、どこにあるのかが分かりにくいという声も多く、それを指し示すような看板を作りたいと思っています。
いま津田ふるさと海岸通りを『ウラツダ』という愛称で呼ぼうとしていて、その場所がわかるように津田の松原、津田港などに掲示して、どこの路地に入ったらどんな店があるのかわかるようにしていきたいです。
関係人口といえば、『地域に移住はしない、観光と定住の間に当てはまる人』のことで、近年のまちづくりの中でも特に重要視されているものです。
大学2年の時に留学したドイツで自然の中で過ごすことが本当の幸福感と感じたことから、社会人になって島根県海士町の離島へ「大人の島留学」という制度を使って1年限定の移住にチャレンジ。
地域の直売所の運営と商品のブランディングなどを行いながら農業生産者とのつながりを深める中で、『農業のような手触り感のある暮らしがしたい』という新しい目標ができたそう。
次は自分が受け入れる立場になりたいと思った際に見つけたのが『さぬき市の関係人口創出』をミッションとした地域おこし協力隊員の募集でした。
着任の様子はこちら→ 都市圏の若者をさぬき市へ。新しい地域おこし協力隊員が誕生!@さぬき市
現在リーフレットを製作して都市部や市内で配布中(2月末現在11ヶ所設置)で、今後も関西圏で配布してくれる拠点を募集中とのこと。
「おおぞらのうえん」を中心に有機農業が盛んな小田地区で、緑肥「ソルゴー」を使った有機栽培ならではの手法を学んでいます。
手間はかかるけど、できたときの美味しさは格別!と岡本さん。
『これから』は、「さぬき市関係案内所」を広げつつ、引き続き農業修行しながら自分の畑で野菜やハーブにチャレンジしたいという夢も。
自分だからこそできる関係人口の受け入れを来年からやっていきたい、と意気込みを語ってくれました。
なんとなく人が減っていくまち、いろんなものがなくなりつつあるまち津田を再度見つめ直し、持続可能な津田地区を目指すためのプランを進めている協議会。
松原を中心とした観光に重きを置き、ウラツダ(津田ふるさと海岸周辺)を『賑わいファクター』、津田の松原を『癒し安らぎセクター』として維持しながら、香川・四国の東の玄関口という機能をきっちり持たせたい。」と寺山さん。
現在事業としては、地域おこし協力隊受け入れ事業(さぬき市と提携)・「PORTO PIZZA」を中心とした賑わい創出事業・関係人口創出・まちづくり事業を進めています。
併せて道の駅の改修計画・駐車場問題・瀬戸内国際芸術祭・案内看板の充実・2次交通などなど、さまざまな計画も立ち上がりつつあります。
(「一般社団法人 さぬき市津田地区まちづくり協議会」代表理事の寺山さん)
「大事なことはある程度自分たちの力でどうにかまちの方向性を決められたらと思っています。
協議会は実は会員を募集していないんです。そのかわり関わってくれた人がみんな仲間というスタンス。
いろんな人といろんな話をしていますが、その人たちはすでに協議会のメンバーだと思っています。
急激にまちが変化していくよりは、地域の人たちを置いて行かない。段階を踏んでいけたらと思っています。」
さぬき市の新しい動きの渦中となるプレイヤーたち。
その活動報告を聞いていると自分もなにか力になれることがあるのでは?と胸が熱くなりました!
彼らの活動・まちづくりの動きに今後も注目を!!


